信州湯めぐり紀行

 信州の日帰り温泉めぐりのお噺あれこれ...

天竜峡温泉 天竜峡温泉交流館

2013-07-15 | 南信

天竜峡温泉交流館(若返りの湯)

天然ラドン含有量は信州一。
入ってよし、飲んでよし、
また若がえりや美肌効果があるといわれております。
(飲んでよしと謳ってますが、この施設での飲泉は不可)
現在は飯田市による管理となっています。

R151を信号天竜峡を左折して道なりに走り、
JR飯田線天竜峡駅の踏切を過ぎたら、右斜め前に上がっていく細い道があります。

 
そば屋の左の道を入ります
パッと見、「えっ?ここ入れるの?」と感じる道ですが入ります。

道なりに上がっていくと、左手に洒落っけのない建物が見えます。



玄関を入ると左に下足棚があるので靴を置きスリッパに履き替え、右手にある受けに代金を支払います(現金支払い)

国民宿舎として運営されている施設の様です。

脱衣場にロッカーなし。
必要な方は、ロビーにあるロッカーを使いましょう。




脱衣場は階段を数段上った所にあります。
小さな脱衣場で、家庭用ですが一応洗面台があります。






浴室に入ると、右に時代を彷彿させる昔ながらの小さな内湯がひとつ。
3人も入るといっぱいです。
窓側に沿って半円形状に洗い場が並んでいます。
ちなみにシャワーは、所々にしかついてません。



静かな時間が流れる中で、力強く注がれる湯の音だけが響いています。
それにしても可愛くさえ思える湯船に思えませんか?





汗を洗い流し内湯へ。
注がれる湯は源泉掛け流しかと思いましたが、併用されてるようです。
それでもオーバーフローが多く、新鮮な湯がドンドン注がれていて気持ちがいいです。
湯の色は無色透明。
弱放射能泉ですがアルカリ度も高いので、昼神ほどではありませんがツルツル感があります。
湯温は40度。



湯口


オーバーフロー

ここは湯気抜きが微妙で、浴室内は微妙にサウナ状態になるので、長湯をする際は水分補給を忘れずに。






湯をあがった後は汗が止まらず、着替えたシャツがビショビショになるほどでした。
放射能泉は、体の中からじんわり温まると言いますから、そういう影響もあるかもしれません。

少々寂れた感のある施設ではありますが、個人的にはこんな空気感が好きです。


天竜峡温泉


住 所:飯田市川路4992-1
TEL:0265-27-2104
源泉名:天竜峡温泉
泉 質:単純弱放射能温泉
    (アルカリ性低張性低温泉)
泉 温:28.8度
湧出量:-
P H:9.81
残留物:241mg/kg
加 水:なし
加 温:あり
還 流:循環
浴 室:内湯
館 内:休憩所
営 業:13:00~20:00
休館日:水曜日
料 金:400円

 
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※注意※
・データーは訪問時のものです。
・温泉及び施設関する話は、あくまでも私個人の感想や思いです。
・画像は、何度か訪問している中でのものですから、季節や日時、カメラの違い等で画質及び画像内容に差異が生じることがあります。
 

高瀬分譲地温泉 駒留の湯

2013-07-12 | 北信

大町にある共同浴場《駒留の湯》

葛温泉に向かう道の途中、大町エネルギー博物館近くにあります。
建物は立派なもので、築300年以上の豪農屋敷を移築したものだそうです。
 


ぱっと見、温泉施設には見えない。


ただ、入り口が微妙で手作り感いっぱい。
何よりも、人の気配が感じられず、営業してるのかしら?と不安が…(笑)



案内に従って、トンネルになった通路を上がり、
受付らしき場所があったけど、声をかけても全く反応なし。
どうもそこではないみたい…
(多分、以前はここが受付だったと思います)

振り返ると玄関があったので、靴を脱いで通路を上がっていくと、大きな部屋の前に事務机が置かれ、そこに受付のおばさんがいました。

共同浴場の雰囲気はないです(^_^;)
でも、なんとも言えない他にはない変わった空気が流れていました。


休憩スペース?



脱衣場は殺風景なものですが、それでもしっかり鍵付きロッカーです。


浴室入り口ドアが開け放たれていましたが、
お客がいない時は開けておいてください。という注意書きがありました。
湯気抜きが微妙なのかな…


実際入るとわかりますが、長く浴室内にいるとかなり体力を消耗します。
熱気がこもってサウナ状態になるせいでしょう…。
広い空間なのに…なんか、勿体ない感じです。





浴室は、大きな内湯が存在感たっぷりに鎮座してます。
見るだけで気持ちが癒されます。



洗い場は、ドアの左右にあります。
お湯が出るまで時間が掛かります(笑)

