こんにちは。
エルです。
昨夜お手洗いに立った時に(なんだか失礼・汗)窓の外が薄明かるかったので、雪が積もったな?とは思ったのですが
今朝は道路が所々つるつるでした。
いや、めっちゃ怖いわ~と半分くらいは自転車を押して歩いて駅まで行きました。
この状態って車の方からすると酷く迷惑だと思います。すみません。
出来るだけ端っこを走りましたが、
端の方程凍っているんだよね。
さて昨夜読み終えた、
月村了衛『半暮刻』凄く辛くて怖かった。
半グレ、ヤクザの住み分け、融合、洗脳
2人の若者について各々本の半分づつ
「○○の罪」「✕✕の罪」として綴られています。
主に男子大学生のバイトを働かせて、女性をナンパし、高い酒を飲ませてやがて風俗へ落とす。そこまでが仕事。
勿論そんなことをやっていれば捕まる訳なんですが、
社長のポストにいた人物を始め、学生達の殆どに執行猶予がついたのに比べ
ネグレクトから施設で育ち、身元保証人が居なかった青年には執行猶予がつかずに実刑。
さらには、彼と組んでいたお坊っちゃんは携帯を壊して逃げ延びる。
その後の人生は二人に陰と陽程の違いを生むが…
この本の前に
Z李『飛鳥クリニックは今日も雨』という、同じ半グレでもふあ~っとした余り(少なくとも中盤までは)悲壮感の無い話を苦労して上・中・下巻読み終えておりましたが、ファンタジーかよ?と思うようなならず者の話で所々ついていけず。
比べて今回の本は酷く重かった。
刑務所に行ったから罪が洗い清められた訳ではなく、その後の人生にも酷く苦労する青年。そして自分の罪を背負いながら死ぬまで生きていかねばならぬことを悟ります。
そしてうまく逃げおおせて大企業に入社したお坊っちゃまは?
と言うお話。
これは是非ともお薦めしたいです。
たまに胸くそ悪い話を読みたくなった時等に(笑)。
今日の良いこと・色々自身の不具合はあるものの、なんとか生き延びて日銭?を稼ぐことが出来るのは有難いなあとしみじみ思いました。
皆様に幸運を!
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます