◎胆汁を身体に戻すための準備
・手術で胆管を結んでしまったので、ドレーンで胆汁を外に身体の外に排出していますが
いつまでもボトルを持つ歩く訳にはいかないので、胆汁を腸に戻す手術を行うことに
なりました。
腸に流すための胆管の出口が無いため、新たに肝臓から胆汁を流す場所が必要となり
ますが、今ついているドレーンは位置が悪いのと管が細すぎて使い物になりません。
・これからは内科の領域で経皮経胆管道ドレナージで胸から超音波で確認しながら、針を
胆管まで挿しその後チューブで胆汁を外に出します。
身体の中の見えない場所針を刺して目的の位置に的確にチューブを通せるのですから
凄いですね。
・このチューブを徐々に太くするため月に一回ずつ3度に分けて入れ替えます・
当然入院での処置となるので、9・10・11と毎月入院となります。
◎再度、腸と肝臓を結ぶ開腹手術
・12月(2021年)肝臓から胆汁を流す穴が出来たので、再度小腸と肝臓を結ぶ手術を・・・
何度もうまくいかなかったため、もう外科手術は行いたくなかったのですが、この
手術でお腹から出ているチューブとボトルが取れると言うので、これで楽になれると
実施しました。
・結果はまた失敗、この時は知識がなかったのでこれで治ると思っていたのですが、
今思うと何のため何故このような手術をしたのか不思議です。
・これで完全に希望が絶たれてしまいました。かなりショックです!!!
また手術で計3本あったドレーンの管も1本になり、命の綱である胆汁排出の
管が1系統となり綱渡り状態です。
◎修理(治療)方法なし
・主治医(執刀医)からは今後治療方法がが無いので、イロイロ試しながら検討する
とのことでした。
なんか変ですねっと言うことでチョット考えを変える事にしました。病気なら治療で
いいのですが、これって事故ですよね!事故なら治療でなく修理じゃないの?
どうでもよい事ですが考えを変えるだけで少し楽になりました。
◎ドレーンの管が頻繁に詰まる
・1系統だけの胆汁排出の管(ドレーン)がすぐ詰まり、胆汁は止まる度に病院に電話
をして急患で診てもらうのですが、それが1週間に数回あり、時には午前中と午後の
1日2回も病院へ行くこともありました。
・また管が抜けて管の入れ替えは入院で行います。先生が3人・看護師・放射線技師と
大人数で管を変えるのですが、最後に管が抜けないようにお腹の皮膚に縫い付けます。
麻酔をかけて針を通すのですが、この麻酔が我慢できないほど非常に痛くこれがこの先
続くと思うとぞっとします。(これじゃ入院回数も増えるはずだ!!)
◎家庭内要介護状態(老々介護)
・ハハは数年前から車の運転を止めていたのですが、ヨレヨレ状態のチチを病院へ連れて
行くため、嫌々ながら運転を再開しました。
(上り坂や暗くなると嫌だとブツブツ言っています。)
・チチはふらふらと倒れることが数回あったので、ハハは音に敏感になり少しでも音が
すると大急ぎで確認します。またお風呂で倒れたこともあるのでチチのシャワーの時
は脱衣所で待っていて上がると管やタンクがついているので身体を拭いてくれます。
感謝・感謝・完全介護状態です。
・退院後1年以上たっても食欲がなく家の中でも横になっていいる時が多く、この後も
入院中心の生活が続きます。
・ここで問題発生、タイトルが「21回目の入退院」ですが、(2024年8月現在)熱が出て
急遽外来で見てもらい幸いなことに検査結果がさほど悪くなかったので入院は免れました。
(体調が悪く通院する場合はいつも入院道具一式を車に入れて病院へ行っています。)
・22回目の入退院をする前に早くブログを完成しないとね
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