静かな場所にありますから、注がれる湯の音とオーバーフローされる音しか聞こえません。


オーバーフロー


湯かき棒


オーバーフロー

湯は良泉を伺わせる無色透明。
ここは、葛温泉からの引湯で、加温加水消毒なしの源泉掛け流しとなっています。

葛温泉からの距離はかなりありますが、泉度の良さは言うまでもなく申し分なく、
葛温泉で見られる湯の花は確認できませんが、泉質の良さはまったく損なわれていないと感じます。
肌に纏わりつく感じが気持ちいいです。

湯温は少し熱く感じました。
43度を超えていたかも…。




入口から脱衣場に至るまで、あちこちに手書きの貼り紙がいっぱいありました(笑)
中には笑っちゃいけないけど、思わず笑みが零れてしまうような貼り紙も…
また、浴室の天井などは継ぎ接ぎだらけ…
でも、個人的にはこういうの大好きです(笑)




此処は、個人で経営されていると思われますが、建物は立派なのに、その良さが生かされてない。
というか…清潔感が足りないような気がします。
古くても日々の清掃がきちんとされていれば、年月が経てば経つほどいい色合いを出すもの。
それと、汚れは違います。
玄関から浴室に至るまで、もぅ少しの配慮があれば、もっと人気が出てもいい筈の温泉だと思います。



入湯代金は400円。
帰り、次回使える200円の割引券を頂きました。
いきなり半額?
でも、期限が短くて使えませんが、感謝の気持ちを込めてまた訪問したいと思います。

駒留の湯


住 所:大町市平高瀬入2112-108
TEL:0261-22-1227
源泉名:高瀬分譲地温泉
泉 質:単純硫黄温泉
    (弱アルカリ性低張性高温泉)
泉 温:84.0度
湧出量:-
P H:8.37
残留物:611mg/kg
加 水:なし
加 温:なし
還 流:源泉掛け流し
浴 室:内湯
館 内:休憩所
営 業:9:00~19:00
休館日:木曜
料 金:400円


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※注意※
・データーは訪問時のものです。
・温泉及び施設関する話は、あくまでも私個人の感想や思いです。
 

霊泉寺温泉 霊泉寺共同浴場

2013-07-11 | 東信

R254、霊泉寺温泉入口の看板を折れます。
道なりに走り続けると、古刹霊泉寺が出迎えてくれます。



 

この霊泉寺の左に無料の駐車場があるので、車で来られた方はこちらに止めるのがいいです。
というか、他に止める場所がありません。



時間が止まったかのような霊泉寺の街中をトボトボ歩いていると、湯治場のような雰囲気の旅館が両側に数軒…





右奥、赤いポストがある建物が共同浴場になります。


建物は時代の流れを感じる寂れたコンクリート造り。
特に大きな看板を下げているわけではないのですが、ここしかないな!と判ると思います(笑)

左が女性、右が男性の入口になります。



一応番台らしきものがあるのですが訪問日は無人でした。
入口に木製の料金箱が置いてありますので、そちらに入湯代金200円を入れます。


玄関をあがるとこれまた昭和を感じさせる脱衣場。
いかにも共同浴場にありがちな脱衣棚の他に貴重品用のロッカーがあります。




浴室のドアを開けると…
シンプルな造りの浴室が迎えてくれます。



なんでしょう…妙に懐かしさを感じます。


想像よりは大きめの内湯が一つ構えていて、右手に洗い場4か所ありましたが、シャワーはついてません。
またシャンプーなどはないので、必要な方は事前に用意することを勧めます。




湯船は泉度の良さそうなお湯が満ち溢れ、
湯口からは惜しげもなく源泉が気持ち良く注がれ、オーバーフローも気持ちがいいです。

また、藍色のタイルが、その泉質の良さを強調してくれるような色合いで、今では絶対、どんなデザイナーでも創造できないデザインにワクワクします。





湯は加温加水なしの源泉掛け流し。
スベスベ感もあり湯の柔らかさも感じられます。

消毒はされているそうですが気になるものではありません。
藍色のタイルが新鮮な源泉を更に美しく見せてくれているようです。




かなり古く寂れた感じ…
時代の流れを感じますが清潔感のある浴室で、なんか気持ちがホッとできる温泉です。


ちなみに、隣は女湯…
当然仕切りはあるのですが、それがプラスチックの半透明の壁。
目を凝らすと、なんとなく人影が見えます。



声もよく聞こえます。
向こうからも確認できるわけですから、良からぬ真似はせぬようにしましょう。

随分昔は、混浴だったという話を聞いたことがありますから、その名残なのかも知れませんね。
そんな良き?時代もあったんですねぇ…(笑)


