こんにちは。
エルです。
イアン・マキューアン『未成年』読了。
文章がとても魅力的。イギリスのドラマを観ているみたい。
以前、『Law And Order』を観ていたので、黒のローブと銀髪のかつらを着ける弁護士や判事たちが目に浮かびました。
主人公のフィオーナは60才を目前にした女性判事。ピアノはプロ級の腕前。
突然同世代の夫から他の女性と関係を持つことを宣言される。
フィオーナの仕事が忙しすぎて、夫婦間の営みが無いからという理由。
フランスか?(間違ってたらすみません。でもわけわからん。)
この物語の大事なところは、宗教の教義に反するということで白血病に罹った18才の少年が輸血を拒否しているという事例にフィオーナが関わるところ。
輸血をしなければあと僅かしか生き延びることが出来ないのに、少年も両親も敬虔な信者でいることを望む。
フィオーナは少年を救うべく行動する。
しかしその姿は少年には例えようもなく美しいものに映り・・・。
これ以上は書けないな。
タイトルが酷いけど(笑)。
自分はそんなふうに真っ直ぐだったろうか。
今日の良いこと・いつも手をすり抜ける秋。今日は秋らしい一日でした。
静かな風、長袖のシャツ。
秋、鑑賞。
皆様に幸運を!
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