てんもく日記

ヒゲ親父が独特の感性で記録する日記。このブログがずっと未来に残るなら、子孫に体験と思いを伝えたい。

次の日

2009年12月17日 11時12分54秒 | てんかんのこと
2度目の発作を起こした、次の日・・・
早朝から、てんかんの事について調べ始める
見るもの全て、怖いことばかり書いてある・・・
いいことなんて一つも書いてない
谷底に突き落とされたような気持ち・・・
手が震えて、涙がこみ上げてきた

でも、泣いてなんていられない
とにかく近くにてんかんの専門の病院はないか、調べようと思った
検索すると、K市に
「脳神経センター・てんかん外来」のある病院があるようだ
車で、約1時間の病院

今日、昨日の小児科外来で一応診て貰うけど、
また「異常なし」って言われるかもしれない
どっちにしても、一度この病院で診てもらおう、と思いました。

やっと、起きてきた息子に、
「昨日また倒れたんだよ」と言うと、
ポカンとして「え~?知らん」
「じゃあ、夜病院連れてった時、右手上げて~って言われたのは?」
「・・・何それ?」
ちゃんと右手上げてたけど、覚えてないんだぁ・・・

さて、昨日の病院の小児科を受診
MRIと睡眠時脳波を取りましたが・・・
結果は、やはり「異常なし」

ここで、先生にセカンドオピニオンを申し出ると、
先生はすんなりOK
紹介状と、MRIの画像と、脳波資料を渡され
「しっかり診て貰ってください」
絶対、息子を治してあげたい、強い思いで「はい!」と返事をした

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再び救急外来へ舞い戻る

2009年12月16日 10時07分10秒 | てんかんのこと
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↑そろそろ大掃除しなきゃ


恐れていた、2度目の発作が起きてしまった・・・
でも、2度目ともなると意外と落ち着いて対処
まず、吐いて気道が詰まらないように横向きに寝かせ、
発作自体は、数分で治まったので
救急車は呼ばず、でもやっぱり心配だったので、
夜10時回ってたけど、近くの総合病院の救急外来へ
連れて行きました
受付で「内科の先生しかいないけど・・・」と
迷惑そうに言われるも、そこを何とか
お願いして、診てもらうことに・・・
診察では半分眠ってるように意識もうろうの息子
でも、「右手あげてみてー、次左手」
と言われると、ちゃんと上げて反応してました
でも、とにかく眠いらしい
「今日は、詳しい検査はできないし、
明日また小児科外来で診てもらって、
取りあえず、血液検査と、点滴打って帰ろうか」
点滴打ってる間に血液検査の結果が・・・
「特に異常なし」
やっぱり
2時間ほど点滴打って帰ったら、
夜中1時過ぎでした
とにかく早く診てもらいたい
早く、診断がついて欲しい、早く治療して治してやりたい
そのときはこんな心境でした


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2回目の発作・・・

2009年12月13日 21時10分39秒 | てんかんのこと
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病院で「異常なし」の診断を受け
また息子も何事もなかったかの様に、元気一杯
また、少しずつ安心した日々を取り戻しつつありました
あの出来事からも一ヶ月を過ぎようとしていたある日・・・
その日、学校ではドッジボール大会
息子のチームは優勝
一日クタクタになるまで学校でドッジして帰って来て
それから、夕方から2時間サッカーの練習
自分の体の限界を知らない息子
休むって事を知らないんだよねぇ・・・
今思うと、きっと体力の限界を超えていたのでしょう・・・
練習から帰り、夕飯を食べ、
家族でテレビを見てくつろいでいました
ボーッとテレビを見ていた息子にまた異変が・・・
静かだなあ、とふと息子に目をやると・・・

一点を凝視しているかと思うと
体の右腕が、小刻みに振るえはじめました
と同時に、「オエッ、オエッ」と何回か吐くような仕草
そしてドバーッと2、3回嘔吐
前回と同じで、何度も名前を呼んでも
一点を見つめたまま、意識が全くなく
何の応答もありません・・・
嘔吐した後は、眠るように目をつむってしまいました
チアノーゼが出ていたようで、体は土気色
唇も紫色になっていました

「これは、おかしい・・・」
前回の時と同じ状況、同じ症状・・・

この時に初めて、「てんかんかもしれない・・・」
と、疑いを持った瞬間でした
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検査・検査

2009年12月10日 08時41分34秒 | てんかんのこと
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救急車で病院に運ばれ、入院することになり、
まず、CTと血液検査をするも、
「異常なし」
取りあえず、一晩また同じことが起きないか
様子を見て、次の日に
MRI、脳波、尿検査など一通り検査する事に・・・
息子は爆睡、隣の私は緊張で気が立って
全く眠れませんでした