日に数十人の利用でしょうから、維持管理は大変でしょうが、ずっと残してもらいたい共同浴場です。





近くには日帰り入浴が可能な旅館もあるので、管理が行き届いた施設を望みでしたら、そちらが宜しいと思います。


帰り、R254沿いで虚空蔵堂という看板があったので立ち寄り。
慈覚大師円仁が開いた法住寺にある「虚空蔵堂」は、県の重要文化財に指定されているようです。

歴史的なものにはまったく疎いのですが、何故か寺社を眺めるの好きなんです。

静かな場所です。
…時間が止まってるような感じがしました。


虚空蔵堂山門
R254に面しています。


遠くに見える虚空蔵堂を眺めながら、参道をゆっくり歩いていたら、
近所の方と思われる若い女性から「こんにちは」と声をかけられました。

どう見ても、私がこの辺の人間でないのはわかったと思うのですが、ごく当たり前のように声をかけられ、ちょっとびっくり。

慌てて「こんにちは」と返したら「観光ですか?」と…

こんなこともあるんだなぁと思いながら虚空蔵堂へ…





美しいフォルムです。



人影もなく寂しい空気が流れていました。
本堂は右手にあります。
虚空蔵堂の周囲だけが時が止まったようで、じっと見ていたら、動けなくなっちゃいました。




住 所:上田市平井字唐沢口2515
源泉名:霊泉寺温泉町有泉
泉 質:アルカリ性単純温泉
泉 温:43.8度
湧出量:不明
P H:8.9
残留物:1033mg/kg
加 水:なし
加 温:なし
還 流:源泉掛け流し
浴 室:内湯
営 業:7:00~21:00
休館日:無休
料 金:200円

 
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二本木温泉 二本木の湯

2013-07-10 | 南信

木曽は開田高原入口に位置する温泉。
名峰御嶽山の麓には温泉がたくさんあります。
二本木温泉は、シュワシュワを感じられる事で有名な温泉(笑)

ルート19から361に折れて、観光客に大人気のせせらぎの四季を通り過ぎて、しばらくすると看板が出てくるので、そこで左折。







山間の鄙びた温泉らしい玄関が迎えてくれます。


ここは村おこし事業で掘り当てた様です。



湯屋は左手にあります。
正面に食事の受付と、季節の地物を販売しております。
その左手に、入湯券の販売機と受付があります。
人の良さ気なおばさんが優しくお出迎えしてくれました。



のれんをくぐって脱衣場に入ると、壁に脱衣棚が備え付けられていて、そこにプラスチックの脱衣籠が入ってます。



ロッカーはないので、廊下にある貴重品ボックスを利用しましょう。




私が入った時は、地元のおじいさんが一人でした。
浴室は6人くらいで一杯になりそうな内湯が一つあるだけです。
洗い場は6あります。

今日は天気も良くなかったので、木曽駒も見ることができなかった(泣)


体を洗っている間におじいさんが出て行ったので、浴槽には殿様気分で浸かりました。
湯色は薄い茶色。
湯温は41度でした。
私には少しぬるく感じましたが、よく温まる感じがします。
5分ほど浸かってたら、汗が止まらなくなりました。
湯のあたりはpH通りのキシキシ感がありますが、泡の効果でしょうか柔らかくも感じます。
炭酸泉は美肌効果もあると聞きますから女性にお勧め。 

下のせせらぎの四季よりは透明度が高かったです。



湯口から少し掬って口に含んだら、軽く弾ける感じと鉄の味がしました。


腰を降ろして数秒…
私の体は、細かい泡に包まれていました。
見てるだけで気持ちよくなってきます。

視覚的に、白湯と違うというものを確認できると、
なぜか胸が躍る感じになります(笑)


左腕についた炭酸泡


左手の甲についた炭酸泡

子供の様に、何度も何度も、泡がいっぱいになるとそれを弾いてました。
画像で見ると、あまり綺麗には見えない(笑)


一度着替えて、休憩室で休んだあと再度入泉。
湯冷めした感じはありませんでしたが、この際だから、もう少し味わって…。

地元のおじさんが一人浸かっていて、「どこから来た?」と声をかけてきました。
常連さんなんでしょうか…すぐに余所者だとわかったようです(笑)



泡と戯れながら5分ほど浸かってあがりました。


ここは結構有名ですから、多くの方が訪問されると思いますが、季節的には紅葉の映える秋が宜しいと思います。
私も、次は紅葉の時に!と決めました。



帰りは、せっかくなので、少し上に行くとある、[唐沢の滝]を見学?
数分走ると左手にみえます。
車も数台停められます。


駐車場から

ただ、結構遠くに見えるので、
遊歩道をあがって、少し滝に近づいた方が滝のダイナミックさが伝わって来ます。



綺麗な水が流れ落ちていて…
おじさんは、たっぷりマイナスイオンを浴びてきました。

良いお湯に入って、マイナスイオン浴びて…
今朝よりはいいおっさんになってるはず(笑)
信じる者は救われる。



帰り、奈良井宿に立ち寄りました。
観光客がたくさんでした。







奈良井宿内で見つけたお店「こころ音」で少し遅いお昼。



こころ音で食べた[とうじそば]
ざるのようなものにそばを入れて、温めてある汁で少しゆがいて食べます。
そば自体の味はよくわかりませんでしたが、美味しかったですよ~。
値段は1300円だったかなぁ…。
ちなみに「とうじそば」の「とうじ」は、そばを汁に投じるところから来ているそうです。

