yuzuの記

優しい風に誘われて

志賀高原 蓮池から横手山

2024-09-20 07:46:00 | 景色

 

 

この夏は国道292号白根草津ルートを

 

中野側から入り、志賀高原から南下して万座温泉へと辿りました。

 

志賀高原には池がたくさんあって、夏場はその池巡りも楽しいですね。

 

紅葉の時期には一沼、丸池、琵琶池、蓮池、木戸池と

 

それは美しい景色が続きます。

 

シーズンごとにワクワクする場所のひとつです。

 

今年はクマの目撃情報が毎日のように続き危険なので

 

体力的にも池巡りのトレッキングは無理だと諦めました。

 

写真はさあ~ と立ち寄った蓮池の全貌です。

 

 

7月の後半だったので蓮がたくさん咲いていましたよ。

 

 

1周してもそんなに時間はかからないので

 

歩いてみるのもいいでしょう。

 

 

いつものように平床で休憩してあたりを撮ってみましたが

 

なんでしょうね、お天気のこともあり食いついてゆく気分にもならず

 

今回はササッと流してみるだけとなりました。

 

また秋に紅葉を狙って出直すことにしましたよ。

 

上の写真は横手山からの遠景です。

 

 

夏は山々と広がる空、そして雲の流れに感動するのですが

 

なかなかいつも満足するとはいかないようですね。

 

今年はあと紅葉と雪景色、二度のチャンスに立ち会えるでしょうか。

 

楽しみにしています。

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新島々駅と「氷壁」

2024-09-11 10:20:20 | 電車

 

 

上高地や乗鞍高原から松本へと向かう途中に

 

R158号線に沿うようにして走るアルピコ交通の新島々駅があります。

 

松本から上高地へのアクセスに使用される路線の終着駅です。

 

ここは電車の発着間際の場所なので

 

無理なく電車が撮りやすいところですね。

 

この車両はアルピコ交通上高地線の20100形

 

デザインが前のあずさ号とよく似ている所から好きなんですね。

 

出来れば側面もあずさ号のようであればいいのにな・・・とないものねだりです。^-^

 

 

昔、アルピニストたちは松本から上高地線に乗って

 

新島々の駅を降りて沢渡行きのバスに乗り換え

 

沢渡からバスの無かった時代は歩いて上高地を目指したと言います。

 

思うと大変な行程ですが、

 

美しい大自然を美しいまま残そうという、大きな願いが込められていました。

 

今はバスで上高地のバスターミナルまでは行くことが出来ますね。

 

マイカーの場合は沢渡からバスかタクシーになります。

 

 

上高地への仲間旅を計画したのはまだ20代の事、

 

それまでに読んでおきたい本がありました。

 

井上靖さんの「氷壁」です。

 

1956~ 1957に朝日新聞に連載された氏の名作です。

 

これは実際に起きた、前穂高東壁の冬季初登頂を目指した遭難事故がモデルとなっています。

 

絶対に切れることは無いと言われたナイロンザイルは

 

果たして本当に切れたのか、故意の切断事故ではと波紋を呼んでいました。

 

「氷壁」の小説では新島々の駅、大正池、河童橋など人気スポットが随所に出てきます。

 

上高地へのアクセスが克明に描かれているので

 

行くまでに是非読んでおきたいと思ったのですね。

 

切れるはずのないナイロンザイルが切れたために登山中に死亡した友人の死を、

 

同行していた主人公が追う、1955年に実際に起きたナイロンザイル切断事件がテーマの

 

これは山と友情と恋愛を交えた重厚な小説でした。

 

 

 

この新島々の駅を通るとき「氷壁」が蘇ってくるのがいつものことになりました。

 

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白樺と花の小径 富士見高原

2024-09-03 08:09:44 | 

 

 

 

最近、信州に行くと後半で立ち寄るところが多くなったのは

 

富士見高原です。

 

清里高原や吐竜の滝に次いで巡らせてもらっています。

 

特に夏は花の里がいいですね。

 

白樺ゾーンをゆっくり歩くのがとても好きです。

 

 

7月も末だというのに

 

ここはまだ紫陽花が元気いっぱい ^-^

 

 

ここは以前は、白樺林とユリのコラボが素晴らしいと

 

ブログ友さんに教えてもらって行ったのがきっかけです。

 

その方の写真は信州のカレンダーにもなるほどで

 

それは素晴らしい写真を撮られる人でしたよ。

 

 

こちらはアナベルが元気でしたね。

 

