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本紹介52「友だち幻想 人と人のつながりを考える」

2021-02-08 04:03:00 | 日記
人付き合いのルールを知り少しの作法を身に付けるだけで、複雑な人間関係の中で必要以上に傷つかず、しなやかに生きられるようになる処方箋のような本! 
友だちは何よりも大切。でも、なぜこんなに友だちとの関係で傷つき、悩むのだろう。人と人との距離感覚をみがいて、上手に“つながり"を築けるようになろう。 
「みんな仲良く」という理念、「私を丸ごと受け入れてくれる人がきっといる」という幻想の中に真の親しさは得られない! 人間関係を根本から見直す、実用的社会学の新定番書。 
これでもう、「みんな仲良く」のプレッシャーとはさようなら。 

「集団」「人間関係」という切り離せない社会的動物としての理を成り立ちや経緯、時事ネタと結び付けてある社会学本の代表格。
学校ではよく一人で行動する者を「ぼっち」と揶揄する風潮があるが、それは弱さの裏返しであり、一人でも強く生きられる者への羨望の眼差しなのだと思った。
なぜなら、集団からくる愚かさというものがあるからである。ある意味一人とは賢さの選択のその最たる例でもある。
コロナ禍は集団性を壊し、個人性を際立たせた。この本における人間関係の在り方は、まるでこれを預言していたようにも感じる。

友だち幻想 (ちくまプリマー新書)』の感想

人間関係からくる弊害を多数盛り込んでおり、誰しも経験したことがあるだろう。
群れることが悪いとは言わないが、群れることが原因でしなくてもいい苦労をすることもまた事実である。


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