ゆうかの戯言

日々の何気ないことや、思うことなどを書いていこうと思います。

熱血っていうか・・・。

2012-09-11 13:38:04 | 


図書館から借りた「セブン ルビ訳付」やっと読み終わったー。
英語の多読に、にわかにはまっていまして洋書を読んでます。

中学英語もままならないんだけど、ルビ訳ついてたら何とか最後まで読めちゃいました。
ストーリーも映画を見たことあるから、大体わかっていたので思い出しながら読んで、分からないところは・・・脳内妄想で乗り切りました。
いつも本を読むときはシーンを思い浮かべながら読んでいるんですが、ほかの人はあまりしないんだろうか?
たとえば、部屋の描写なんかが出てくると、右手に机、その向こうにベッド・・・と部屋を想像したりとか。

「セブン」は猟奇的な連続殺人なので、解る単語でシーンを想像しながら、解らない単語を推測するという感じで読み進めました。
しかし、日本語に訳すと「く●ったれ!」とか「●●野郎!」とかそんな感じのことがたくさん出てきて、この前読んだクリスティの「そして誰もいなくなった」とは文章の感じが全然違うので、もっときれいな文章読みたいと思いました。
あと、基本がなってないのでどうでもいい単語ばかり覚えます。
スペルは全然わからないんだけど、文字の並び具合で見た瞬間にこれかな?とひらめきます。
「くちひげ」とか「警部」、「うなずく」「突然」とか。
でも、be ~ とか、as~asとか中学、高校で習ったであろうことは忘れてしまって浮かんでこないので、すらすら読めるようになるにはまだまだかかりそうです。







蜘蛛・・・

2008-04-13 01:12:14 | 
絡新婦の理をやっと読み終わった・・・。
本の厚さが5センチくらいあってやっぱり長かったなぁ。
このシリーズでは、何となく関口くんが気に入ってるので最後の方にちょろっとしか出てこなくて物足りなかったなぁ・・・。
蜘蛛はあぁやっぱりっ・・・て言う人だったし。
前の作品よりいっぱい京極堂が出てたのが良かったかなぁ。
しかし降旗さんの豹変っぷりにはビックリだったよ。
さて、次はまだ読んでない魍魎の匣を読もうかな。


骨骨

2008-03-28 23:28:58 | 
「狂骨の夢」読み終わったら二三日具合悪くなった。
何かにあてられたんでしょうか??
マイペースな榎木津が良いです。
みんなにあしざまに言われてる関口さんも良いです。
それを見ててちょっぴり可哀想に思いながらもいじめたくなってる木場さんも良いです。
途中でこういうことだろと自分は読めるのに、作中人物達はさっぱり気付かないって所がもどかしかったなぁ・・・。
でも、面白かったです。

避けてたんだけどなぁ

2008-03-20 22:52:20 | 
この間、ずっと避けていた「京極夏彦」の本を読みました。「姑獲鳥の夏」です。
何で避けていたかというと、文庫なのに厚く見るからに長いっていうのがわかるし、本を開くと二段で書いてあるっていうくだらない理由だったんです。
そもそも、「京極夏彦」の作品を知ったのは、高校生の頃だったんですが、友人に勧められ、たぶん「狂骨の夢」を20ページ位は読んだかなぁと思うんです。あまり定かじゃないけど・・・。
高校生の時分には読んでもおもしろさって言うのが感じられなかったんですが、何の気無しに読んでみると、「薔薇の名前」の上巻を読んだ後のせいか、すごく読みやすくて一気に読んでしまいました。しかも面白いし。
年齢が主人公達に近づいてきたせいもあるんでしょうかね・・・?
最近、「有栖川有栖」等も読むようになってきたしな。


読書の秋

2007-10-27 22:49:30 | 
私の場合は秋だからっていっぱい読んでるわけじゃないんだけど・・・。
最近読んだ本。

「ZOKUDAM」森博嗣/著
「ロミ・品川」が配属された新しい部署は、遊園地の地下深くにあった。そこにはちょっとオタクな同僚の「ケン・十河」という若い男がいた。ふたりの新しい任務は、人型ロボットに乗り込み、悪の組織が放つ怪獣と戦うことであったのです。
毎日のマニュアルとの格闘から、実際に稼働までのお話です。
表紙からして何ともオタク心をくすぐりますヨ。
人型ロボットって言うのが、ガ●ダム??秘密基地って言うのも素敵。
登場人物も濃いんですわ。

