ウェルシーランド構想のその2は、移住促進事業です。伊達市は海と山に囲まれた街で、農山村地域に自然豊かなところが広がっています。その中の市有地であった農政センター跡地を企画提案方式で売却。伊達建設事業協同組合が選定されました。53区画整備され、8割ほど申し込みがあり、20戸ほど建設され移住されています。これが優良田園住宅と言われる事業です。現在も建設中の住宅があり、住宅も2つと無いデザインで建てられていました。
伊達市は、「北の湘南」と呼ばれ、降雪は少なく、夏も暑い地域です。年間300件ほどの移住についての問い合わせがあり、担当の職員も2名配置して、道内外から視察に来られる方の相談対応をしています。また、移住体験1ヶ月2ヶ月の中長期滞在の事業を進めています。「心の伊達市民」を市外在住者から募集し、伊達市をPRしていただいたり、モニタリングをおこなっています。単に移住を促進するだけでなく、街づくりを行いながら、移住を促進しているとのことでした。
この他、伊達市には福祉施設が集中しているという点も福祉施策充実にむけた取り組みをすすめているのも特徴です。また、全国でも地価の上昇をしている市でもあり、09年度はトップ10に入っています。
今後の事業展開については、「豊かなまち創出協議会」が刷新され30代や40代の委員が中心となり、具体的に検討されていくようです。
写真は、「伊達版優良田園住宅事業」の場所。奥には、有珠山と昭和新山を望むことができます。
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