山田悠介作品お馴染みの、なさそうである話。東日本と西日本の争いが激しさを増し、東西に巨大な壁が建つ。完全に日本が二国化してしまう話。
関東は、関西は、と議論になることが多いが、それはこういった未来を助長するものではないかと少し怖くなった。エスカレーターの立ち位置が違うというしきたりはこの分裂のほんの初歩的なものである。
未来は不安でいっぱいですが、ともに生きましょう。
『【文庫】 ニホンブンレツ (文芸社文庫)』の感想
県民性がどうのこうのと時折話題の種になるが、それが肥大化するとそうなってしまうのだろう。運が悪いことに、西日本首脳はともかく、東日本知事の県民愛が強すぎるあまり、主人公達を引き裂いてしまったと思うとやりきれない皮肉である。
#ブクログ
『【文庫】 ニホンブンレツ (文芸社文庫)』の感想
県民性がどうのこうのと時折話題の種になるが、それが肥大化するとそうなってしまうのだろう。運が悪いことに、西日本首脳はともかく、東日本知事の県民愛が強すぎるあまり、主人公達を引き裂いてしまったと思うとやりきれない皮肉である。
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