いよいよ、ナイル川クルーズの旅も終了。5日目は、朝早く、カイロを目指します。朝3時45分に出発です。
アスワンで船を降りて、バスで空港まで30分。さすがに、道路はガラガラでした。
朝いちばんの飛行機なので、日の出が見えてきました。眠いせいで、写真もボケてます。
カイロに到着しました。余談ですが、カイロで一番有名な日本人は、小池百合子さんだそうです。
カイロにあるモハメッドアリモスク。ボクシングのモハメッドアリとは、別の人が建てたものです。中は、幻想的なステンドグラスなど贅を尽くした内装も豪華ということですが、外観だけの見学です。モスクや教会は、中を観たいですね。
中庭にはモハメド・アリが当時のフランス国王にルクソール神殿のオベリスクを1本贈ったお返しである時計台があるそうです。
そして、いよいよ街中に。
ピラミッドの石を切り出したところのようです。
まずは、屈折のピラミッド。スネフェル王のピラミッド。
角度が変わっているのは、そのまま立てると崩れるという説や完成を急いだためという説などがあるようです。写真でもわかると思いますが、相当大きいです。高さ105m、底辺189m。
遠目にも崩れているのがわかりますが、修復中です。ノンビリですけどね。この大きな石を一つ一つ積み上げて作ったことに驚きます。
ピラミッドや葬祭神殿が一体となった複合体を取り囲む壁。小さな入り口が一つだけ造られていて、周辺の13の入り口はすべて偽扉ということです。
中に入ると長い列柱廊が続いています。
観光用のラクダがいました。観光客相手なので、乗っている人も見受けましたが、私たちのツアーでは案内はありませんでした。後日、成田空港の案内を確認すると、ラクダには触らないようにという注意がありました。
ジュゼル王の階段ピラミッド。建設は紀元前27世紀。高さは62m、東西は125m、南北は109mですが、かなりの修復を施しているようです。
こちらは、遠くにある階段ピラミッド。王様の名前はわかりません。
高さ104.4メートル、底辺218.5×221.5メートルで、3番目に高いそうです。クフ王の父でもあるスネフェル王が、10年ほどかけて建設。
白い石灰石に覆われていたそうですが、持ち去られて、表面の花崗岩の赤い色が見えることから赤いピラミッドといわれるようになったということです。
飛んでも届きません。
遠くにも、ピラミッドが見えますが、形が、かなり崩れているのがわかります。
昼食後、サッカラ・ダハシュールのピラミッドを見て、街中を走っていると、ピラミッドが現れてきます。砂漠にあるものと思い込んでいたピラミッドは、街の中にありました。
バスの中から大きなピラミッドが。クフ王のピラミッドですね。
カフラー王、メンカウラー王、クフ王のピラミッドのいずれかです(笑)このピラミッドは、翌日の観光です。
2016年12月 エジプト(7) サッカラ・ダハシュール(赤のピラミッド、屈折ピラミッド、階段ピラミッド)