「0(ゼロ)」柴田よしき/著
「指」という小説の続編らしい。
ホラーって書いてあったけど、違う気が・・・。
10から0へカウントダウンすると、頭を吹き飛ばして人を殺せる能力を持った犯人を捜す、刑事の物語?
前作から読めば良かったと後悔してます。

「えんの松原」伊藤遊/著
主人公の音羽は訳あって宮中で女の子として働いている13歳の男の子。
ある日音羽が働く温明殿の賢所に憲平と名乗る少年が忍び込んできます。
怨霊に祟られているという憲平と、「えんの松原」と呼ばれる松林との関係。
その謎を音羽が探っていく。
児童文学ながらも読み応えたっぷりの作品。

「ゴールド・ファイル」平井義一/著
北海道、たぶん恵庭が舞台の小説。
源義経の埋蔵金と少年の夏の思い出?冒険?
著者も北海道の人。でも、作中の北海道弁がちょっと変。
児童書っぽい内容だけど、主人公の中学生達が飲酒・喫煙してちゃ児童文学の所には置けないね。

「夜は一緒に散歩しよ」黒史郎/著
作家の横田卓郎は妻の三沙子を亡くし、娘の千秋と二人で暮らしていた。千秋は三沙子の死後、奇妙な絵を描くようになる。それは、人ではないモノ。千秋には何かが見えているのか?
そこそこ怖い。夏に読んだら良かったかなぁと。
でも、最後はちょっと強引な感じで、えぇぇ?
始めは良いんだけどなぁ・・・。

上から読んだ順番です。
おすすめは「ZOKUDAM」ですよ。



徒然に

2007-07-20 11:30:27 | 
最近読んだ本のお話。
読んだ本はもっといっぱいあるんだけど、印象に残ったモノを。

「ダ・ビンチ・コード上下」ダン・ブラウン著
去年映画化されて話題になっていたあの原作です。
ルーブル美術館で起きた殺人事件から、壮大な謎解きへと発展していきます。
文章は読みやすく、西洋美術史、宗教等の説明の様なところも退屈せずに読めました。登場人物も少ないので、この人誰?っていうのもないし。
でも、途中で黒幕が予想できちゃったり、EDも「やっぱりね。」って感じでした。上下巻になっていて分厚いのに作中の時間経過は僅か1日。
強行スジュールだなぁラングドン教授。
しかもまた恋に落ちるのね・・・。
ダン・ブラウンはこういうパターン好きなのかなのかなぁと思ったり。
「天使と悪魔」然り。
だけど、天使~は暗殺者がもったいぶって「仕事の後は麻薬で快楽は得ない」なんて言ってて、結局女買いに行くのかよっと、思わず突っ込んじゃった。
謎が解かれていく様は面白いです。
映画版を借りてきてルーブル美術館の死体の様子や、モナリザ・最後の晩餐の絵画、パリの町並みを見たくなりました。

「キップをなくして」池澤夏樹著
図書館司書のおすすめとして置いてあった本。
表紙の絵がほんわかしてて思わず借りて来ちゃった。
「キップをなくしたら駅から出られないの」
きっぷをなくしたイタルが、女の子に呼び止められます。
その日から、駅の子としてちょっぴり不思議な暮らしが始まります。
知ってる駅名が出てくるなぁと思ったら、著者は北海道出身でした。
この本を読んで、夏休みにはますます汽車に乗りたくなしました。
鉄道ファンの方一読してみてはいかがでしょう。
思わずにやりとしてしまうのでは?

