日本に行く機会があったので、航路をチェックしたところ
アメリカから東回りルートで、日本へ行く航路を発見
ニューヨーク等、東海岸からでは割とよくあるルートですが、テキサスからだとかなりの遠回りです。
しかしながら、実行する価値があることが分かりました。
なぜならば、B747に乗ってヒューストンからフランクフルトに行ける!! というわけです。 そうです、言わずと知れた ジャンボジェットです。
そして、フランクフルトから羽田に乗り継ぐことで日本へ行ける!! しかもこれはA340というエアバスの4発飛行機。
これは美味しさ倍増です。 すべて4発の飛行機に乗って日本へ行けるというわけですね。
その旅の記録も後日アップするとして。 今回はこのジャンボジェット B747に関してです。
ルフトハンザ航空はスターアライアンスの一役を担う世界第三位の売り上げを誇る航空会社です。
この航空会社がポストコロナの需要増に対応して、一度休ませていたジャンボジェット、(もしくは退役させようと考えていた)を復活させています。
最近は日本便にも復活したようですね。
ルフトハンザは総二階建てのA380も保有しているのですが、これらはまだスペインの砂漠に翼を休ませたままです。 B747の復活を優先された理由があるのでしょうね、きっと。
ヒューストンに1時間半ほど遅れて到着したジャンボは、B747-800型です。 これはほぼジャンボの最終系となりますね。 なんか、遅刻しても許されるような王様感があります。
ホームページにも機体の情報が載っています https://www.lufthansa.com/hr/en/74h
ジャンボの特徴は、言わずと知れた前方2階建てと、パワフルな4発ジェットで、実はかなりの高速という飛行機です。 今回の飛行でも風に乗って1000㎞/hを超えていました。
今回、至高の時間を思わせてくれるのが、このクラッシック塗装です。
駐機状態では、綺麗には収まり切れないほど大きな機体ですが、ルーフラインや機体のカラーリング等が素晴らしいです。
ホームページにある機体の塗装は、2018年に100周年を記念して新しくなったようですが、どうも没個性です。 クラッシックだけど気品のあるこのカラーリングにはやはりジャンボには似合うなぁと思いました。
搭乗の際にも、客室乗務員と話をしたら、機体についてわざわざ説明をしれて接続デッキに戻されここからのルーフラインと塗装はいいでしょう!と説明をしてくれました。 写真を撮ってみたけど、言われるほど…
この乗務員はとってもフレンドリーな方で、このためにルフトハンザ航空を選んだと説明したら、『そうか、だったら2階席も見てみたいか?』と階段まで連れて行ってくれました。
中に入ると、これまた懐かしい 3-4-3のレイアウトです。 ルフトハンザ航空の鶴マークが良いですね。
エコノミークラスでもゆったりと座れます。。 といっても窓際の3列シートを1人で座る際には勇気がいります。 なぜならば10時間弱のフライトを通路側2人座られている可能性があって、トイレ等にはかなりのタイミングと勇気がいります。。
まぁこれは3-3-3レイアウトのANA B787 でも一緒なのですが、迷わず窓際を抑えました。
理由は簡単。 窓からの風景を写真に撮る! それのみ
いいんです、これは至高の時間なんですから。
食事 : 可もなく不可もなしという感じでしょうか。 しかしながら、サービスはかなりの残念感がありますね。 ドイツの合理主義全開な食事時間。 食事とほぼ同時に飲み物の提供があります。 これは良しとしても。
食事の回収がめっちゃ早い!! 10分もしないうちに回収モードです。 そして、飲み物も持っていかれるぅ泣) というかトレイ事、渡してしまった自分が悪い。 まぁ他に来るかなという淡い期待も…。
ビールもアメリカのコスコで売っているスタンダード
その後コーヒーとかお茶も聞いてこない。 ううん なんだか社員食堂状態。 一回の波で提供と回収でおしまいって感じですね。 まぁどうしてもと言えばコールすれば良いだけですが。
エンターテイメント : これまた、可もなく不可もなくですね。 でも日本語対応しているのはすごい。
最初から期待していませんでしたけど、日本語試してみました。 でも OSが日本語対応なだけで、特に映画等に日本語対応が充実している訳ではありませんでした。 これまた最近は自分のデバイスで映画や音楽を持っていくので、一人の場合には重要度が低いですが、家族連れ方とかには少々マイナス点かもしれませんね。
後気になったのは、USBの場所
最近はこれが一番重要な設備です。 当初は ありゃりゃないのかい!・・・と思っていたら、ひじ掛けの裏側に発見です。
隣がいなかったので、はねあげてみたら発見です。 隣に人がいたら、まずは分からなかったし。 そもそも、『このひじ掛けは、窓際の席用なのか、真ん中の人用なのか?』という疑問が残りますね。
通路側のひじ掛けからきっとあるわけで、おそらく通路側から各々の利用を考慮しているのでしょうけど。
それでも、この4発の飛行機に乗って、至高の時間を味わう。 同時に過去に幾度も乗ったジャンボの思い出に浸りながら・・ 気が付けば4月のどんよりとした雲のドイツ、フランクフルト到着でした。