「雀百まで踊り忘れず」ともいうね。
いろんな教訓があるけれど…
今日はもう14日ですが…
2012.12.12の日付で書いてます(北朝鮮のミサイルが、発射されちゃった日…)
子どもの時に聞いたり見たりしたことって、脳髄にしっかり刻まれて忘れられませんよね。
強制されたわけでなくても、子ども心に「なるほど…」と染み込んだ教えは、大人になってもずっと残ってる。
昔話は教訓の宝庫ですが、世界共通の教訓になってるのが『イソップ寓話』
「うさぎとかめ」や、「金の斧 銀の斧」、「北風と太陽」etc.
シンプルなお話なだけに、心にぐさぐさ突き刺さって、人の行動に影響を与える。
幼いころ、ちゃんとこういうお話を聞いておくことは、とても大事だな、と最近改めて思います。
英陸はね、かえるが苦手です。
だもんで、絵文字で←こんなやつがあると、実は使いたくない…
今日はあえて多用してますが、それは「王様をさがすかえる」というお話を紹介したいから…
あるとき、沼に住むかえる達が集まって、「王様がほしい!」と神様にお願いします。
神様は最初無視していたのですが、あまりにかえる達がしつこいので、一本の棒きれを与えます。
かえるは大喜びしますが、しばらくすると、何もしてくれない棒きれの王様に不満を覚えます。
そこでもう一度、かえる達は神様に懇願します。
「どうか強くて、皆にどんどん命令をくだすような、立派な王様をお授けください」
神様は「よし、お前たちが望むとおりの王様を与えてやろう」とおっしゃって、
沼に一匹の蛇を投げ込まれました。
蛇はかえるが大好物!
たちまち沼中のかえるを、全部食べつくしてしまいましたとさ… 偕成社「世界の幼年文学」より
人はなぜ、「強い」指導者を望むのか。
「強い」とは何なのか。リーダーシップとは何なのか。
強力な軍隊をもって、他国を威圧すればエライのか?
勇ましい言葉で人を煽るのが強いことなのか?
自分は踊らされてないか?
よ~く考えないと、大変なことになる…
もうすぐ総選挙、投開票日。
とても大事な選択をするってことを、私たちは自覚しなきゃね。
さもないと、蛇にみ~んな食べられちゃうぞ~~
そういえば!来年はへび年!!
ちなみに英陸は、自民党と維新には、絶対に投票しません。
では、おやすみなさい…
別にね、ひとっつもむずかしい話じゃないんですよ。
普通に、自分の良心に基づいて、
ちょっとだけ考えて、自分の意思で投票すればいいだけのことなのよね。
タダだしね、期日前投票もあるしね。カンタンなことなのよね。
誰に投票しても、どの党に投票しても、
誰にも責められる筋合いはない。
なのに、日本人には、それが難しいことなのかもね…
日本人にはいわゆる『民主主義』というものが向いていないのではないか。
めんどうなことはお上がぜーんぶ決めてくれる、ぐいぐいひっまってくれるリーダーがいればそれでよし。
実は「専制君主制」がぴったりなんじゃないか、と。
まあ、それで君主が名君だったらいいんでしょうけど、
スターリンとかポル・ポトとか金正日みたいな独裁者だった日には目もあてられない。
ううむ、いったいどうなるんだ、日本!
ちなみにまだ投票先を決めかねている状態でございます。
絶対に投票しない政党は、英陸さんといっしょだけど。