『らくだばオーナー』井之口らくだ。の笑いと感動日記

2009年2月25日念願の夢叶って『関西酒場らくだば』を開店。その日々、経験する笑いと感動を日記にしてご紹介。

8月4日という日

2005-08-04 | Weblog
今日は、8月4日、箸の日。橋の日。

君と僕の恋の架け「橋」の日。

相変わらず、ロマンチストな私・・・。

全国のロマンチストバカたち、この言葉、使えるのは今日だけですぞ!

恋するピエロ殿、電車男の漫画ばっか読んで、自分とダブらせてる暇あったら
この口説き文句を、今すぐ使うんだぁ。間に合えばいいですが・・・。

「店長、相談があるんです」

「なんだ、島田」

「オレ、ハンディ(オーダーを飛ばす機械のこと)のミスが多いんです」

「島田!」

「はい、店長」

「ハンディと恋は焦るなっていってるだろ」

「はい、店長」

「わかったな、島田」

「ありがとうございます、でも店長、オレ・・・」

「なんだ、島田」

「オレ、恋には臆病っす」

彼と私に、架け「橋」はない。

                     

マリアージュ

2005-08-04 | Weblog
本日、新宿御苑にあるダイナック本社にて、
北海道食材のプレゼンテーションがありました。

私の愛する加賀料理長とともにいってきました。

あるわあるわ、カニ、エビ、イカ、鮭、ホッケ、昆布、などなど海産物いっぱい。  

ここぞとばかりに食べた、カニ、カニ、カニ。
今、ジャンケンしたら、チョキしか出せない、ぐらいカニを食べました。

イカの塩辛はやっぱり美味しい。日本酒が欲しくなる。
塩辛にはワインは合わない。塩辛食べて、ワインを飲むと、塩辛って
こんなにえぐいんだ!とバッドマリアージュを痛感する。
昔、明太子とアクエリアスのマリアージュを試みた。
そのときも、明太子のもつ、ぐわっとした生臭さが引き出されて
二度としないと決意した。なんで、アクエリアスだったんだ???
だから、白ワインに魚!なんて一概に言っちゃいけない。

日本酒って、たまに欲しくなる。
調子にのって、ガブガブ飲むと、次の日、確実に、日本酒の残像にやられる。
失敗した人、何人も知っている。
日本酒って甘いから、ガブガブ飲んじゃうのかな?
淡麗辛口・・・なんていいながら、所詮、原料の米って甘いから、日本酒って
甘いじゃんって思うのは自分だけでしょうか。
甘党の私は、日本酒飲んだら、止まらない。

卯乃家の日本酒は、京都の地酒がメインです。
京都って、お味噌の文化が古くからあるから、それに合わせるお酒も
お味噌と同じ、甘い造りにしているんだって。

「生麩フォンデュ」。
京都の老舗・半兵衛麩や彩り豊かな蓬麩、粟麩を、西京味噌で作ったチーズに
からめて食べていたたく逸品。
シンプルながら、めちゃくちゃ旨い。
そこに、日本酒なんかあった日にゃあ、麩麩麩、と笑いが止まらない。

だから、マリアージュは素晴らしい。

        チーズを食べた、ワインが欲しくなった

           ワインを飲んだ、チーズが欲しくなった

             そうして、二人はお口の中で結ばれました

                めでたし、めでたし

京都の「とりどり木屋町店」には、私が書いたこの色紙が飾ってあります。
多分、まだあると思います・・・。

これからも、いろいろなマリアージュにチャレンジしたい!

でも、なんでもいっか。

うまい飯、うまい酒、おもろいやつ、それだけ揃ったら
なんでもいっか。