Heart Forest

日常生活の中でちいさな楽しみを探して行きます。

苦手でごめんね美禰子

2022-02-13 11:31:24 | 読書
こんにちは。

エルです。

本を読んでもなかなかブログを書けないので(うん、怠惰なだけ)
読書ノートをつけようかと思う今日この頃。
あ、ノートもブログも一緒か?

さて、
なんだか昔の本を読んでひと息付きたくなり夏目漱石を借りに図書館へ。

姉は論文が漱石だったのに、実家にはもう1冊もない。
父が古本であっても全集を貸していたのに。

そして終活(という言葉が嫌いなのだが手遅れ)なんだか、父が認知症になってからは書斎にあった本の殆どを母と姉で
芥川も太宰も私の好きな中勘助も全集ものは全部処分してしまった。

「岩波文庫のここからここまで買っちゃおうよ。」
「お前読むか?」
「うん!」

それらももうない。
漱石や芥川を読むのにいちいち図書館へ行く日が来るなんて。

※追記:改めて夕方書斎に入ったら、ばらばらになりながらも全集はありました。
母と姉、勝手に悪者にしてすみません。


あまりにも長い閑話休題。

ふと、お気楽な高等遊民(まあ、無職の大学出の大人たち?)の本を読もうと『それから』を読みたくなった。

それで図書館へ行ったら、なにやらこれは三部作に含まれると分かった。
『三四郎』『それから』『門』である。

それから、と門、は似たような話というぼんやりしたイメージしかなかったけれど、
三四郎は学生時代に読もうとして、ヒロインとも言うべき美禰子が苦手で挫折。

で、今回は頑張って読了。

うん、美禰子、美人で教養もあって
三四郎とも良い感じだったんだけど
家事手伝いというか、花嫁修行中という名の無職と大学生。

時代もあるけど、同年代ではどうにもこうにもで。

今ならなんとかなる道もあったかな?

美禰子はバイオリンも弾けるし英語も出来るお金持ちのお嬢様。

そんなに昔の話でもないね。

私は平民(笑)だったけどそれでも、卒業と同時に見合い結婚させようと親が画策していた。

美禰子、あんたは別に思わせ振りな嫌な女じゃなかったね。
今になって、少し可哀想な気もするよ。

勿論、家庭に入ったって自分の良いように生きただろうけどさ。

『三四郎』ほんのり寂しい小説だなと知ったのでした。


今日の良いこと・午前中にサウナと英語の勉強(無料アプリ)が出来ると満足です。雪も解けました。


皆様に幸運を!


呑みたくないものを呑まされると吐く

2022-02-04 13:46:15 | メンタルヘルス
こんにちは。

エルです。

タイトルは、今日の診療のお医者様の言葉。

ここ最近、吐き気がしたり、実際にケロケロっとしちゃったりして。
今週PCR検査をして陰性だったので少しホッ。

お医者様の言うことにゃ、
精神科は吐き気を訴える患者さんが多いのだそうです。

「だって、飲みたくもない他人のヘドロのような愚痴や垂れ流される自己満足みたいなものを呑まされるわけでしょ?
そりゃ、吐きたくなるよ。」

ま、サービス業なので、時に200円位を支払われたお客様が滔々と語ることもあります。

どうかな?それを振り切って仕事に戻れなかった自分も不甲斐なし。

聞くより語る専門の親は、まあ高齢なので期待しちゃダメ。

ちょこちょこ好きな事を探してみる私ではある。

で、これは自分で文字をなぞって書きこむ本。



インクは黒の他に2色しか持ってないけど、安いガラスペンを買って臨んだ本(ノートのように書き込みます)です。



これは紫陽花色のインクで。とてもお安いカクノという万年筆です。

『ツキアカリ商店街』
ガラスペンは水でペン先を洗えばすぐに色を変えられるので、小さなインクを買おうかな?

今日の良いこと・今日こそは雪か?歩きか?とキョドるわたしですが、今週はチャリで行けました。
&いつもの喫茶店。気のせいか、コーヒーゼリー好きの私のプレートにはいつもミニコーヒーゼリーが付いてます。
皆さんのもそうなのだろうけど(笑)。

休日のモーニングに50円で付けるくらいコーヒーゼリー好き。



皆様に幸運を!