選ばれた言葉

おはようございます。エルです。

もっと早くアップしようと思いながらも、休日は具合の悪さを言い訳にしてしまいます。

今日読み終わった図書館本。

佐藤泰志『そこのみにて光輝く』
これは映画化されたらしいのですが、新聞に載ったある女優や記事を見て、借りてみました。

淡々と、あるいは荒涼と、一人の男性が生きていく話なのだけど、
うっかり？関わった人々が主人公を先へと進ませるような、かといって、彼の意志が弱いわけではなく、

人と人が繋がりを持ちながらも風通しがいい。

孤独と人生を無理なくイコールにしているような主人公の生き方。

読みやすいのは、作者の言葉が選び抜かれ研ぎ澄まされているからだと思います。

タイトルがもう痺れますね。
読むそばから潮のかおりがしてくるような作品でした。


村木美涼『窓から見える最初のもの』
こちらは新人。

かなり読みにくかったのですが、どうやらこれは推理小説に入るらしいとわかってから(途中で後ろをめくったら選評があった。アガサ・クリスティ賞)、決着を見なければと思って頑張って読んだ。

自分好みではないですが、パラパラ見た時、心療内科に通う女子学生が出てきたのでそのまま借りました。

推理小説を意識しなくても、短編で佳品を作れる人のような気がしました。

物語を書けない読み手はエラそう(笑)。


今日も今一つですが、
なんだか急にスヌーピーについて知りたくなって、並行して雑誌を購入。

盛りだくさんすぎ。
高校生の頃に友達から貰ったピーナッツのペンケースを持っている位だったけれど、グッズが欲しくなってしまいました。
ちなみに好きなのは、ペパーミントパティとウッドストック。


今日の良いこと・調子の良くない朝でも昨日貰った西瓜は美味しく頂きました！


皆様に幸運を！