中に入ったのは初めてでしたが、タイムスリップしたような空気が流れていました。
近くに行かれた方は、ちょっと立ち寄ってみるのも宜しいと思います。



奈良井宿、民家の軒先に咲いてた鉄線(クレマティス)

花言葉
「高潔」
「たくらみ」
「美しい心」
「旅人の喜び」
「精神的な美しさ」


住 所:木曽郡木曽町新開6013-1
TEL:0264-22-4000
源泉名:二本木温泉2号泉
泉 質:含二酸化炭素 - カルシウム - 炭酸水素塩冷鉱泉
泉 温:12.9度
湧出量:214L/分
P H:5.9
残留物:844mg/kg
加 水:なし
加 温:あり
還 流:循環
浴 室:内湯
館 内:大広間・食事可
営 業:10:00~19:00
休館日:木曜日
料 金:600円

 
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美ヶ原温泉 白糸の湯

2013-07-09 | 中信

美ヶ原温泉 の共同浴場「ふれあい山辺館 白糸の湯」

美ヶ原温泉は同じ松本にある浅間温泉の隣に位置していて、奈良時代から利用されていたという歴史を持つ温泉です。



現在の「白糸の湯」はリニューアルされたもので、以前は少し離れた場所にあったようです。

白塗りの壁に腰板といった蔵造りの建物…
共同浴場と言うには申し訳なく思う位、お洒落な建物です。



敷地内にあった道祖神


下駄箱はオープンと鍵付きあり。


右に行くと左手に受付があって、その手前に入湯券の自販機があります。
受付前のスペースが休憩所になっています。
受付のおばさんはとても気さくで優しい方でした。


受付前にある休憩所?


脱衣場はロッカー式です(無料)
白糸の湯は地元の憩いの温泉になっているので、いつも混み合っていますから、少々狭苦しさを感じます。


浴室に入ると、入り口に洗面器と風呂椅子が整理され、洗い場は右手の壁からL字型に続いています。
シャンプー等はないので用意して行きましょう。



湯船は真中あたりで仕切られ、共同浴場にしては比較的大きな方です。






湯は無色透明で臭いも特に感じません。
当然消毒されていますが、まったく気にならなかったです。


湯温は40~41度。
癖のない柔らかな泉質です。
そのせいでしょうか、地元の皆さんは揃って長湯。
すぐ近くの名湯浅間温泉と比べると、その柔らかさが心地良いです。






美ヶ原温泉は、ほぼ浅間と同じだろう…というイメージを持ってきましたが違いました。
柔らかさを強く感じます。


しかし、平日であるにも関わらずお客さんが途切れない。
中には、背中を流し合う方もいました。
こういう風景に出会うと、心がホッとします。



二つの湯船には、真中にある湯口から源泉が気持ち良さそうに掛け流されています。
白糸の湯は、源泉掛け流しをうたっていますが、循環との併用だと思います
カラン、シャワーの湯も源泉を利用しております。

しかも朝早くから営業…
地元の方にとっては最高の癒やしのスポットになっている事でしょう。



浴室内には飲泉できる蛇口があります。
私もコップに1杯頂きました。
まったく癖がなくまろやかで飲みやすい温泉です。
地元の方の中には、大きなペットボトルに持ちかえる人も多いです。



露天風呂



露天風呂は、共同浴場の割によく頑張って造った感じです。
場所が場所なので、景観を楽しむものではありません。
湯温は内湯と変わらないです。



露天・内湯ともに、湯口となっているのが塩ビ管(笑)
味わいと言えば味わいですが…







ロビーの受付の上に、白糸浴場時代の湯口が飾られていました。
時代を感じる味しい深いものです。
できれば、上手く利用してくれれば良かったのに…と思った次第です。


住 所:松本市里山辺85-1
TEL:0263-35-9076
源泉名:湯の原第2・3・4・5源泉の混合泉
泉 質:アルカリ性単純温泉
    (弱アルカリ性低張性高温泉)
泉 温:42.2度
湧出量:120L/分
P H:8.6
残留物:413mg/kg
加 水:なし
加 温:なし(気温の低い時のみ浴槽内で加温)
還 流:循環&源泉掛け流し
浴 室:内湯・露天風呂
館 内:ロビー、休憩所
営 業:6:30~21:00
休館日:第3火曜日
料 金:300円

 
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鹿塩温泉 湯元山塩館

2013-07-07 | 南信

大鹿村にある鹿塩温泉、旅館山塩館 




~高遠ー分杭峠(ゼロ地場で有名)ー大鹿村
もっと楽なコースがあったと思うのですが、
この際だからと、ゼロ地場で有名になった分杭峠を抜けて向かいました。

パワースポット流行りの昨今、ゼロ磁場も大変な人気のご様子。
判る人には判るようですが、
私の様な鈍感なおっさんには「パワースポット」のパワーを測り知るのは無理な様です(笑)