私が上手く切り取れずに、数年もたもたしていると

 

白樺とゆりのコラボは無くなってしまいました。

 

ここも鹿の食害による被害で、花が蕾のうちに食べられてしまって

 

今は比較的被害にあいにくい種類に変わっています。

 

もうだいぶ経ちますね。

 

 

ニッコウキスゲのお仲間でしょうか

 

白樺ゾーンではこの花が主流になっているようです。

 

 

 

今年はホタルブクロがとても多かったです。

 

 

この花を初めて知ったのは信州に通い始めた頃

 

美ヶ原に向かう道中でした。

 

その山の花らしい風情に見とれたものでしたね。

 

 

平日だったからか、受付のお姉さんが

 

入場は散策だけなら無料ですよ。と言ってくれて

 

「 無料 」う~ ん 大好きな言葉 ^-^

 

 

ゾーン内はめったに人とも出会わず

 

遭遇したのは3人ほどでしたね。

 

とっても清楚な素敵な時間を過ごさせてもらいましたよ。

 

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白糸の滝~ 419へ ^-^

2024-08-22 07:03:14 | 

 

 

行程は前後しますが

 

万座温泉に次いで行きたい所がありました。

 

もう何年も追っかけてはいるのですが

 

上手くタイミングが合わなくて、買えていない嬬恋高原の幻のキャベツ、419です。

 

生食専用で千切りやサラダ、そのままかじるなどが美味しいですね。

 

万座からだと直売所に向かう途中にある白糸の滝に寄って

 

そこから行くとちょうどいい時間になりそうですね。

 

事前に北軽井沢にある2軒の直売所を調べて

 

時期とか時間とか電話でやり取りして準備はOKです。

 

まずは浅間ハイウェーから白糸の滝に向かいます。

 

 

いつもより水量が多いようですね。

 

 

入口の所からゆっくり歩いて、飛んでくる飛沫も心地よく緑も綺麗 ^-^

 

 

駐車場の車から言ってもまだ人出は少ないようです。

 

ただ、海外からの団体さんのバスが着くと

 

途端に人で溢れかえりますが

 

15分もするとす~ と水が引くように居なくなります。

 

待っていれば極力人を入れずに撮れそうですね。

 

 

たまたま台湾の団体さんが続いたのですが

 

車いすを押す人も礼儀正しく

 

人が撮っている目の前に割り込んでくる人もいません。

 

お国柄なんでしょうか、気持ちのいい時間の共有です。

 

 

思う角度からは撮れなくてもその涼感はしっかりと届いて

 

ほんとに気持ちがいい~ ♪ 

 

 

マイナスイオンたっぷり浴びて

 

今日1日が楽しくなりそうです ^-^

 

 

定番の写真をもう1枚、

 

 

私の一番好きなスポット、うんいいですね~ ^-^

 

白糸の滝を思う存分満喫して

 

さあ「 419 」ゲットに向かいましょう。

 

群馬県の嬬恋村特産のキャベツ419はもう15年ほど前に知りました。

 

当時母と二人で母娘旅の浅間ハイウェーで

 

水車が回っているお蕎麦屋さんの風情に惹かれて

 

お蕎麦を食べに入った所

 

「そばが出来るまでこのキャベツを食べて下さい。生で美味しいですよ」

 

勧められるまま1口食べると「 ん ? 」なになにこれ美味しい~ ♪ 

 

見ると母も同じ反応で固まっています。

 

何か柔らかくて甘くて素材自体にうま味があるのですね。

 

後で419だと聞き嬬恋村で作っていると知りました。

 

その後何度も買いたいとトライしてみるのですが・・・

 

419はその繊維の柔らかさから痛みやすいのですね。

 

手に入らない幻のキャベツと言われる所以でしょう。

 

3日以内に家に帰らないと売ってもらえなかったりして

 

今回はキャベツに合わせた日程なので買えるでしょう。

 

調べて連絡も取っていた直売所は、白糸の滝から15分ほどの北軽井沢にありました。

 

羽生田売店、久保農園へ向かう道中、わくわくが止まりませんでしたね。

 

「419ありますか?」

 

「今朝の採りたてがありますよ~ 」

 

県外には流通してこない419が山積みになっています。

 

これも地元の人たちに寄って午前中には売り切れるそうです。

 

沢山ほしいけど友達の分と大きな玉を2つだけ買って、もう大満足です ^-^

 

家に帰って、早速短い時間ですが仏壇の母に供えます。

 

