Heart Forest

日常生活の中でちいさな楽しみを探して行きます。

ええい!引き摺るな

2020-07-31 07:19:06 | メンタルヘルス
おはようございます。

エルです。


このところ友人からのメールが不穏過ぎて、引き摺られてしまう。

私も昔はデヴィッド・アイクの陰謀ものを読んでいたけど、フィクションのようにぼおっと読んだくらい。

でも、最近友人が災害や事故が起こる度に陰謀ではないかとメールしてくるのが怖くて辛い。
なまじ知識が豊富なので色々と考察して過去の出来事や古典をひもといてメールを送ってくるから、
なんというか、読むだけで怖くなっちゃう。

ストレートにそれを言えば「エルは国家にゾンビ化されてる。」と言われるんだろうな。トホホ。

中学からの付き合いで、当時からその聡明さを尊敬していた友人。

私は友だちが少ない。


ご免なさい。ウジウジして。
でもブログは続けることを目標にしているのです。


ヨシタケシンスケ『それしかないわけないでしょう』


これはMOEの付録ですが、単行本も出ています。

これ読んで泣いちゃった。救われます。



今日の良いこと・仕事がお休みの日。それだけでほっとする。ちょっとだけ歩こうと思っています。




皆様に幸運を!

健やかに生きたいものだ

2020-07-30 20:25:31 | メンタルヘルス
こんばんは。

エルです。


今日は仕事の後に通院。

前回の診察では、いつも愚痴を垂れ流してばかり、と主治医の先生に言われたので
「今日は愚痴はないです。」と言ったんだけど
「ええっ?それでエルさんは大丈夫?持つの?」

なんだこの会話。


先日の若手俳優の自死で、同僚も不安定。
「特にファンというわけでも無かったのに夜になると泣いてしまう。」とのこと。

その話をしたら、先生も
「この間BS放送で番組を見かけて、ああ、この人はもういないのかと思ったら、とても動揺した。
仕事で、どうしても亡くなってしまう患者さんがいると、やはり納得出来ないからね。」と言っていた。
先生は精神科医なのだ。

なんというのか、スマホのニュース画面見るたびに毎日顔写真を見るのは少し辛いものがある。
もうニュースにしないでくれないものか。



今日の良いこと・一日まるっと雨が降らなかった。久し振り。もう7月も終わるのにこんなに梅雨明けが遅いとは。
あと、昔は懐いていて、実家住みになった途端、冷たくなった(笑)愛犬がこの頃足元にじゃれつくようになったこと。
うっかり踵が愛犬の顎にヒットしたりするから危ないんだけどね。



皆様に幸運を!


あがなう

2020-07-29 06:17:59 | 読書
おはようございます。

エルです。



倉数茂『あがない』読了。

贖う(あがなう)は償う(つぐなう)混同されがちですが(私も同じかな?と思っていた)、
言葉のニュアンスだと、つぐなうより重い感じがします。

命を命で賠償するような。


ウィキペディアを見ると、宗教的な意味があるみたい。
つぐないが、誰かに与えた金銭的損失を補填する意味だとすれば
あがないは、より神からの怒りをなだめるために差し出すこと。
キリスト教の内容を必死に目で追ったのだけど掴みきれませんでした。
ご免なさい。


さて本作の主人公は作業場で働く鳶職の40代の男性。

読んでいくうちに、過去にクスリで家族も仕事も失った事がわかります。

でも薬物依存からの更正の話と断じるとそれは半分正解。

ラストはどうしてそこまで、という気持ちと
やはり人間は罪の重さに耐えかねる生き物なのかという気持ちが半々でした。

さらさら読める文章なのにこのテーマは出色だと思います。
お薦め。


今日の良いこと・昨夜は大雨特別警報が出されていたエル地方。
今朝は霧雨まで回復。このまま梅雨が明けてほしいです。



皆様に幸運を!

お風呂が嫌いになる?

2020-07-28 20:12:30 | 日記
こんばんは。

エルです。


家には昔浴室の壁にシャワーヘッドがついていまして、
水しか出ないので当時父親だけが使っていました。

私にとってはシャワー自体がアメリカのイメージだったので
父はアメリカかぶれなのかな?と思っておりました。

歯磨き粉は丸い缶に入った粉でミントの香りが強烈でとても辛(から)かった。
あれは日本製じゃなかったと思う。

すぐ目の前の従兄弟の家にはライオ○のこども歯みがきがあって、バナナ味とか美味しそうなペーストで憧れたものです。


さて、認知症となった父は週に2回デイサービスへ出掛けるのですが、
お風呂を嫌うらしい。
家では全くお風呂に入らなくなってしまったので、デイサービスだけが頼りなのですが、
介護スタッフの皆さんが、父の機嫌を損ねないよう気を遣って入浴に呼んでも入らないのだそう。

私も一度自分の診察の前に覗きに行った事がありますが(私が通院しているのも同じ病院)、
その時ものらりくらりとスタッフさんの誘いをかわしながら入浴を笑顔で拒んでいました。

わたくし、怒りと申し訳なさで爆発しそうでした。

ちょっと前までは毎日お風呂に入っていたのに、人が変わってしまったようで驚いています。

今日もスタッフの方が、申し訳なさそうに「お風呂に入ってもらえませんでした。」と仰っていました。

中高生の娘さんの「お父さんはクサイから嫌!」レベルではないので辛いなあ。



今日の良いこと・帰宅時には雨が土砂降りで、雨合羽を着ても顔がびしゃびしゃに。雨に濡れることが嫌いじゃなかった十代の頃を思い出しました。
思えばなんであんなにいつもいつも傘を忘れてたんだろう(笑)?



皆様に幸運を!

そうだ、読書しよう

2020-07-27 21:35:22 | 読書
こんばんは。

エルです。


村上龍『半島を出よ』上下巻ようやく読了。

金正日への不満分子を装って北朝鮮の軍隊が福岡に上陸し、そこを拠点に日本を制圧しようとする話。

平和ボケした日本人は、なす術を知らず
総理も大臣たちも言葉を濁すばかりで積極的に北の軍人と対峙するのを避ける。

そうしながらも福岡を地区ごと閉鎖して
問題から目を反らそうとさえする。

福岡県民は不自由を訴え、友好的に見えても武装した軍隊に恐怖を抱く。

年配者でさえアメリカが守ってくれるのではないかと考える所がリアルで怖い。
安保条約を読み直して、そんな都合の良い話は無いことにすぐ気付くけれど。

どこの国でも助けを求める姿勢がなければ誰も何処も助けないだろう。
それとてあくまでも自国の益になればの話。

フィクションではあるが、国の対応が杜撰なところがなんともリアル。


登場人物の描写は北も日本もそれぞれが変わっていて、そこが面白いとも言える。
(途中、筒井康隆『農協月へ行く』を思い出すような下ネタの酷い人物も登場)

気が付けば、図書館から借りたこの本に、次の人の予約が入っていたので最後は急いで読みました(笑)。



今日の良いこと・買い物したり、新たな本を借りたりするうちに雨が土砂降りになってしまったけれど、頭のなかでイメージした通りに動けたので満足感がありました。



皆様に幸運を!