こんにちは。
エルです。
吉田修一『ミス・サンシャイン』を読みました。
正直、特に好きな作家さんではなく期待もしていなかったのですが(←何様?)
すごかった。
素晴らしかった。
長く映画界でスターとして生きてきた
女優と、
教授に勧められたアルバイトとして彼女に関わった大学院生。
戦後間もなくハリウッドに進出して
成功をおさめた彼女を、
長崎で被爆した事を踏まえて、貶めるように「ミス・サンシャイン」と呼んだ
アメリカのTVショウの司会者(←間違いなくク○)。
彼女の魅力的な人物像
大学院生の恋模様、そして家族の過去。
うん、困った。最近は思ったように表現する言葉が出てこないね。
もっと息をするように分かりやすく言葉を散りばめたいのにな。
だけど読みやすいのに、心を抉られるという不思議で凄い作品でした。
今日の良いこと・雨上りの庭で家に活ける花を採りに行ったら、雨でグッタリしていた子達(花、主に芍薬)を見つけて連れ帰りました。
まだ春といえるこの時節くらい、お花は庭でまかないたい。
皆様に幸運を!
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