「やっと買えたよ~ 召し上がれ~ 」

 

昔、たまたま上手く買えたときに、あなたは1枚1枚外して

 

おやつのように、美味しい~ ♪ と食べていましたね。

 

私も大事にいただくことにしますよ。

 

旅の中での小さな目的だったかもしれないけど

 

人が幸せを感じることに事の大小は関係なくて様々なんだなと

 

ひとつミッションを成功させたような満足でしたよ。

 

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2009年、乗鞍岳 ツキノワグマ襲撃事件

2024-08-18 07:14:12 | 

 

 

 

今回は乗鞍岳頂上にほど近い畳平で1泊しましたが

 

山荘なのでいろいろな制限があり面白い体験でしたよ。

 

バスターミナルに着いて歩いて数分の宿に着くと

 

5組ほどの宿泊客はオーナーから説明を聞きます。

 

宿はバストイレなし、洗面所共用、暖房は小さな電気ストーブ1個

 

電力も少ないのでPM10.00には全館電気が消えます。

 

狭い部屋ですが個室というだけ贅沢でしょうか。

 

山では相部屋、雑魚寝なんてよくあることですね。

 

テレビも無く寒いのでPM5.00前には毛布にくるまって

 

疲れていたのか、AM3.00前まで爆睡して起床。

 

そこから45分かけて大黒岳に向かうことにしたのですが

 

結果は前述のような状況でした。

 

天候はドンピシャで願い通りにはいかないものです。

 

ただ この時期にだけ味わえる自然の出迎えは嬉しかったですよ。

 

 

日の出後に明るくなった大雪渓の道路には

 

人の姿がだんだんと見えてきました。正面は大黒岳。

 

ご夫婦らしいふたりがカメラを提げておられたので

 

「おはようございます。日の出は撮れましたか?」とご挨拶。

 

「はい、何とか あなたもいいのが撮れましたか?」

 

「それなりですがやっとやっとでした」

 

 

明るくなった道路わきにはあちこちにコマクサが

 

こんな環境でよく頑張ってるネ~ 。

 

 

< 乗鞍岳クマ襲撃事件 >

 

さて、宿に帰る道々、この景色の中であの惨劇が起きたのかとよぎるものがありました。

 

写真は左からバスターミナル、銀嶺莊、パトロール小屋です。

 

2009年9月、午後2時頃このターミナル付近には連休でもあり

 

このエリアに1000名ほどの観光や登山の人たちがいたのですね。

 

運行中のバスの運転手さんが大黒岳の上の方から物凄いスピードで

 

駆け下りて来るクマを目撃したのです。

 

そして、惨劇が始まりました。

 

興奮気味のクマは次々と人を襲い

 

周りにいた人たちは石を投げたりして助けようとして応戦。

 

中にはクマに襲われた妻を助けようとクマの頭に杖を振り下ろした人も・・

 

この人は後に大掛かりな手術を何度も受けるほど

 

顔を襲われ右目を失い顔面を大きく損傷しました。

 

クマはいよいよ興奮してバスターミナルのほうへ

 

わたしの泊まった山荘にもなだれ込んだのですね。

 

山荘のオーナーさんは客を避難させたり職員とバリケードを張ったり

 

クマに身を呈して戦いに挑みました。

 

父親がクマに襲われているのを見たオーナーの息子さんは

 

間に割って入り助けようとします。

 

そこに軽トラックが突っ込んでクマはバスターミナルのほうへ。

 

こちらでも職員さんはじめそこにいた人たちが必死に戦いに挑みます。

 

居合わせたバスやタクシー、パトロールの車が

 

いっせいにクラクションを鳴らしてもクマは動じず荒れ狂うばかり

 

職員が消火器を近くから噴射して、驚いたクマはパトロール小屋に逃げ込んで

 

ここでクマは閉じ込められるのですが窓を壊して逃走。

 

3時間半にわたりクマの襲撃は続きましたが

 

最後は猟友会によって処分されました。

 

結果10名以上の人がクマに襲われて負傷、重傷者多数。

 

救急搬送も2710mの山岳地ですから困難を極めたようですね。

 

よくクマとの共生を模索するべきだとの意見も聞きますが

 

このような事態には難しくも思えます。

 

そもそもどうしてクマはあんなに激怒し興奮していたのか

 

何故人間を敵とみなして次々と襲ったのか

 

原因の大元は大黒岳の山頂に何らかの出来事があったようです。

 

山でクマよけの鈴とか笛とか効果があるのか不安になりますね。

 

