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ボーカリスト・英会話講師 秋山祐吏美のブログです。https://linktr.ee/YurimiAkiyama

続く別れと卯月のこと。

2020-01-07 | 卯月
2020年になりましたね!
今年もよろしくお願い致します。

昨年の12月に幼い頃から近くにいた祖母が他界し、
今年は新年のご挨拶を控えさせて頂きました。
昨年は自分にとって身近な、大切な人たちとの別れが続いた年でした。
SNSを見ていると、繋がっている方々の投稿にも
そういった内容のものが多くて、
そんな流れの年だったのかなと感じていました。
でも、昨年だけでは終わらず、今年に入ってからもそれは続いていて、
心がちょっと追いつきませんね。
先日も、突然旅立ってしまった大好きなサンバ仲間とのお別れをしてきました。

こうしたブログやSNSでは、
基本的にはハッピーな内容や、マイナスよりはプラスになる情報を
発信していきたいと思っているので、
あまりこうした内容は投稿しないのですが、
今回は気持ちの整理と、あと皆様への報告として投稿させて頂きます。
こうした内容が苦手な方は読まずにスルーしてくださいね!

1/4(土) 午前0時38分、我が家の大切な家族の卯月が急逝しました。
13歳と8か月でした。
あまりにも突然のことで、まだ何が何だか受け入れられないというのが、
正直な気持ちですが、現実なんだなぁと。

卯月を好きでいてくれた皆さんに、卯月のこと話させてください。

1/3(金) いつも通りの朝を迎え、夕方頃には一緒にちょっとごろりとしたり、
いつもよりのんびりと一緒にいる時間を過ごしていました。
20時頃、卯月が自分のトイレの横で、スーっとゆっくり横に倒れていくのが見えました。
様子がおかしいので、駆け寄ると、後ろ足に力が全く入っていない様子で、
失禁もしていました。
トイレに入ろうとして、入れなくなっちゃったのかなと最初は思いました。
その後、嘔吐もあって、痛いのか苦しいのか、
唸り声もときおり“ウ~”と出していました。
すぐにいつもの病院へと思いましたが、
その日は19:30までの診療で電話もつながらないので、
21時からやってる夜間動物救急センターへ急ぎました。

すぐに診察をしてもらって、先生から卯月の状態の説明を受けました。
病院に運ばれた時点で、かなりの低体温、脱水が認められるということと、
こういう状態になるのは、心臓に原因があったり、
何か血栓がある可能性が高い、というようなこと。
後ろ足の麻痺は残る可能性が高いということ。

まずは必要な処置をして様子を見る、ということで、この時点では、
次の日になったらいつもの病院にも連れて行って報告に行こう
と思っていました。

一旦診療の途中で、また経過を報告してもらい、卯月の様子を見た時には、
箱の中で、後ろ足には力が入っていないけど、
上体を起こしてちょこんと座っていました。
でも気持ちが悪そうな様子で、口から泡のような唾液が沢山でていました。
それでも表情は、弱っているけれどいつもの卯月で、
目もしっかりしていて、頑張ってねと声をかけて
また待合いで待っていました。

それから暫くして、呼吸の状態がおかしいとなって、
その時診療室に入って見せてもらった時は、もう体を起こしていられず、
表情も苦しそうで明らかに弱っていました。
心肺蘇生はお願いしていたので、2回してもらいました。
2回目には、もう目に力もないので、あまりにかわいそうで、
早く家に連れて帰ってあげたくて、だっこしてあげたくて、
そのように先生たちも準備を急いでくれたのですが、間に合いませんでした。

大動脈血栓塞栓症の治療中に小脳梗塞を併発したと思われる、
とのことでした。
人工呼吸器を出した時に、たんのようなものが詰まって出てきたので、
肺に水もたまってしまっていたのかな。
かわいそうだったね。つらかったね。
そしてよく頑張ったね。

