木村翔龍 川柳のかけら

気の向くままに5.7.5
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(H25.5.5 ブログタイトル変更)

ありがとう

2010-08-16 09:12:28 | その他


猫を飼っていた。今でも飼っているが、ともかく2匹飼っていた。
三匹を同時に飼っていたことも過去にはあり、猫といえども性格があり、
「猫ってOOだよね」等とひとくくりにはできないことを知った。

ビニール袋を丸める時のクシャクシャという音が大好きで、
どこかの庭先を探検していたって、その音が聞こえると大急ぎで帰ってくる。
そしてそれにじゃれ付きいつまでも遊んでいた。

もう一匹は使い古しの消しゴムが大好きで、
退屈すると2階の部屋から1階のリビングに自分で持ってきて遊んでた。
遊び疲れると何処かに仕舞いこんでいたのだろう。
私たちの消しゴムは猫の消しゴムを捨てない限り、ほぼなくなることは無かったのだから。

また、我が家はドアよりも障子やふすまのように横引きの開口部が多いのだが、
この猫は部屋を出たいときも自分で引き戸を開けたりはしない。
開けてもらえるのをまるでにらめっこのように、引き戸に向かいじっと待っている、
時々意地悪をして私たちが無視をしていると
病気の島倉千代子さんのような か細い声で訴える。
そしてさらに待ち続ける。
だから、常に私たちはこの猫のドアボーイ、ドアガールを務める羽目になる。

寝る時も食事の時もいつもそばにいたこの子が、一昨日天国に行ってしまった。
私たちの部屋の片隅で眠るように。 
残されたもう一匹が今朝は落ち着かない。  合掌

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4 コメント

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猫ちゃんにお悔やみ (fuuko)
2010-08-16 22:25:28
うちの猫が死んだときのことを思いだしてしまいました。
最後の二年は全盲でした。
自分の寿命を考えると
もう飼えないので、通い猫に
つきあってもらっています。
猫大好きな風子ばあさんから
心よりのお悔やみです。
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Unknown (赤坂イクロウ)
2010-08-17 20:15:32
私もお悔やみ申しあげます。
いつかその時が来ることは解かっていても、
考えたくありません。
うちの猫はいつまでも生きて毎朝、顔をみせてくれるのだと、
ただそれだけを思っています。
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ありがとうございます (翔龍)
2010-08-18 01:16:55
風子さん ありがとうございます
全盲になってからの2年間のお世話、大変だったったでしょうね。

我が家の仔も病院と縁が切れず、定期的と言ってよいくらい通っていました。
面白いですね。猫本人は病院が嫌いなのか、うちでぐったりしていても、病院では元気を装うんですよ。

現在、死んだ猫が我が子のように可愛がって育てた猫と、心臓に欠陥のあるAコッカを飼っています。
悲しんでいる暇などありません。
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ありがとうございます (翔龍)
2010-08-18 01:48:57
イクロウさん ありがとうございます
実はこの仔は姉の家で生まれ、もらわれて行った先からすぐに突き返された、いわく付きの仔でした。
泣き声が か細いので永く生きないと判断されたのでしょう。
でも、数十年生きたので、そう短命でもないと思います。

日ごろリビングにあまり顔を見せない、我が道を行くという感じのもう一匹の猫が、昨夜からしきりに現れ何かを訴えています。
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