生き残らねばならぬぅ

2007-03-16 21:06:49 | 
ルーンの子供たち「冬の剣」「冬の剣 消えることのない血」「冬の剣 夜明けを選べ」
ジョン・ミンヒ/著
酒井君二/訳
12歳の少年ボリス・ジンネマンと伝説の武具 雪の鎧「スノーガード」と冬の剣「ウインタラー」(あわせてウインターボトムキット)をめぐる物語。

図書館で何となく面白そうと、分厚かったけど借りてきました。
正直、赤ちゃんを抱いてさらに、長女の借りた絵本も持って歩いて帰ってくるのは大変でしたがね。
はじめの数ページを読んで、あぁ、ボリスのお兄ちゃんイェーフンネンは優しいなぁなんてほんわかしてたら、あれよあれよという間に大変なことに。
ちょっと崖に上ったら、次の瞬間にはまた下まで落ちてるっていうみたいにボリスの人生は苦難の連続です。
そんな中でも、ナウプリオンやイソレットみたいに信じられる人が出来たりするんですが、そんな生活も長続きせず・・・。
なんて言うかもう切なくて半べそかきながら読みました。
久しぶりにボリュームのあるファンタジーを読んだっていう気になりました。
なんでも、テイルズウィーバーというゲームの原作本で、著者のジョン・ミンヒさんは韓国の方です。
ファンタジーの世界も韓流なのかしらね?

オフィシャルサイトもあります。
ttp://www.ohzora.co.jp

ミッケ!

2007-03-08 20:41:22 | 
家の娘は今、ミッケ!I SPYシリーズの絵本にはまっています。
かくれんぼ絵本という物で、
小物の並んだ絵の中から、リストの物を探す本なのですが、
なかなか結構、難しい。
大人でも楽しめます。
最近錆びついてる脳を、活性化してみるのはどうでしょう。

世界のこども部屋

2006-10-04 17:04:35 | 
図書館でインテリアの本のあたりを見ていたら「世界のこども部屋」と言う本を見つけて借りてきました。
子供サイズのベットや、天井から下がるモビール・お姫様チックなオーガンジーの天蓋。
もうかわいくて仕方ないです。
子供も一人増えることだし、下のおもちゃ置き場を片付けるついでに、娘に「かわいい部屋を作ってあげたいわ」なんて思ったんですが、2階の子供部屋(仮)は旦那の物置になっていてどうにもこうにも・・・。
さっさと片付けて欲しいです。

そういえば、私が1人部屋をもらったのって何歳だったかなぁ・・・?
小学2・3年生の頃だったような気がするけど、記憶が曖昧だなぁ。
2階を改築するのにあわせて部屋を作ってもらって、小花柄の壁紙を自分で選んだんだっけ。
まったく収納の無い部屋だったので、ベットやたんすを置くとなんだかとっても狭い感じがしたなぁ。

リンドキストの箱舟

2006-09-07 15:08:40 | 
リンドキストの箱舟
アン・ハラム 野口 百合子・訳

異常気象と乱獲によって野生動物がほぼ絶滅し凍土と化した近未来の地球。そこをたった一人で旅する少女スロー。失われた野生動物を蘇らせる鍵となる不思議な生き物、リンドキストの子どもたちを、太陽の輝く希望の都市へと運ぶ。厳しい寒さと氷、盗賊、そして生き物を狙う者たちに行く手を阻まれながらも、リンドキストが魔法のようにハリネズミ、ビーバー、トナカイなどに変身し、守護者であるスローを救う。
勇敢な少女と不思議な生き物たちが繰り広げる冒険ファンタジー。(本書扉から)

図書館で表紙のイラストを見て即、借りてきた一冊。
水彩の柔らかいイラストとは裏腹に内容はかなりヘビー。
ちょっとだまされたって気がします。
少女スローを取り巻く状況はすごく過酷で、初っ端からどん底。
これでもかってくらい酷い状況が続くけど、希望を失わないスローがいじらしいです。
厳しい冬や氷の描写は北海道の冬を思い浮かばされましたが、原題が「Siberia」と言うのを知って、・・・あぁ、なるほどと思いました。でも作者はイギリス人。
最後はハッピーエンドなのかなぁ・・・?ちょっと物足りない終わり方だったけど、たまには女の子が主人公の本もいいかなぁと思いました。