蓼科高原の小斉の湯。
露天風呂で有名ですね。
それも混浴が出来るということで、その手の方々にとっては聖地だった時期もあるようです。
現在、混浴露天は一つだけになったようです(岩間の湯)
(別に貸切露天あり)
玄関を入るとすぐにフロント。
ブザーでスタッフさんを呼んで代金を払って湯へ向かうのですが、ちょっと迷路になっておりますので、案内板を見ながら進みましょう。
平日の朝一…と言っても10時を過ぎてましたが…
誰もいないだろうと、先ずは混浴の岩間の湯へ。
岩間の湯脱衣場
小さな脱衣場ですが、一応ロッカーもあります。
カーテンは、女性用に作られたのかな…
余り意味がなさそう~
露天には湯船が3つありました。
と思ったら、一つは金魚さんの水槽になってました。
う~ん、なんだろう?
何か意図があってのことなんでしょうか?
癒しなのかな…
床はスノコになっていて、きちんと洗い場もありアメニティも揃ってます。
なんで金魚~?
綺麗な湯が注がれてはいるのですが、露天風呂には、結構なゴミが浮いてました。
来た時間がいけなかったのか時期がいけなかったのか…
しかも、湯に浸かろうと足を入れたら、とても入れるような温度ではなかった。
一瞬、あつ湯で有名な「旦過の湯」を思い出しました。
が、それ以上だったかも。
熱い時は水道で…と書かれていたので、
味気ないホースを引っ張り出して水をドバドバ注ぎました。
何やってんだろ…。
野湯でもあるまいに…。
とは言え、楽しむ事が大事ですから、
こういう場合は、
好みの湯温にしてからずんぶりと参りましょう。
湯船は二つあります…が、
なんとなく、湯温に違いを持たせようという意図は見えるのですが、どう見ても、そんな管理をしているようには見えませんでした。
どちらも熱くて入れなかったです~。
他の露天もあるので、ここでは無理しませんでした(笑)
ここの源泉は、蓼科高原にある旅館やホテルなどでも利用されていますが、源泉から一番近いのがここ小斉の湯ですから、泉度の良さは一番かもしれません。
岩間の湯のすぐ上に、貸切の露天があるようで、
早くから来ていたと思われるカップルさんのはしゃぐ声が、筒抜けになっておりました。
誰もいないとはいえ、そこに居る自分が恥ずかしくなり、岩間の湯を後にしました。
男性用露天風呂「見晴らしの湯」は、岩間の湯から更に上にのぼっていきます。
途中、貸切露天の看板がありました。
その前を過ぎて更に上に行くと、左と右に上がっていく分かれ道があり、男性用は左、女性用は更に上に上がっていくようになっています。
男は左。女は右上に。
山の斜面に作られたこの通路は、風情と言えば風情ではありますが、
それぞれの湯を楽しむのに、毎回着替えないといけないので少々面倒かもしれません。
加えて、それぞれの露天の作りには大きな違いもないので、温泉目当ての人にとっては、内湯と露天ひとつで十分のような気がします。
せめて湯温を調整をするとか、湯船に変化を持たせるとか…
何かしらの策があると良いかもしれませんね。
今更の情報ですが…。
見晴らしの湯は、以前は混浴だったようです。
先ほどの岩間の湯よりは広い脱衣場。
混浴の名残として、脱衣場が二か所ありました。
見晴らし露天
見晴らし露天の作りは、金魚の水槽を除けば、岩間の湯と大きな違いはありません。
ここにも洗い場があります。
湯船はやはり二つあり、通常は奥が熱湯となっているようです。
ここも熱いのでは?と思って、恐る恐る脚を入れると…
やっぱり熱くて肩まで浸かるのは無理。
奥はどうか?と、勢いをつけて手前の槽を漕いで行ったら、これがまた熱いのなんのって…50度を超えていたのでは?(笑)
う~ん…小斉の湯がこんなに熱いという情報は見掛けた事はなかったので、これは、訪問した日または時間が悪かったかな?とちょっと後悔(笑)
余りの熱さに向こう岸?のスノコにあがりましたが、戻るにはまた熱い湯の中を漕いでいかないといけない…
少し足の熱さを冷ましてから勢いをつけて戻りました。
また、水を放出し続けましたが、中々適温にならなく苦労しました。
体を洗って少し時間を置いて湯船に。
湯温も落ち着いていたので何とか入湯できました。
酸性泉の強さとでも言うのでしょうか、アルカリ性の湯にはない強さを感じます。
勿論、ツルツルするような感覚はないのですが、かと言って嫌な感じもないです。
キシキシする感じがいいですね。
湯から出た後のさっぱり感も気持ちが良いです。
写真で見ると綺麗。
ただ、朝一のゴミの量とは思えない状況はいただけなかったです。
私、施設の古さも内容も全て感受する人ではありますが、温泉に限らず清潔感を大切にしていない事には厳しいかも知れません。
見晴らしの湯を出て、締めに内湯へ浸かって帰ろうと降りて行くと、年配のご夫婦らしき方が、浴衣姿でどちらへ行けばいいのか迷っていて、