当初、小渋温泉《赤石荘》に行く予定でした。
途中がけ崩れがあって、赤石荘への道は通行止めとなっていたので、急遽同じ大鹿村にある鹿塩温泉に予定を変更。



山塩館は旅館業が本業で、
宿泊者の状況によっては日帰り入浴が出来ない事もあるので、事前に確認の連絡を入れてから行くのが宜しいと思います。
(あるブログでそれを批判しているコメントを見かけましたが、
旅館やホテルの場合、よくある事ですから…。
気持ち良く参りましょう)

とは言え、
自分は山塩館を予定していなく直接フロントで確認。

対応してくれた若女将さんは、大変快く迎えてくれました。


ロビーの左手にある廊下を行くと脱衣場の入口。
廊下には、地元で撮影された写真などがたくさん飾られています。





廊下に掲げられていた成分表


湯屋は檜風呂と石風呂があり、日替わりで男女の入替え。
本日の男性は石風呂。




脱衣場

脱衣場はシンプルでロッカーなどはないので、心配な方は貴重品などは持ち込まないようにしましょう。


浴室に入ると、左の壁沿いに洗い場が並び、右手に檜の源泉掛け流しの浴槽と大きな石風呂があります。






山間の旅館らしい、落ち着いた造りをした浴室。
センスの良さを感じます。



大浴場となってる内湯



源泉浴槽


分析表を見ると、蒸発残留物が25,000弱。
この温泉の成分の強さと言うか濃さは飛びぬけています。

この温泉が有名なのはその塩分濃度。
海水とほぼ同じ4%ということですから、かなり塩辛いと思います。


体を洗い、先ずは小さな湯船の源泉掛け流しの浴槽に浸かります。
大浴場の綺麗な湯とは違って、結構いい感じで濁っています。
湯温は30度を切っていたと思います。
他に一人お客さんがいたので、長くは浸かりませんでしたが、30分は楽に浸かってられると思います。




源泉槽に注がれるその源泉を口に掬ってみました。
ある程度の覚悟をして含みましたが、海水を飲み込んだ感じでした。
とにかくしょっぱい!
特に臭いは感じませんでしたが、この湯の成分の濃さはただものではありません。


肌に感じる湯の感じは、
成分が強いので、ガツンとした感じがあるのか?とも思いましたが、そういう事はなく、思いのほか柔らかさがあって体が包まれる感じがあります。
湯の花も大量に舞っていて、泉度の良さがよくわかります。





ちなみに、山奥にあるここ鹿塩の温泉が何故、こんなに塩辛いのか不思議だそうです。
温泉の多くは海水や化石海水と呼ばれるものがほとんどなのですが、どうもここの温泉はそれとは異質のもののようです。

また山塩館では、その塩分濃度の濃さから製塩もされています。
製塩された塩「山塩」は、べたつきが少なくさっぱりした塩らしいです。
機会がありましたら、試してみてはいかかでしょうか。



源泉槽の脇に、鹿塩温泉の由来が記されています。






源泉をたっぷり味わって大きな石風呂に浸かります。
湯は循環ろ過されているので、澄んだ湯になっています。
それでも、湯口から注がれる湯を手にとって口にすると、源泉となんら変わらない塩辛さを感じました。

循環されても、それほど大きく温泉の鮮度が損なわれるわけでもありませんから、加温された大浴場でも十分、鹿塩の温泉を堪能できると思います。



左/循環された湯 右/源泉


私の足で確認(笑)


窓の外を見ると、鹿塩川が流れ、緑も鮮やかで、露天風呂がなくとも十分解放感を味わえ、気持ちが癒されます。
素敵な温泉旅館です。


鹿塩温泉山塩館


本日は女湯になっていた「檜風呂」



ここ湯元山塩館の玄関にも、
「日本秘湯を守る会」の提灯がぶら下がっていました。
時々みかける提灯ですね。

「秘湯」の定義があるのでしょうが、
感覚的にどうなんでしょう?と感じる事が多々あります。
私の個人的な評価には大きな影響はないです。


大鹿村は、故原田芳雄さんの遺作となった映画「大鹿村騒動記」の人気もあって、多くの観光客が訪れているようです。
山塩館は「大鹿村騒動記」で使われていました。

近くに来ましたら、是非個性的な鹿塩温泉を堪能してくださいませ。
パワースポットへ行くより効果あると思います(*^^)v


住 所:下伊那郡大鹿村大字鹿塩631
TEL:0265-39-1010
源泉名:鹿塩温泉(鹿塩の湯1号・3号)
泉 質:含硫酸ーナトリウムー塩化物強塩冷鉱泉
    (弱アルカリ性高張性冷鉱泉)
泉 温:12.2度
湧出量:20L/分
P H:7.9
残留物:24980mg/kg
加 水:あり(濃度調整)
加 温:あり
還 流:循環&掛け流し併用
浴 室:石風呂~内湯、源泉槽
    檜風呂~檜の大浴場(寝湯あり)
館 内:ロビー(休憩所)、売店
営 業:10:30~14:00
休館日:不定(要確認)
料 金:700円
 

