『らくだばオーナー』井之口らくだ。の笑いと感動日記

2009年2月25日念願の夢叶って『関西酒場らくだば』を開店。その日々、経験する笑いと感動を日記にしてご紹介。

激闘!珍メニュー

2005-08-11 | Weblog
車と車がぶつかりそうになっとき、
大概、怖い方のヒトが
「どこに目をつけとんじゃい!」
といい、弱い方のヒトが
「あ、すみません」
といいます。

そこで思う。
「どこに目をつけている?」
「眉毛の下に決まってるじゃん」
「あんたこそ、どこに目をつけるんだい?」
と問い返す・・・、
そんな「勇気」が欲しい。

昨日の帰りは、風も涼しく、過ごしやすかった。
夏の夜の風が涼しくなると、あぁ、夏も終わりだな、と寂しく感じます。

そんなセンチな気分の中、帰って、冷蔵庫を開けると、松茸が生えていた。
そんなわけもなく、
先日、友人に松茸をいただいたので(私には、ひとり、リッチな友人がいます)
そろそろ食べないといけないな、と思った。
でも、触ると、ヌペヌペしてた。
松茸ってヌペヌペしてるの?
まじ?傷んでるのかな?どうしよう?
実家の母親に電話しようとしたが
深夜に息子から「松茸はヌペヌペしてるの?」って電話があったら
うちの息子、どうしたんだろって、心配されて
大阪に強制送還されてしまう、そんなオチだから、相談はぐっとこらえた。

昨日は、家の目の前のファミリーマートで、日清焼きそばに偶然、出会って
しまった。幼少の頃は、お世話になったものだ。実に出会うのは数年ぶり・・・、
声を掛けようか・・・、いや、久しぶりだし、緊張するな・・・、
でも、我慢できず、彼女をお持ち帰りしてしまった。

もうお分かりですね。
ヌペヌペした松茸をそのまま、食べるのが怖くて、なんと、日清焼きそばに
入れました。
「松茸入り日清焼きそば」
世の中広しといえど、日清焼きそばに松茸を入れちゃうのは、私ぐらいでしょう。
もちろん、松茸の命ともいえる、香りは、あのジャンキーな焼きそばソースに
かき消され、ただただ感じるのは、松茸の食感のみ。しかし、さすが
世界の松茸です。(これは中国産)。しっかりと、余韻として、松茸の
アフターフレーバーを感じさせてくれました。その余韻時間は、時間にして
数十秒、熟成されたボルドーワインのそれと同じくらいの、長い長い、余韻。

なんて、たいそうな表現なんだ!!!
ただ、ビビってただけじゃないか。

そうだよ、ビビってたんだよ。
だって、その晩、夢みたんだよ。
「顔からキノコが生えてくる夢」をさ。
だって、松茸がヌペヌペしてんだよ?
キノコって怖いじゃん。
一生、笑いが止まらなくなったリ、一生、泣きつづけたりしたら、怖いじゃん。
毒キノコだったら、終わりだよ。
スーパーマリオみたいに、いきなりでかくなっても、困るけど。
1UPなら、人生楽しいかもね。

そんなこと、どうでもいい。
とにかく、怖かった。
でも、松茸だから、食べたかったのよねぇ。

ボクにだって、少しは「勇気」があるんですよ。
(これを勇気と呼べるのか・・・)

今、元気ってことは、大丈夫ってことなんですよね。

勝った!!!