『らくだばオーナー』井之口らくだ。の笑いと感動日記

2009年2月25日念願の夢叶って『関西酒場らくだば』を開店。その日々、経験する笑いと感動を日記にしてご紹介。

となりのトドろ

2005-08-15 | Weblog
灼熱の江ノ島ツアー、おまけ編です。

宮崎駿もびっくりの、「となりのトド!ろ」

これじゃあ、子供泣きますぞ。

夢も、ファンタジーも、へったくれもない。

トドことピエロさん、いつもありがとう。

                 

私とピエロと江ノ島と奥店長

2005-08-15 | Weblog
「関東に来て、やっておかなければならない50のこと」
のひとつに、

・湘南にいく 

が、井之口辞書には書いてあります。
わがファミリーは、お盆で実家に帰省中。

湘南にひとりで、いくわけにはいかない。

・恋するピエロくんを誘う 

朝7時出発。
恋するピエロくんには、サザンオールスターズが聴きたい!とリクエストして
いましたが、前日、ツタヤではオールレンタル中とのこと。残念。
サザンもない、チューブもない、仕方なく、ピエロくんの恋話でも聴こう。
外は天気がいいのに、車の中は、雲ってしまった。
ピエロのBGMをOFFにした。

気がつけば、江ノ島が見えてきた。
前回来たときは、雨だったので、あんなにキレイな江ノ島は初めてみた。
サザンがゲリラライブでもしていないかと、胸を躍らせたが、勝手にシンドバッドも
真夏の果実も、エロティカセブンもかかっていない。
でも、かめもが鳴いていた。
海風が吹いていた。
浜辺をはしゃぐ、声がしていた。
それだけで、江ノ島は十分だ。

順調過ぎるくらいに、朝10時、浜辺に立つオレたち。
小麦色に焼けた肌。
逆三角形の肉体美。
湘南の浜辺ギャルの視線は、オレたちに釘付け。
 のハズだった。

現実は、不健康極まりない白い肌と弛んだお腹。
デッキチェアを横並びに置き、当然、誰も寄ってこない。
寄ってくるのは、アイスクリームの売り子のお兄ちゃんのみ。

せっかく来たのだから、海に入ってみる。
波があるから、海っていいんだよねって思う。
当然、ピエロさんと、両手で水のかけあいっこ、なんてしない。
スローモーションで追いかけっこ、なんてしない。
ただただ、海にプカプカ浮いている。

デッキチェアで、寝て、起きて、寝て、起きて、の繰り返し。
小説を読もう、、、なんて、のんびりできる日差しじゃない。
かなりの日射量を浴びたと思う。
暇なんで、仲の良い友人にいっぱいメールを送ってみる。

関西の良き師匠、奥店長から返信がある。
「オレも、静岡に来てんでぇ」
さすが、奥店長、この夏の日差しは、彼を放っているはずがない。

私たちが帰る間際、奥店長が電話をしてくれた。
「そっちは、どうやぁ?」
「あ、はい、波、最高っす」
「そやなぁ、波、気持ちええなぁ」

これは、どうみても、サーファー同士の会話である。
しかし、私はサーファーではない。
奥店長は、バリバリのサーファーで、大会とかにでて、賞なんかとったりしている
ぐらいのサーファーである。奥店長の部屋には、熱帯魚が泳いでいて、
賞をとったときの写真や楯が飾ってある。
だから、「今度、サーフィン教えてくださいよ」なんて、いってみた。
「おお、教えたるで、なんぼでも、いこいこ!」

奥店長は、かなりの後輩思いである。ゴルフだって、一から、私に教えてくれた。
東京に遊びにきたら、必ず、声を掛けてくれる。
ゴルフもサーフィンも、上手にならないのがわかっていても、いつも誘ってくれる
奥店長に感謝。
奥店長は、本当に、仲間を大切にする。そこが大好きです。

奥店長は、サーフボードが似合います。
私は、まだまだ、まな板しか、似合いません。

いつか、夏、この海で、この波に、のりましょう。

楽しい、夏の海、終わり。
ピエロくんと、太陽の余熱とともに、帰路に着く。
帰りに、「鎌倉」に寄った。
ピエロくんも、かなりの世話好きで、オススメの商店街などを
案内してくれる。
「はちみつ入りソフトクリーム」を二人で食べる。
疲れた体を冷ましてくれた。(その瞬間だけ)
甘いモノ大好きの私たちは、「鎌倉カスター」っていう、ケーキ屋さんで
名物のケーキを買って帰る。

今でも、ヒリヒリ、してる、この体。
ヒリヒリ、してる、この時間だけは
湘南を忘れない。

来年も、江ノ島が、私を呼んでいる。
その晩、私は、また、冷えピタをおでこに貼っている。