声をかけたら「貸切露天風呂」でした。
人気なんですね…。
内湯脱衣場
浴室に入ると、左手に洗い場があって、岩風呂風になった湯船が仕切られてありました。
ここでも嫌な予感がしたのですが…
こういう時の予感は間違いなく当たります。
どちらが熱いとかじゃなく、どちらも熱かったです(笑)
なんとなく右側が熱湯で左の浴槽がぬる湯みたいでした。
が、脚を入れるのも辛い。
今日はまともに温泉に浸かってないから、ここでしっかり入ってから帰らないと…と一大決心(笑)
肩までずんぶりと浸かって2分入ってました。
でも、それが限界。
自分で調整するのはまったく構わないのですが、
あつ湯で名を売ってる温泉でもないので、湯に関する管理にはもう少し神経を使った方がいいのでは?と感じます。
「小斉の湯」が有名なのは、それこそ露天風呂ですが、
蓼科高原にある宿泊施設としては、少々、無粋な感じを受けました。
貸切露天と女性用露天は確認してませんが、多分同じ仕様だと想像します。
見方によれば手作り感の味わいはあるのですが、露天のどの湯船も同じコンクリートとタイルの組み合わせ。
もう少し味わい深いものにできるような気もします。
落ち着いて源泉掛け流しの酸性泉を味わう事が目的なら、少し上に行った所にある「蓼科共同浴場」がいいかも知れません。
住 所:茅野市北山蓼科4035
TEL:0266-67-2121
源泉名:蓼科三室源泉(混合泉)
泉 質:酸性ナトリウム-塩化物・硫酸塩温泉
(低張性弱酸性高温泉)
泉 温:62.6度
湧出量:-
P H:3.0
成 分:1564mg/kg
加 水:あり
加 温:なし
還 流:源泉掛け流し
浴 室:内湯、見晴らしの湯(男性用露天風呂)、岩間の湯(混浴露天風呂)
森林浴の湯・仇討の湯(共に女性用露天風呂)
館 内:休憩所
営 業:8:00~20:00
休館日:不定休
料 金:700円
BLOG更新の励みにします。
※注意※
・データーは訪問時のものです。
・温泉及び施設関する話は、あくまでも私個人の感想や思いです。
・画像は、何度か訪問している中でのものですから、季節や日時、カメラの違い等で画質及び画像内容に差異が生じることがあります。
気ままな湯めぐり紀行…手持無沙汰の時にはお気軽にいらっしゃいませ。
いつも、ありがとう。
蓼科 良い処ですよね!私は季節毎に連泊しに行き、必ず 小斉の湯に 立ち寄ります。
一番好きな季節は 冬!雪見風呂かな~
『金魚』なんですが、私も気になって 御主人に訪ねたら『癒しとか、意味はないんだよ。ただ金魚が大好きなだけで あそこでも飼ってみた』との返事がきました。(笑)
そうそう
7月の初旬に行った時も 熱湯風呂状態で ツレと『今日は 熱すぎ~これじゃぁ~罰ゲームだよ』と ボヤイて入りました。
枯れ葉等が浮いていて、自分達で清掃して 水を かなり入れて 入りました。
ブックマークしたので、また お邪魔します。
追伸
私も 混浴好きでツレと、伊豆半島 箱根 山梨 長野 を ブラリしてます。ブログはしてませんがTwitterで 混浴話し等 呟いてます。
小斉の湯はカップルさんには人気ですね。
ただ、もぅ少し行き届いた管理をしてくれるといいのになぁ~と思いました。
ちなみに私は悲しいかな一人者なので、好きな人と一緒に温泉を楽しむのは難しいです(笑)
金魚…そんな理由だったんですね。納得(笑)
私は近場の温泉を気まぐれにぶらぶらする程度ですが、これからも宜しくお願いします。
こんばんは 早々に お返事ありがとう御座います。
金魚は そんな理由でした。
茹で金魚にならないか ちょっと心配です。
私も 一人で フラリと温泉に行くのが好きで。。。混浴温泉で 知り合った方と『混友』とU+A0現地集合で温泉を楽しんでいます。
よく山梨県の下部温泉に 一人でブラリ行くのですが
湯治場なので 混浴スタイルの立ち寄り湯が多いです。
最近 マナーの悪いワニが多く(AVの見すぎ!)カップルでも 人目を気にせず大胆にも おっぱじめる!などする奴等が増えてきて
旅館や温泉施設の品位が落ちる!との理由で 混浴を廃止する処が増えてるんですよ。
また楽しい 温泉日記 楽しみにしてます(*Ü*)U+FECCU+FECCU+FECCU+2665
下部温泉は湯治場なんですね…
通り過ぎるばかりで立ち寄った事はないのですが、今度近くまで行った際はずんぶりとつかってみます。
湯治場での混浴はよくありますね。
こちら長野には鹿教湯(かけゆ)温泉がありますが、旅館の多くは混浴風呂を用意しています。
全国的に名が知られているので、休日ともなるとヮニが増えるようです。
いい温泉なので時々行くのですが、勘違いされないよう平日の昼間に寄ります(笑)
下部でお勧めがありましたら、よろしくお願いします。