アメリカ共和党の大統領候補、ロン・ポールという人。
2012年1月10日、アメリカ北東部ニューハンプシャー州で、
共和党候補指名争いの予備選挙が行われました
こぶな将人氏、ブログ転載
[2012年01月13日(金)]
アメリカでも大統領選挙がはじまっており、現在は
「挑戦者決定リーグ戦」のような感じで共和党の候補者選び
が進んでいます。
すでに、ミット・ロムニー氏がアイオア、ニューハンプシャー
で勝利を収めており、どうもこの方に決まりそうなイメージ
もあります。この方は、キリスト教の中のモルモン教徒と
して知られており、この教派がどのような考えを持っているのか
私も勉強いたしたいと思いますが、実は現時点で2位に付けて
いるロン・ポール氏という方が非常にユニークな方であり、
日本としても知識として知っておく必要があるので、アップ
させていただきました。これは先日幸福実現党のニュース
ファイルにも掲載された事でもあります。
さて、ネットで見る限り、この方がアメリカでも地方出身の
なまり丸出しで、過激な主張をする方のように見えました。
しかし、それがゆえに、現時点のアメリカの政治不信を
払しょくできるかのような印象を与えるのでありましょう。
過激な話し方同様、その主張も過激であります。
それは「政府が最小限の関与でよい。その代わり税金は
最低限でよい。」とするものです。
要するに、アメリカ建国の精神に戻り、徹底的な小さな政府、
徹底的な自己責任の世界であります。
そうした理論的な帰結として「海外の米軍の撤退」という事
があります。ポール氏の目から見ると、なぜ、アメリカ国民
は税金を使って他の国に口出しするのか?自分の国の事は
自分の国で責任を持つべきではないか、というものであります。
私も、この主張が間違っているわけではない事に、危機感を
抱きます。そして、現在のオバマ政権が社会福祉政策を
進めているなかで、財政赤字がより大きくなっており、国防費
の削減も間違いなく行わなければならず、極端になると、
ポール氏のような共和党候補者からも米軍撤退の動きが出ている
事を日本国民は理解をしなければならないと思いました。
もし、ポール氏の主張が現実になると間違いなく映画
「ファイナル・ジャッジメント」に描かれている事が本当に
なってしまうのかもしれない、と思いました。
http://blog.canpan.info/kobuna/archive/1050
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