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花便り ~ アケボノソウ 2023年9月17日


9月はアケボノソウが咲く季節、初秋の花です。チシマセンブリやセンブリと似た植物ですが、すべてリンドウ科、似ているはずです。どれも好きなので、自分の好みなんだろうな。

夏風邪で寝込み、さらに後遺症で外出ができないでいるうちに、9月ももう半ば。アケボノソウが終わってしまったかもしれない・・・。
土曜は微熱があり、自宅療養でしたが、日曜は朝起きると体調が良い感じ。万全とは言えませんが、車の運転ができそうなので、遅ればせながらアケボノソウを見に行ってみました。

まだ咲いていましたが、残念ながら終盤の姿をしています。一見すると綺麗に咲いているように見えますが、長く咲いて最後は散らず、花弁が緩く閉じて終わるのです。花弁の蜜線に付くお馴染みのアリの姿もありません。ピークを過ぎ、もう蜜は無くなってしまったのでしょう。
それでも、今年も見に来ることができて、満足しました。

ミゾソバやオオミゾソバは見頃でした。葉の大きさの割りに小さな花を咲かせるのはタデ科の特徴でしょうか。でも、小さいながらもガラス細工のような、愛らしい花を咲かせます。タデ科は花があまり開かないのですが、オオミゾソバは割と咲きます。
他にエゾゴマナ、オオノアザミが咲いていました。

もうひとつ!と欲を出してひと回りして見つからず、帰ろうと思ったら、背後でスズメバチの低い羽音が・・・!これはもう興奮している羽音(カチカチまでは聞こえなかった)、逃げなくてもやられるので、走って逃げましたが、右足を刺されました。
アケボノソウを撮っている時にスズメバチがいるのは見ていたのですが、おとなしくしていれば通常、大丈夫なのです。襲われたのは、草むらを歩いた時に踏んだか、触れたりしたのでしょう。
スズメバチに刺されたのは初めてでした。症状等については気が向いたら、雑記帳に書きます。

そろそろこの場所の花シーズンも終わりなので行く方もいないとは思いますが、この秋、ここはスズメバチがいる(巣があるかどうかまでは確認していません)ので気を付けて散策してください。




アケボノソウ(曙草) 【リンドウ科】
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アケボノソウー2
こういう姿です。
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アケボノソウー3
この個体は花が密に付いていますね。
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花の部分をトリミング。



ミゾソバ(溝蕎麦) 【タデ科】
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オオミゾソバ(大溝蕎麦) 【タデ科】
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エゾゴマナ(蝦夷胡麻菜) 【キク科】
花柄や花の付き方ががお気に入り。
植物が少なくなったこの時期に咲いてくれる。
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オオノアザミ(大野薊) 【キク科】
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