いよいよのときには、山の知り合いによるとクマよけのスプレーが強力で

 

唯一、効果が期待できるとの事でした。

 

この時、バスターミナルエリアにいた人たちは

 

一丸となってクマとの闘いに全力を尽くしましたが

 

改めてその勇気と行動に深く心打たれることです。

 

今、全国でクマの目撃情報が続いてきます。

 

極力近づかない事、刺激させないことが大切のようですね。

 

 

そんなこんなで下山する時が来ました。

 

山に行く度、いつも戒めが増えていくように思えます。

 

人に迷惑をかけないよう、無理な行程は組まない事、

 

そんな事を思いながら、乗鞍高原に向かって下りるバスに身を委ねます。

 

 

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乗鞍岳の日の出から

2024-08-14 07:53:14 | 景色

 

 

今回、初めて乗鞍岳の日の出を見るために

 

畳平の山荘で1泊し朝焼けごろから大黒岳に上がることにしましたよ。

 

 

ふもとのバスターミナルを14.00過ぎの山岳バスに乗ると

 

宿泊施設のある畳平には15.00前に着くことになります。

 

 

過去4回はAM3.30頃のご来光バスで上がっていたのですが

 

着くのが4.20分ごろでそこから大黒岳に駆け登ると

 

混み具合にもよりますが、すでに朝焼けは終わりすぐに日の出になります。

 

日の出前の空のドラマが一番美しいと思っているので

 

今回は時間のゆとりを持とうと1泊することに ^-^

 

朝3.00過ぎから用意して出発~ ♪ 

 

宿からは45分程かかりますがゆっくり行きましょう。

 

大黒岳を駆け上がるには私の体力もずいぶん落ちましたね。

 

 

ところが東の空が少し焼けて来たなと思ったら

 

大黒岳の階段を20段ほど上がった時

 

遮るもののない岩山に冷たく強い風が吹き荒れていて

 

時折の突風に体ごと持っていかれそうです。

 

これは・・・危ない、とても無理だ。

 

気温は4度とは言え強い風に体感温度は0度以下でしょう。

 

すぐに下山を判断し注意深く下りて行きます。

 

もってきたアルペンスキーのストックも支えきれないようです。

 

 

後からやってきた人たちも大黒岳は諦めて下りて来るようです。

 

風の向きから乗鞍エコーラインに沿って

 

避難小屋の有る肩の小屋口から大雪渓あたりが無難かもしれません。

 

富士見岳に向かった人たちは無事だといいですね。

 

 

この日はあいにく空の様子がすっきりとはしませんが

 

山のお天気に無理は言えませんね ^-^

 

 

荒々しく山並の新しい1日が始まりました。

 

 

次いで、日の出です。

 

 

分厚い雲に遮られて、いい写真は撮れなくても

 

この厳かな瞬間は得難い感動をくれます。

 

 

朝の光が山岳を照らし

 

暗闇をほどいてくれる瞬間・・・

 

自然はすごい !!

 

改めて絶句したひと時でした。

 

                       次は2009年に起きたクマの襲撃事件に少し触れたいと思います。

 

 

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まほろばの地 乗鞍高原にて

2024-08-08 07:53:02 | 風景

 

 

今回の山行きはこれまでと違って乗鞍岳山頂を目指し

 

ご来光バスに乗るのではなく畳平頂上の宿に泊まり

 

AM3.30頃からご来光スポットに上がるというプランです。

 

麓の乗鞍高原に9.00前に着いたので

 

今から14.00まで5時間の散策時間です。( 嬉しい~ ♪ )

 

 

ずっと長い間一の瀬園地では

 

このスポットがお気に入りでしたね。

 

この日は雲が切れなくて乗鞍頂上の姿はあいにく・・・でした。

 

 

園地の広い駐車場に回ると

 

何やら工事中のようで停まっている車は1台もいません。

 

聞くと新たに木製の展望台が出来るのだとか、

 

そっかぁ、長い間には変わっていくところもあるのですね。

 

 

そこからいつものようにまいめの池へと歩きます。

 

お天気が少し回復したのか映り込みも綺麗です。

 

 

「 また来ましたよ~ 私は元気ですよ~ ^-^」

 

いつものように乗鞍岳にご挨拶。

 

色んな事を乗り越えてここに立てた感慨はひとしおですね。

 

 

今夜の宿は山岳地区なので

 

バストイレなし、テレビ無し、寝ることだけに特化しています。

 

唯一個室であることが贅沢なんですね。

 

散策の後道路反対側に移動した日帰り入浴施設「湯けむり館」に ^-^

 

移転してからは初めてですが

 

奥まっているので前よりも分かりにくくなりましたね。

 

湯は相変わらず白濁の気持ちのいい湯でしたよ。

 

 

目の前のバスターミナルから畳平まで上がっていきますが

 

往復4000円とは高くなりましたね~ 。

 

 

この夏のビックイベントが始まります。

 

無理せず体に合わせて楽しむことにしましょう。

 

いざ !!

