こんにちは! ベイエリアに住んでいるので、San Joseの空港を起点に日本往復をしたい。 そう思われる方も多いかもしれません。
この路線ではANAが SJC-NRTをB787で飛ばしており、空港へのアクセスが非常に簡単なので、日本へ家族で移動するときには重宝するのですが。
問題は、直行便の値段です。王道のANAサービスも機体もみんなOKなのですが、値段が安定高値です。
実際に4月から6月上旬への里帰りに家族4人の利用を考えると。 かなりの出費です。
往復で$6000ドルはなかなかです。 しかもマイレージサービスは劣悪な30%程ですのでステータスも上がりませんね。
なので、わき道マイラーとしては 今回はこのSJC縛りで考えられるオプションを3つほど提案します。
1.南経由
2.北経由
3.真ん中経由
この3つで、料金や時間を比較してみましょう。
1.南経由(LAX経由)
SJCからはかなりの便数がロサンゼルス空港(LAX)へ飛んでいます。 LAXからもめちゃくちゃの便数が日本へ飛んでいるので、かなりの確率で安価のチケットが手に入ります。(LAに住んでいる方は羨ましい限り)
今回は、なんとシンガポールエアラインの利用です。 言わずとしれた、お勧めの航空会社ですが、これがかなりの格安で手に入ります。
この路線はシンガポールエアラインのサイトからは見つかりません。
なんと、4名分の総額が6000㌦⇒2500㌦、まで半額以下まで下がります。 約3500㌦の節約です。
これに対しての、我慢しなくてはいけないこと。 それは時間とマイレージサービスです。後は席のアサイメントですね。
座席ですが予約の際に席を選ぶために別途15㌦ほどかかります。 しかしながら、座席指定はアメリカ国内便のみで、シンガポールエアラインのフライトでは、”なるべく一緒に座る” としかリクエストが入りません。
最悪別々に座ることが予想されますが、子供が小さいため2名ずつは確保されるはずです。
マイレージですが、この便はのチケットはLAXからのシンガポールエアライン(SQ)はNクラスのチケットとなり、ANA、ASIANAのマイレージサービス等では 0% つまり、同じスターアライアンスで飛んでもマイルは貯まらないということです。 シンガポールエアラインはスターアライアンスに加盟しているのにもかかわらず、提携には消極的なのがわかりますね。
しかしながら、シンガポールエアラインの運営するKrisFlyerでの登録ではこのクラスは50%ほど貯まりますのでかなりお値打ちが上がります。
アメリカ国内移動の飛行機はリージョナルジェットです。これは以前にもレポートした通り。エンブラエルの飛行機で、実に快適。2名x2列なので逆に良い配列ですね。
問題は日本からの大量の荷物が乗るのかどうか心配ですが。 チケットが安い分、荷物に対して保険サービスがあり、4名で20㌦と格安で保険に入れておくことで、もし到着が遅れたり紛失した際には最高1000㌦までカバーされます。これで一安心!
そして、時間ですが、通常であれば11時間ほどのフライトが15時間程かかりますが、実は到着はANA便よりも早い時間に到着します。 なので、国内線乗り換えや仕事等でも利用価値が高い便だと思います。 その分朝一番の飛行機ですから子供たちを準備させたりするので大変でしょうけど、なにせ空港から近いのでUberでちょちょいと行けばOKだと思います。。
空港でのレイオーバーは許容範囲内ですね。
2.北経由 (YVR経由)
次は、エアカナダを利用しての日本往復です。 最近、機材をB787に変えたのでエアカナダでも十分に活用できるようになったと思います。利点は、安定して安価なチケットを提供している点と50%のマイレージ獲得という点ですね。
KAYAKからのサイトがのみ$3200㌦ちょいと、2800㌦程の節約
こちらは、日本に近いバンクーバー(YVR)経由で、LA経由よりも飛行時間が短いのですがレイオーバーの時間が勿体無いですね。
なので、16時間ほどかかります。 朝が早いだけで日本への到着はANAとあまり変わりません。
マイレージサービス AirCanadaのマイレージサービスで 50% non-status Aeroplan Miles となっておりますので、ステータスは上がらないですが50%獲得出来るようです。 チケットクラスがわからないので、ANAやASIANAのマイレージサービスでの獲得レートがわかりませんが、恐らくASIANAクラブでは50%程マイレージが貯まると思います。 アメリカへの飛行機でも貯まるはずなので格安の割には良いと思います。
3.真ん中経由 (HNL経由)
こちらは、もしかしたら利用価値が上がってくるかもしれない航空会社です。 ハワイアン航空はかなり評判が上がってきていてますね。
こちらでは、$4000㌦ほどで2000㌦ほどの節約。
レイオーバーの時間もまあまあですが、フライト時間がちょっと長めです。 ハワイは意外と日本へのフライトに時間がかかるのですね。
使用機材も、B767と国際線にしては窮屈さを感じますね。 A330はOKです。 ハワイから日本へにはいろいろな地方へのフライトがあるので、もしかしたら札幌や福岡とかへ行く際には。成田経由よりも効率よく行けるかもしれません。そういったオプションも含めてありかもしれませんね。
マイレージサービスはANAとのコードシェアがあったのでAMCでの獲得が出来たのですが、残念ながらJAL系のONE Worldに移行するようです。 なのでスターアライアンスからのマイレージは獲得出来なくなります。
ANAのWEBサイトには以下のメッセージが掲載されています。
※ハワイアン航空は、日本時間の2018年3月14日(水)を持ってマイレージ提携を終了いたします。
詳細については、こちらをご確認ください。
以上
総評すると、不定期にシンガポールエアラインのチケットが浮上してきているので、こまめにチェックすることで、出費を抑えることが出来るのかもしれません。
出費を半額以下に抑えつつ、非常にサービスや機材の良いSQに乗れるのは良いかもしれません。
片道4時間ほどの移動時間をプラスするだけで3500㌦分の節約、なので日本では美味しいものとか食べれそう!