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鹿教湯温泉 鶴屋旅館

2013-07-06 | 東信

鹿教湯温泉にある旅館「鶴屋」さんで日帰り入浴。
場所は…湯端通り沿いにあります。
文殊堂や五台橋がある方へ行く通りですね。



フロントで日帰り入浴の旨を告げると、丁寧に説明をしてくださり、「さすが旅館だなぁ…」と感心。
今のところ、日帰りでの入浴客はいないと聞いたので、混浴風呂も体感できると思い、700円を支払い、いざ混浴へ!(笑)

ちなみに…
玄関は1Fなのですが、鶴屋さんの施設としては3Fにあたるようです。
湯屋は3Fに混浴の内湯と露天があり、2Fに男女別の内湯と露天があります。


混浴は建物の真裏に出るくらい一番奥にありました。
混浴ではありますが、脱衣場は男女別です(当然)



どこの脱衣場にもロッカーはないので、
貴重品はフロントに預けておくのがいいでしょう。

日帰りのお客は一人もいなかったので、真っ暗でした。



混浴浴室



なんとも不可思議な形をした湯船が真中に。
湯船が小さいのと大きいのがありましたが…
なんでしょう…熱湯とぬる湯?
かなと思ったのですが、どちらもかけ湯特有のぬる湯でした。

湯色が違うように見えますが、
これはタイルのせいだと思います。





湯はぬるくて気持ちがいいです。
40度あるかないかでしょうか…。
ツルツルするほどではありませんが、肌によく馴染む感じがあります。
癖がなく長湯ができる湯です。



時の流れを感じる造形物から湯が注がれています。

注がれる湯は、どれも飲泉可能。
コップ一杯飲んでみると、硫化水素臭が広がります。
癖がなくまろやかで美味しかったです。






小さな湯船の湯口
この女神?像からも湯が注がれています。
しっかり「鹿」もいます。


鶴屋混浴内湯



露天風呂


小さなプールみたい(笑)

川の向こう岸も見えて解放感があって気持ち良かった。
鳥のさえずりや川風も気持ち良くて、
ついつい長湯をしてしまいそうでした。
でも、川向こうに観光客やお参りに来ている方が歩いてるのが見えて、ちょっと落ち着かなかった(笑)




画像に見える巣箱は、ムササビの巣箱らしいです。
旅館「鶴屋」さんは、ムササビの来る宿として有名。

鶴屋混浴露天




こちらは混浴風呂に併設されている、御婦人専用の内湯になります。

フロントの方の説明では、
年配の湯治客が多く、とうしても介助や介護が必要な方もいるので、混浴風呂をなくさないでいるとの事でした。
皆さん、ご理解を。


さて、次は2階に下って「薬師の湯」へ。
ここもやっぱり真っ暗。
というか、廊下も階段も真っ暗でした(笑)


薬師湯入口


こちらも脱衣棚だけで、ロッカー等はありません。


浴室


洗い場


窓ガラス一枚隔てて露天風呂があります。
内湯の一部は寝湯スペースになってます。


こちらの湯温もぬるかったですが、混浴よりもさらにぬるく感じました。
露天も同じ感じでした。



露天風呂は…湯船しかないです。
景観を楽しむとか、庭があるとか…
はたまた体を休めるとか…そんなスペースはないです。



でも、こういう空間に独り過ごすのは嫌いじゃない(笑)
誰もいなかったので、体の芯までじっくりあったまるまで浸かってました。

鶴屋薬師湯露天


鹿教湯に来たら、湯にずんぶりと浸かるのがいいのです。
湯はすべて源泉掛け流し。
常に新鮮な湯が注がれ、気持ちがいいです。
湯はぬるく体によくなじみ、
長く浸かれる事で、さらに温泉の効能を堪能できる気分になります。
未だ湯治客が多いというのも頷けます。


帰り際、フロントの方に呼び止められ、
本日26日(訪問日)は風呂の日で、半額だったのを忘れていたという事で、御丁寧に350円の返金をして頂きました。

その350円は、文殊堂のお賽銭に使わせてもらいました。

文殊堂


住 所:上田市鹿教湯温泉1374
TEL:0268-44-2121
源泉名:鹿教湯温泉混合泉(2.3.4.5.6号源泉)
泉 質:単純温泉
    (弱アルカリ性低張性高温泉)
泉 温:47.1度
湧出量:2400L/分
P H:8.19
残留物:550mg/kg
成 分:547.8mg/kg
加 水:なし
加 温:あり
還 流:掛け流し&ろ過
浴 室:内湯、露天風呂、混浴風呂(内湯、露天)
館 内:大広間、ロビー、売店
営 業:12:00~18:00
休館日:なし
料 金:700円


