2020年、コロナウイルスで、世の中は様変わり。こちらのお店も、一か月程度お休みして、訪問した5月15日から、ようやくお店の営業開始となりました。休んでいる間は、テイクアウトのお料理を提供していたようです。
初めての訪問ですが、テーブル席2つと座敷2テーブル(組み合わせで変えられると思います)、とこじんまりしています。この時期は、予約で昼夜ともに、二組づつのようです。
今は、メニューもある程度限定されており、事前予約のみです。私たちは、そばミニ懐石を注文しました。
先付です。
茄子とアワビタケの和え物
竹の子の煮びたし。この出汁が上品で美味しいです。出汁も全部飲み干したいくらいです。
サーモンの幽庵焼とポテトサラダ。こちらも上品な味です。ポテトサラダには、たくあんかいぶりガッコのような食感のものが入っていました。
京出し巻き。ふわふわの卵です。準備に6時間もかかるとか。写真は二人分ですが、これだけでも、食べる価値はあります。
ふわふわですが、箸で持っても崩れることはありません。
そして、天ぷら。熱々です。かぼちゃ、サツマイモ、竹の子、しし唐、いか、海老です。かぼちゃ、サツマイモ、イカは、普通よりも大ぶりというか、厚みのある素材。ボリュームもあり、それぞれの味も、いうことありません。お蕎麦は、すぐに持ってくるかどうか、聞いてくれましたので、少ししてからとお願いしました。
そして、お蕎麦です。お蕎麦は、こちらで打っているのではなく、新潟のほうで打ったもらって、取り寄せているそうです。
薬味も綺麗です。そばつゆは、写真はありませんが、やはり、出汁が美味しい。それぞれの料理に、こだわりの鰹節をつかい出汁を作っているそうです。
少な目に見えて、意外とボリュームはあります。少し、モチっとした感じで、さっぱりした味のお蕎麦です。
最後にデザート。柚子を一つ分使っている甘味です。そのため、モチっとした食感ではなく、柚子がたっぷり入っているので、さらっとした感じで食べられました。そして、水出し茶も、サービスでいただきました。
お店ができて、4年ということでしたが、近くにおいしいお店があるのはうれしいことです。次回は、京会席をいただければと思います。