世界有数の火山国である日本。黄金の国「ジパング」と呼ばれるのは、これが理由かも知れない。
金鉱床はどうしてできる? -火山の活動と熱水系の発達- (1)
火山が生まれてから、およそ50万年が経つと、マグマの熱により十分に温められた地下水が、大規模に循環し始めます。この熱水にマグマから分離した、金を含む熱水が加わり、地下の岩盤の割れ目を通って地表に湧き出します。その途中で、金は石英と共に割れ目に沈殿し、金を含んだ石英脈ができます。このような場所を金鉱床といいます。
一方、地表では、湧き出した熱水により温泉や間欠泉ができます。温泉や間欠泉の周りでは、熱水に含まれるシリカ(ケイ酸:SiO2)が沈殿し、温泉沈殿物(シリカシンター)が形成されます。
金鉱床ができて、さらに時間が経過すると、地表が風化・浸食を受け、含金石英脈が地表に現れます。石英脈が地表に現れていない場合、はボーリング調査により、金の品位や埋蔵量を調べ、経済的に開発が可能かどうか判断します。
ー引用ここまでー
国土を知る / 意外と知らない日本の国土
ー抜粋-
世界の活火山かっかざんの7%が日本にある
気象庁きしょうちょうによると、「活火山かつかざん」とは、およそ過去1万年以内に噴火ふんかした火山や現在も活発な活動のある火山をいいます。いま活発にけむりをあげている火山はもちろん「活火山かつかざん」ですが、過去の長い間活動がなくとも将来しょうらいに噴火ふんかの可能性がある火山も「活火山かつかざん」です。
日本では全国で活火山かつかざんが108山あり、世界の活火山かつかざんの7%を占しめています。
ー引用ここまでー
金鉱床はどうしてできる? -火山の活動と熱水系の発達- (1)
火山が生まれてから、およそ50万年が経つと、マグマの熱により十分に温められた地下水が、大規模に循環し始めます。この熱水にマグマから分離した、金を含む熱水が加わり、地下の岩盤の割れ目を通って地表に湧き出します。その途中で、金は石英と共に割れ目に沈殿し、金を含んだ石英脈ができます。このような場所を金鉱床といいます。
一方、地表では、湧き出した熱水により温泉や間欠泉ができます。温泉や間欠泉の周りでは、熱水に含まれるシリカ(ケイ酸:SiO2)が沈殿し、温泉沈殿物(シリカシンター)が形成されます。
金鉱床ができて、さらに時間が経過すると、地表が風化・浸食を受け、含金石英脈が地表に現れます。石英脈が地表に現れていない場合、はボーリング調査により、金の品位や埋蔵量を調べ、経済的に開発が可能かどうか判断します。
ー引用ここまでー
国土を知る / 意外と知らない日本の国土
ー抜粋-
世界の活火山かっかざんの7%が日本にある
気象庁きしょうちょうによると、「活火山かつかざん」とは、およそ過去1万年以内に噴火ふんかした火山や現在も活発な活動のある火山をいいます。いま活発にけむりをあげている火山はもちろん「活火山かつかざん」ですが、過去の長い間活動がなくとも将来しょうらいに噴火ふんかの可能性がある火山も「活火山かつかざん」です。
日本では全国で活火山かつかざんが108山あり、世界の活火山かつかざんの7%を占しめています。
ー引用ここまでー