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天竜温泉 おきよめの湯

2013-07-06 | 南信
信州最南端に位置する日帰り入浴施設。
もぅほとんど愛知県。

特に興味があった訳ではなかったのですが、手元に無料券があったので、使ってみよう!と一念発起(笑)
地図で見ると余裕で行けるな。と思ったけど、途中で何度も断念しそうになりました。

それでも、500円の入湯料が無料になるからと、ガソリンを使い労力をかけ…一人だったから更に疲れました。

国道151号から国道418号へ折れてからがまた長く感じました。
向かう道も一応国道なのですが、所々すれ違いが大変な所もあり、心細くなるような雰囲気もあり…
しまいには、道に蛇が死んでたりと…引き返したくもなりましたが、きっと二度とは来れないからと前進あるのみ!



山深く入っていき、やっと看板を見つけホッと一息。
「信州最南端の温泉、とったどぉ!」と言った気分(笑)
しかし、よくこんな所に作ったものだと感心しちゃいました。





《おきよめの湯》

運転疲れを癒やそうと、そそくさと浴室へ向かいます。

浴室に入ると、左下にすぐにかぶり湯があり、右手に洗い場が壁に仕切られる形であります。


かけ湯


洗い場


形の違う内湯が3つ…

見た瞬間、「ありゃ、これはないんじゃない?」と…
ちょっと勿体ない作りではないかしら?


入り口側から順に説明すると、手前がジャグジー槽になっています。
浴槽枠は大理石?
四角い湯船です。



真ん中の円形浴槽が圧注湯。
贅沢な造りですね…。
私はジャグジーもジェットもあまり好まないのでほとんど入る事はないのですが、
せっかくなので全部はいりましたよ。
でも、やっぱり湯がかき回されている分塩素臭が…



で、一番奥が大浴場全身浴槽となっています。
湯口が高い位置にあり、打たせ湯代わり?と思っていたら、本当に肩に当てている人がいた。
でも、壁も何もないから、体に当たった飛沫が飛び散って来るのでかなり迷惑な代物に思えた。
他のお客さんがいなくなってから、私もやってみた(笑)





全身浴槽の壁は鏡になってます。
なんの意味なのでしょか?
浴室を広く見せる為?
…十分広いと思いますが…






それにしても贅沢な作りです。
この手の施設には当たり前なサウナがあってもいいかも。


温泉は全て循環。
湯の色は無色透明。
泉質としてはアルカリ性の高い湯ということもあって、ツルツル感があって気持ちの良い温泉です。
人気の秘密はこのあたりなのでしょうか?



露天風呂

岩風呂の露天は広い敷地の中にあり、解放感があって気持ちがいいです。
屋根がついてないので、カンカン照りの日は大変かも…
湯温はぬるめなので長くつかってられます。
疲れたら山間の風を受けてクールダウンしましょう。






湯口は、鬼の顔をかたどった岩から注がれていました。



露天での透明度調査(笑)
足は湯の中に入ってます。



ロビーで休んでいたら、壁にデジタルの湯温計を確認。

見てわかるとおり湯温は低目なので、長くつかってられます。


住 所:下伊那郡天竜村神原5786-14
TEL:0260-32-3737
源泉名:天竜温泉おきよめの湯
泉 質:アルカリ性単純温泉
    (アルカリ性低張性低温泉)
泉 温:29.2度
湧出量:202L/分
P H:9.7
残留物:275mg/kg
成 分:311mg/kg
加 水:なし
加 温:あり
還 流:循環
浴 室:内湯x3(大浴場・気泡湯・圧注湯)、露天風呂
館 内:大広間、ロビー、売店
営 業:10:00~21:00
休館日:火曜日(祝日の場合翌日)
料 金:500円


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田沢温泉 ますや旅館

2013-07-05 | 東信
青木村の静かな山懐にある小さな温泉街「田沢温泉」にある《ますや旅館》






あの《有乳湯》のすぐ近く。
島崎藤村ゆかりの宿という事でも知られていますし、
私は観た事はないのですが、映画『卓球温泉』の舞台になった事でも有名になった旅館です。

ちなみに、建物は長野県の有形文化財の指定を受けているそうです。


ご主人らしき人に代金を支払い、案内された通り道なりに…突き当たるとあります。



長い廊下を延々と行くのですが、雰囲気があっていいですよ。
味のある高楼も確認しましょう。







途中にあった趣のある階段




脱衣場




脱衣場に貼ってありました。
上田辺りで使われる方言のようです。



浴室

私の訪問した時間が早かったので、浴槽にはまだ湯が満たされてませんでした。





シンプルな浴室に、注がれる湯の音だけが響いています。
ここは、混じりっ気ない源泉かけ流しで飲泉もできます。
コップで二杯頂きました。
口に含むと硫黄の香りが広がります。
柔らかい湯です。


湯温は39度くらい。
源泉は田沢2号泉と3号泉の混合泉。
同じ源泉を利用している有乳湯は、浴槽と掛け湯とで使い分けているので、湯の当たりは多少違うと思います。

有乳湯は投入量も多い事もあって、見事な泡付きを体感できますが、こちらでは確認できませんでした。








シャワーのフック


湯気抜き



大量投入されているわけではないのですが、オーバーフローが微妙…
と思っていたら発見!
浴室から、露天につながってる竹筒…



内湯から繋がってる筒から湯が流れてきてます。



露天風呂

シンプルな作り。



空を流れる雲を眺めながら、しばし時間を忘れてまったりできました。
この癖のない、それでいて体によく馴染む柔らかい湯は、間違いなく名湯です。




卓球室

玄関までの帰り道、「ピンポン室」を見学。
温泉と言えば卓球?





