キバナノセッコク『星降神苑』です
この株は某キバナの大棚様より棚入れしました
入手当初は葉のしかみが強く出ており、芽変わりしていたようですが、現状では普通の芽を出してきます
きっと栽培環境に秘密があったのかもしれません
さて昨年の矢は夏を過ぎたタイミングで成長が止まり、秋子をあげました
その押し子はやっと紺が乗り出して暗み始めています
そしててっぺんに頂花を咲かせています
狂い咲きの類なので形も歪ですが、葉と同じ斑の入り方をしています
この品種はずい柱に紅が乗ります
珍しいですね
こちらは新芽ですが、相変わらず散り斑の入り方が神がかってます
3週間前がこちらでしたから、まずまずの成長
ところで最近疑問に思うのが、①秋の子が冬を越して春に追い伸びするパターンと、②春(冬)に成長を止めて、新たな新芽をあげるのは何が影響しているのでしょうか
①はアドバンテージがついた状態で春から成長するので、その年の新芽と比較すると遥かに大きく育ちます
②は軸自体は小さく留まるが、本数が増えるため、どこかのタイミングで新芽が奴に上がる可能性が高まる
どちらも『株』としてのバイオマスに差は無いと思いますが、長い目で見るとどちらが良いのか、また、いつの何が起因で①②の分化が発生するのか......
考えさせられるのでした