あまりにも突然でした。

いつかはお別れの時がくる、と、それはわかっています。
卯月は生まれて1ヵ月くらいの頃
一緒に住んでいた姪っ子が拾ってきて
我が家の一員になりました。
オッドアイで、もともと体があまり丈夫な子ではなくて、
小さい頃からしょっちゅう病院通いをしていました。
色々あったけれど、大きな問題に発展せず、
なんだかんだと、卯月はこうして15年、
いや20年くらい生きてくれるんじゃないかなって、思っていたんです。

淋しいですね。


実家にあったピアノの上で落ち着く卯月(笑)


まだ毛並みがつやつやの若い頃。



来たばかりの頃。ちっちゃい♡


新年は卯月と鏡餅が私の恒例(笑)




かわいいなぁ(笑)
この頃は、お気に入りのおもちゃを自分で私のところに持ってきて、
それを投げると空中でキャッチして、
また私のところに持ってくる遊びが大好きでした。
動画をとっておけばよかったな。



猫の雑誌に応募して掲載してもらった時の写真。



畳んだお布団の上が大好きだったね。


縁側で日向ぼっこ。


卯月と約14年。卯月がきてから3度の引っ越しもずっと一緒で。
文字通り苦楽を共に過ごしてきました。

私が悲しんでいたり、体調が悪い時は
必ず側に寄って来てくれる子でした。

朝、卯月のご飯の時間に私が寝坊してしまうと、
私の頭をちょいちょいと触って起こしにきたり、
寒い季節は一緒にお布団で寝たり、
気が付くと枕の半分以上を取られていたり(笑)

出かける時は卯月の頭を撫でてからでかけて
帰ってくると、必ず出迎えてくれる子でした。

名前を呼んで、おいで、というと
ちゃんと来てくれる子でした。

本当におりこうで、かわいくて
こんな子は滅多にいないと親バカ発揮でした(笑)

そんなに鳴いたりする子ではなかったし、
おっとりしていたので、もともとあまり暴れたりする子ではないのですが、
卯月がいない家はとても静かで。
とてもとても静かで。

その存在の大きさを改めて感じています。

朝起きた時、日向ぼっこの時間、
家に帰った時、ごはんの時間、夜寝る時に
いつもそこにいた卯月がいないんです。

卯月が通れるようにいつも少し隙間を開けていたふすまは
もう開けなくていいんだなって、
いつものご飯の時間にもうあげなくていいんだなって、
買おうと思っていたご飯やトイレの砂も
買う必要がなくなっちゃったんだなって
その他にも色々、色々。。。
全てが不思議に感じます。

今日(1/6)はお世話になっていた猫の病院の先生に
卯月のことを報告に行ってきました。
案の定泣けてきてしまったけれど、
先生と看護士さんと話していたら
ちょっとだけ気持ちが落ち着きました。

今日からレッスンも始まり、明日からまたレッスンにライブと続きます。
勿論全力で、これまで以上によりよい内容をお届けできるよう全力でいきます!

でも一人になった時には、まだ泣けちゃったりすると思います。
でもそれはよしとします!

まだ卯月の食器やトイレとか
片付けられずにいるものも多いです。
一つずつ大事にやっていこうと思います。

1/4という日に、悲しいお別れが増えてしまいました。
でもこの日は、大切な友人のお誕生日でもあります。
これまで以上に大切に過ごしたいと思います。

気持ちの整理がつかない状態での投稿は、
長々と、独り言のようにもなってしまいましたが
卯月を見守っていて下さった皆さま
本当にありがとうございます。

卯月がいてくれたから乗り越えられたことは
数え切れません。
こんなに幸せにしてくれた卯月。本当にありがとう。
卯月も同じくらい幸せだったらいいな。

また必ず一緒に暮らそうね。
その時には、もっと大事に暮らせるように
私も成長しているようにするから。

卯月、ありがとう。
ずっとずっと大好きだよ。


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