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「生きる はたらく つくる」皆川 明

2022年12月26日 | ハンドメイド

ミナペルホネンの皆川さんの今までを綴った本です。

ここをよく見にきてくださっているかたは おわかりでしょうが、

私は あまり本は買わないようにしています。

家にITを繋ぐようになった20数年前、多くの本を処分し、

図書館で読むか、ネットで見るかで満足しています。

一番の大きな理由は 本は多数になると重い、嵩張る これが理由です。

ところが この本だけは 手にとって、読んで 手元に残したいと思ったのです。

 

私は ミナペルホネンに興味を持った時点で、皆川さんのいろんな事を知ることになりました。

解説の中で書かれた内容も、それ知ってる、それ知ってるだったのですが、

1か所 知らなかったことがありました。

それを読んだ時、泣けて、泣けて、、、。

だから この本は買って、手元に残したいと思ったのです。

 

以下、アマゾンでのこの本の解説です。

魚市場でアルバイトをしながら、たったひとりで始めたブランド「ミナ ペルホネン」。
創業25周年を迎えて初めて明かす、これまでの人生と、はたらくことの哲学。

手描きの図案によるオリジナルのテキスタイル、流行に左右されない息の長いデザイン、
生地をつくり、服を縫製する工場との二人三脚のものづくりの姿勢など、
独自の哲学と方法により、比類のない服づくりをつづけているブランドは、いかにしてつくられていったのか。

幼い頃に両親が離婚。
小学校時代はスポーツに夢中になり、中学高校時代は陸上選手を目指したものの、大きな怪我を負い、断念。
目標を失い、ヨーロッパを旅行するなかで、偶然、ファッションの世界に出会う。
やがて、人の仕事を手伝いながら、はたらくこと、つくることの価値を発見してゆく。

しかし、自分のブランドをスタートした当初は、とてもそれだけでは食べてはいけなかった。
白金台に初めての直営店をスタートさせたとき、
預金通帳の残高は五万円、
しかも金融公庫からの借金は五百万円、という「崖っぷち」の状態だった。
それでもなお、前を向くことを諦めなかったのはなぜか。

生きづらさ、未来への不安を覚える世代に、また、経済的にままならない状況におかれている多くの方々にも、
ヒントとなることばが、考え方が、見つかるはずの一冊。
 
 


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2 コメント

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Unknown (冷水俊頼)
2022-12-27 19:47:59
私もこの本、本当に感動しました。いい本です。

私のブログは予約投稿が基本なので1月3日に感想がUPされます。

私の感想は以下。
皆川さんは、華々しくスタートした日本の有名デザイナー達とは違い、多くの回り道をして、ゆっくり着実に根を張ってきたデザイナーだと思います。

長距離走者だった皆川さんが先の先を見て着実に努力を重ねる姿を、見るべくして見た人が応援したのだし、困難な状況でも自分の流儀を崩さなかった皆川さんが時代の小さな波に飲み込まれずに、大きな流れに乗って成長したのだと思いました。
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冷水俊頼さんへ (yukko)
2022-12-31 14:56:17
ほんと、お返事遅くなり申し訳ございません。
その感想にも ぐっときます。
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