 

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誰もいない夏 嬬恋牧場

2024-08-05 08:24:50 | 

 

 

ここは嬬恋牧場の朝、

 

9.00も過ぎたけれどこの高原には人の姿がありません。

 

 

軽井沢から志賀高原に向かうルートは

 

万座ハイウェイか草津温泉経由になりますが

 

白根山の噴火のあと、コロナ禍に突入し訪れる人が激減していました。

 

 

嬬恋牧場は万座温泉から万座ハイウェイに続く道のかかりにあり

 

ここのレストランと牧場はひと休みする人たちの

 

ほっこりスポットになっていました。

 

簡単な食事や喫茶、お土産、土地の取り立て野菜などがある総合施設ですね。

 

後になって愛妻の鐘なんてのも出来て

 

若者たちにも列が出来るほど人気でした。

 

 

町おこしや村おこしの若者たちが

 

農業に参加しキャベツやトウモロコシの収穫にも頑張っていたものです。

 

が、ここも閉鎖されたようですね。

 

コロナの爪痕は町ばかりでなくこんなところにも大きく残されて

 

経済的に体力のないところは撤退を余儀なくされていました。

 

誰もいない・・・

 

広い牧場の優しい景色は今も変わりないけれど

 

駐車場には1台の車もいなくて閑散としています。

 

 

徐々に立ち上がりつつある経済がやがて潤ってくると

 

またいつか昔の姿に戻っていくでしょうか。

 

万座温泉から万座ハイウェー道中は秋の紅葉の時期など

 

それは美しい所です。

 

 

 

ずっと元気でいる限りまた訪れましょうね。

 

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古い町並みの夜明け前 高山

2024-07-31 07:17:12 | 景色

 

梅雨明けはしたものの

 

不安定な気象状況の為、今回の山行きは

 

何度もコース修正し思いがけず高山に立ち寄ることに・・・

 

 

夜明け前の4.30位に高山に到着。

 

町はまだ眠っています。

 

 

私は高山は雪が降りしきる中の町並みが

 

殊に好きなのですが、こんな静けさもいいものですね。

 

 

古い町並み、上三之町もゆっくりと散策しましたよ。

 

街にはまだ誰も出てはこないようです。

 

 

古都に住む人たちは

 

伝統的な文化や風習に囲まれる中

 

縛られることも時にはあるのでしょうが

 

十年、二十年経ったとき振り返ると

 

そこがふるさとなんだと思える時がまた来るのでしょうね。

 

 

私も小さいですが「小京都」と呼ばれる城下町で育ちました。

 

こんな古い街・・・なんて思ったこともたまにはあったけれど

 

自分の育った町はやはり何にも代えがたいふるさとでしたね。

 

そう実感するには年月もかかったように思います。

 

 

自分にふるさとと呼べる場所があるのは

 

有難いことだと最近思うようになりましたよ。

 

 

もう両親もいなくなって

 

帰る家も解体されてありませんが懐かしい事には変わりないのですね。

 

 

高山の街はそんなことを

 

ふっと思い出させてくれるような情緒のある空間でしたよ。^-^

 

 

 

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ジャガイモの花

2024-07-16 17:28:36 | 
 
 
 
昔からずっとジャガイモの花は白いと思っていましたが
 
 
イモの種類によって色んな花の色があるのですね。
 
 
 
 
淡い紫の花を見たのはこの時が初めてでした。
 
 
とても上品な花に見えましたよ。
 
 
 
 
 
広大な土地に広がる一面のジャガイモ畑
 
 
淡い紫の花が埋め尽くしてそれは綺麗です。
 
 
白い花は トキシロ、農林1号
 
 
紫はキタアカリ、ホッカイコガネ などで
 
 
私はすっかりキタアカリが美味しくて取り寄せるようになりました。
 
 
メークインは白地に紫の絞り模様が入っているようです。
 
 
おいしいジャガイモの季節がもうすぐですね。
 
 
 
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