今度来る時は、温泉好きな友達を連れて来よう!と思った(笑)

ますや旅館1
ますや旅館2


住 所:小県郡青木村田沢温泉2686
TEL:0268-49-2001
源泉名:田沢温泉2号泉、3号泉の混合泉
泉 質:単純硫黄泉
泉 温:39.8度
湧出量:不明
P H:9.6
残留物:191mg/kg
成 分:213.2mg/kg
加 水:なし
加 温:11月~5月加温
還 流:源泉かけ流し
浴 室:内湯、露天
館 内:卓球室
営 業:10:00~16:00
休館日:無休
料 金:大人/500円

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上諏訪温泉 大和温泉

2013-07-02 | 諏訪
上諏訪温泉《大和温泉》


言わずと知れた名湯大和温泉!(笑)

今時のセンター系の沸かし湯が、温泉の基本ベースになっている様な方には無理ですが、ジモ泉の多い上諏訪で、飾りっ気なしの源泉が味わえる数少ない温泉です。





すぐ近くに、同じ源泉を利用している「いきいき元気館」がありますが、純粋に温泉を楽しむなら《大和温泉》です。

大和温泉は、元は個人(家族)で使っていたのを、一般に解放した歴史があるようです。


ただ、場所が分かり難い(笑)



左に行くといきいき元気館、右の路地を行くと左にあります。





細い路地を入っていくと、中庭が現れ、その正面に暖簾が見えます。
代金は、右手にある縁台に、菓子箱の裏蓋?と思える箱があるので、
「こんにちは」と一声かけ代金230円を置き湯屋へ。





脱衣場
脱衣棚があるだけです。

この様な施設にロッカーなどはありませんから、貴重品の持ち込みは気をつけましょう。
でも、脱衣場と浴室は全面ガラス戸で仕切られているだけなので、逆に安心かも…





浴室



浴室入口にある風呂椅子



細長いステンレスの浴槽
湯口は普通の水道管…
(蛇口をひねれば源泉)


浴室にはシャワーも無ければカランもありません。
これだけでボロカスに文句を垂れる輩もいますが、その場所場所での空気を楽しみたい私にとっては味わいのある温泉となります。



体を洗う時は、浴槽の脇に座って浴槽の湯を使うか、
掛け湯となってるステンレスの槽で、源泉が出る左の槽を右の槽の水でうめて洗い湯に使いましょう。


源泉が溢れると浴槽に流れ落ちます。
くれぐれも、浴槽を汚さぬよう心がけぽしょう。



湯気抜きの為の高い天井



下から、風呂椅子、桶、石鹸置き
手書きの文字がいいでしょ♪



女湯との間にある、魚が泳ぐガラス塀



今風の施設ではありませんから、温度管理がされていません。
また、湯温は人の利用状況でかなり変わります。

本日、私が訪問した時はかなりぬるかったので、熱い源泉を注ぎながら一人湯を堪能してきました。




湯の色が緑色に見えますが、浴槽のタイルの色のせいで、実際は無色透明です。
湯のあたりは柔らかく、肌を滑る感じも心地いいです。
ほのかに香る「硫黄臭」が、さらに気持ちを癒してくれます。




洒落っ気がなく時代遅れの温泉施設ですが、素敵な温泉です。
私がこよなく愛する温泉のひとつです。




諏訪に来たら、名の知れた所もいいけど、これぞザ・上諏訪温泉《大和温泉》に入泉してみましょう。




大和温泉近くにあるジモ泉「湯小路上湯」
諏訪は温泉が豊富な街ではあるのですが、多くは地元の組合員?(年間利用料の支払い)しか入れない施設ばかり(^_^;)

そういう状況の中で、一般に解放している施設のひとつ《大和温泉》は、大変基調でありがたい事です(*^^)

大和温泉

住 所:諏訪郡小和田17-2
TEL:ー
源泉名:湯小路源泉
泉 質:単純硫黄泉
泉 温:69.0度
湧出量:不明
P H:8.8
残留物:690mg/kg
成 分:822mg/kg
加 水:なし
加 温:なし
還 流:源泉かけ流し
浴 室:内湯
館 内:ー
営 業:7:00~22:00
休館日:水曜日
料 金:大人/230円


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