空港から、20分ほどですが、道中、お店がありません。途中に、酒屋さんがありましたが、お酒の販売はやめたということで、ほとんど何も売ってませんでした。両側に集落があり、その中の一つが、本日のお宿。 「もてなしのかくれ家 すわや」さん。
駐車場は、20台くらい入りますが、宿は、4部屋のみ。
建物は、築100年くらいたつそうですが、リフォームをしているせいか、きれいです。
玄関を入ったところには、きれいなお花が活けてありました。
部屋は、各部屋ごとにお風呂が専用として、割り当てられますが、私たちの部屋は、室内にあります。
縦長で、奥のほうは寝室
手前は、ソファにテーブル、テレビ
化粧室。アメニティグッズが、すごい量です。
狭いですが、外にも出られます。夏は気持ちいいでしょうね。
部屋は、2階にあり、お風呂は1階。もともとは、倉庫だったところをリフォームして、部屋にしたそうです。
部屋風呂。チェックアウトまで、夜中もお風呂に入れます。ここからも、外を眺められます。のんびりとお風呂にはいり、その後、夕食です。夕食は、部屋食ではなく、部屋の外の食事処。隣の人とは、顔を合わせないで食事ができますが、声は筒抜けです。
お酒は、まず、スパークリング純米吟醸。濁り酒です。間違えて開けると、吹き出すので、女将さんが丁寧に開けてくれました。
食事は、女将さんのご主人が作っているのですが、京都、銀座等で修行してきたそうで、1品1品こだわりながら、作っている感じが伝わってきます。京都の修業時代の師匠が、有名な方だそうで、スペインや中国で包丁式を行ったこともあるそうです。中国の時に、誘われたそうですが、宿の仕事があるので、いけなかったそうです。
えごま豆腐にエビとイクラのせ
上は鮭に鶏肉にチーズのせ、手前が渡り蟹の真丈、右があん肝の茶わん蒸し、
今年、最後の入荷だという松茸と湯葉豆腐
お造り(太刀魚、本マグロ、アワビ、ズワイガニ)
ここで、日本酒は、会津ほまれ。出てきて、気が付いたのは、家でも飲んでいるお酒だったこと。
鹿肉のロースト、オレンジレモンソース。鹿肉は、近所の知り合いの方が、狩りをしてきたものなので、新鮮で臭みのないものだそうです。
里芋、海老芋、そばの実団子のかき揚げ
猪ぼたん鍋。この猪も、鹿肉と同様、近所の方が、狩りをしてきたものだそうです。猪は、もう少し食べたかったです。
牡蠣ごはん。大きな牡蠣と味のよく出たごはん。最高の味です。
デザート。一つ一つ、丁寧に作られているし、味も、量も、言うことなしです。おそらくは、ご主人が一人で作っているのでしょうから、4部屋埋まってしまったら、大変でしょう。今回の宿泊客は、2部屋4名だったような気がします。
食事をしている最中から、雪が舞ってきていました。
朝、起きると、こんな感じです。思ったほど積もらなかったのと、気温が高めなので、溶けるのも早く、道路には雪がありませんでした。
お風呂に入り、朝食です。
お味噌汁は、なめことおふ
ごはんは、釜で炊いています。
炊きあがり
炊き立てのご飯が、最高の味。3杯分は、ゆうにありましたが、感触です。
湯豆腐セット
あまり見たことがない、湯豆腐セット。二人分です。
豆腐もしっかりした硬さ
朝食は、この桶でもってきてくれました
朝食が3段に分かれて入っています。
サラダと鮭
煮物とマグロの納豆乗せ
全部出すと、こんな感じになります。
先日も、喜多方で、2部屋のみのお宿に泊まりましたが、こういうところは、食事が充実していることと、静かでのんびりできるので、1泊のみでも、大満足です。また、泊まりたくなるお宿でした。