次の日、MRI・脳波・尿検査・・・
一通り検査を終え、診察室に・・・
結果は・・・「異常なし」でした
何か、ほっとしたような、でも何かモヤモヤが残りつつ
医師からは、「無熱性痙攣の可能性が高いのですが(つまり、てんかん)
異常は見当たらなかったんですよね・・・」と

「次にもし、同じ事があったら来て下さい、
もう退院してよろしいですよ~

緊張の糸が切れ、
私達家族は、帰りの車の中で、
暑い日だったし、きっと熱中症にでもなったんだよ、
なんて、妙に納得して家に帰ったのでした

「てんかん」だなんて、息子に限ってありえない
と、心の中で思っていたのです

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2009年12月06日 19時16分28秒 | てんかんのこと
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入院

2009年12月06日 17時39分29秒 | てんかんのこと
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救急車で、K市の総合病院の急病センターに運ばれた息子
診察室のベットに運ばれました。
担当の先生が息子に、
「ぼく~、自分の名前は分かるかな?」と、聞かれ
何だか、うっすら意識はあるものの、はっきりしない様子
「じゃ、何年生かわかる?」
「・・・」首をかしげる息子・・・
え~、何年生かもわかんないなんて
本当にどうしちゃったの~
どっかで、知らない間に頭でもぶつけたぁ
何が何だか分からず、パニくる私
ボソッと先生が、「神経系・・・かなぁ・・・」
「取りあえず、色々検査をしたいので、入院しましょう」
「まず、すぐCT取りたいと思います」
「は、はい」

神経系・・・ますます、不安に


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三回目の救急車

2009年12月06日 08時16分11秒 | てんかんのこと
息子は今まで、3回救急車で運ばれた事があります
1回目は1歳の頃、熱性痙攣で(20分位続いた
2回目は4歳の頃、同じく熱性痙攣(やはり長めだった
熱性痙攣は1歳から4歳頃まで、5~6回経験したと思います。
座薬で予防してたので、予防してなかったらもっと回数多かったと思います
でも、今回5年間何も無く、もう脳も成長してもう大丈夫
と、思っていたので、まさか9歳で熱性痙攣
でも、救急車の中で、救急隊員の方が熱を測るも、熱はなし
でも余計不安になってきました・・・じゃあ、何なの
救急隊員の人が、息子に声を掛けると、うっすら目を開けて
うなづいたりしてるので、少し意識が戻りかけてるようです
そして、隣町の総合病院に到着しました
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長男の事・2

2009年12月02日 21時22分32秒 | てんかんのこと
2008年7月、息子は「てんかん」と診断されました

その一ヶ月前の6月の「発症の日」の事を書こうと思います。

その日は、日曜日。サッカーの練習が終わり、夜7時過ぎに帰宅しました。
8時に夕食を食べ、お風呂に入るまでの間、息子は食卓でテレビを見ながら
くつろいでいました。私や、旦那、娘はそれぞれ別の部屋にいて、
息子の異変には気づきませんでした・・・
お風呂が沸き、旦那が息子に「風呂入るぞ~」と呼びました。
「・・・・」返事がありません。もう一度呼びましたが
返答がなく、食卓の方まで呼びに行きました。
すると、旦那が慌てた様子で、「Yが吐いとる」と言うので、
私も慌てて様子を見に行くと・・・
今まで見たことのない息子の様子に血の気が引きました。
壁にもたれ掛かった状態で、目は斜め上で一点を見据え、
顔は青ざめ、激しく吐くと言うよりも、ゆっくり大量に嘔吐・・・
呼びかけには全く反応しません
いつも冷静な旦那も、初めて見る尋常でない様子に
「救急車を呼ぼう!」と叫びました。
祈るような思いで、救急車を待ちました
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優秀選手賞でした

2009年11月30日 06時58分51秒 | てんかんのこと
土日二日間に渡ってあった、今年最後の試合も終わりました
全7試合、勝ったり負けたりで結局上位には入れず
敗退してしまいましたが、みんな良く頑張りました
息子も、走って走ってぶつかって、よく頑張ってたと思います
その頑張りが認めて貰えたのか、何と初めて、

優秀選手賞

を、頂くことができました

思えば一年半前は、てんかんを発症し、
医師からも、サッカーを止められ、ずっとお休みしてました
半ば、もうサッカーはできないかも・・・と
諦めかけた時期もありました

でも、またこうして元気にフィールドを走れることに
本当に本当に感謝、感謝です
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長男のこと・1

2009年11月27日 19時44分00秒 | てんかんのこと
我が家の長男(11歳)のことを少しずつ書いていこうと思います
息子は現在小5、勉強はちょっと苦手だけど、体を動かすのが大好きで
現在、少年団のサッカーチームに所属しサッカーを頑張ってます

性格は、明るく優しく争いごとは好みません。
長男特有のぼーっとしたところもあり・・
でも、毎日元気いっぱいパワフルに過していました。


そんな息子がある日、思いもよらない病気の宣告を受けます・・・


病名は「てんかん」

今から、約一年半前のことです

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