どうも、今回は世代間対立について。
古代エジプトの文書に、「最近の若者は・・・」という文章があったと聞いたことがあります。
プロレス業界でも世代間抗争ってあります。有名どころだと超世代軍とか。
古今東西、若者は上の世代に、反対に上の世代は若者に対して、不満を抱えていることは珍しくありませんね。
したがって、ある程度の世代間対立が生じるのは仕方ない面もあります。
しかしながら現代日本の場合、度が過ぎていませんか。
「高齢者は集団自決せよ」と発言した御用学者が持て囃される。
何気ない場面で「老害」という単語が使われたり。
まあ私としても、高齢者に対して苛立ちを覚えることはありますよ。
特に麻生太郎とか二階俊博のような、幼稚な老人に対してね。
麻生や二階みたいな人格の老人を街中で見かけると、ついイラッとしますね。
ただまあ、どんなに腹が立っても、街中の老人の多くは我々と同じ貧困層であることを忘れてはなりません。
数年前、「下流老人」という本が話題になりました。
高齢者の9割は下流、貧困化する、という内容。
経済的に豊かな老人というのは、例外的存在なんですね。
現代日本の場合、世代間対立より貧困層と富裕層の対立という軸を明確化すべきだろうと思いますよ。
その軸を社会階層や階級と言っても良いでしょう。
それでも、どうしても高齢者を敵視したいなら、麻生や二階だけにしておきましょう。