ゆうくんの徒然日記 

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2016年12月 エジプト(07) アブ・シンベル神殿

2017年05月05日 19時27分55秒 | エジプト

イシス神殿をみたあと、今回の目玉の一つであるアブシンベル神殿へ、バスで移動です。バスで、300㎞をノンストップ3時間という旅。以前は、飛行機移動もあったようですが、今は、飛行機は飛んでません。ノンストップの理由は、安全確保のようです。

エジプトといえば、ピラミッドやスフィンクスと思いがちですが、アブシンベル宮殿は、外せないほど有名な場所のようです。

長時間のバスの旅は、まず、入り口近辺のサハラ砂漠で、砂を採集します。砂を持って帰るのは日本人くらいだそうです(笑)

 

どこまで行っても、砂漠ですが、その中に、原油を掘っているんでしょうか、こんな建物が見えました。

 

この日は、天気も良く、遠くには、蜃気楼も見えましたが、撮ったと思ったのですが、写真がありませんでした。蜃気楼は、ホントに湖があるように見えます。

 

3時間は、あっという間。アブシンベル宮殿の手前の街並みです。ここで、昼食をとり、アブシンベル宮殿に行きます。

 

入り口を入り、アブシンベル宮殿まで、10分ほど歩きますが、最初に見えてきたのは、裏のほうの入り口。以前は、この中も見ることができたようですが、今は入ることができなくなっています。

 写真ではわかりませんが、とにかく大きいことに驚きます。左から順に30歳、405060歳のラムセス2世だといわれているようです。この場所でも、夜のライトショーがあるそうですが、観るためには、近くのホテルに1泊する必要があります。


小さい山のようになっています。

 

30歳、40歳。40歳は、崩れてます。

 

50歳、60歳は、あまり変わりがないように見えます。

 

大神殿の中は、中に入ることはできますが、写真は撮れません。入り口からは写真OKです。

 

この日は、あまり人もいなかったので、非常に静かでした。入り口の係の人は、日本人は、少し中に入って写真をとってもOKと言ってました。 1ドル払えば、中でもOKなのかも。

 

外からの撮影なので、3体しか映ってませんが、右から、映っていないラー・ホルクアティ(ホルス神)、そして、ラムセス2世、王の守護神アメン・ラー、造仏神プタハです。10月22日と2月22日に太陽の光がちょうどラムセスの像のところを照らすそうですが、それを見るためには、夜中のうちに並んで、待たないと最前列で見ることはできないそうです。


こちらは、ラムセスが最も愛したという妻、ネフェルタリのために作られた小神殿です。妻が54人、子供が111人ですから、すごい話です。


小神殿とはいえ、ほぼ、同じ大きさです。場所は、それぞれ離れていて、大神殿から5分くらいのところです。

 

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他のサイトからの引用ですが、このアブシンベル宮殿もアスワンハイダム建設によって埋没してしまうはずだったそうですが、ユネスコの呼びかけで、1963年から5年間かけて、移設されたそうです。

 

遠くから見るアブシンベル宮殿。入り口から大神殿と小神殿を見て、裏側(何もありませんが)をまわってもどると、およそ20分くらいかかります。

 

バスの駐車場から見える不思議なレリーフ? これって、なんだったんでしょうか?

 

帰りも3時間ノンストップ。バスの真後ろに夕日が沈んでいきますが、バスが飛ばしているので、あっという間に見えなくなっていきました。 

普段のバス移動や観光の際にも、ツーリストポリスが同行していましたが、このバスの往復には、警察が同行するということになっていましたが、行くときには、いたような気がしましたが、帰りはいたんでしょうか? まぁ、そんなに厳密ではないんでしょうね。

帰りにガイドさんが言ってましたが、以前、アブシンベル宮殿に来たときに、砂嵐がやってきて、バスで帰れなくなり、近くのホテルに2泊したとか。ラッキーと思いきや、砂嵐のため、缶詰状態だし、ホテルにいても、窓から砂が入ってくるので、大変だったそうです。泊まれてよかったという感じですね。

 

2016年12月 エジプト(6) アブ・シンベル神殿



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