米誌アトランティックが
幸福実現党と饗庭広報本部長を紹介
2012.04.12 ザ・リバティwebから抜粋
米国の大手オピニオン誌「The Atlantic」オンライン版に4月11日付で、
幸福実現党の饗庭直道・広報本部長らが2月にワシントンD.C.に
おけるCPAC(保守政治行動会議)を視察した際の様子が紹介された。
以下、抜粋紹介。
•饗庭氏は日本の右寄り政党「幸福実現党」の幹部の一人で、
米国共和党全国委員会の日米関係公式顧問であり、カリスマ性を
感じさせる(charismatic)人物だ。今回の視察は、小さな政府、
安い税金、自由企業体制など、アメリカの保守主義のスタイル
を取りいれるのが目的らしい。
•なぜ日本に保守の政治運動が必要なのか。饗庭氏は言う。
「日本経済は長年落ち込んでいるのに、現政権は消費税率を
現状の5%から8%、10%へ上げようとしている。
そんなことを許せば日本経済はおしまいだ」
• 幸福実現党はハッピー・サイエンスという新宗教の政治部門で、
その宗教の創設者は仏陀の生まれ変わり(a reincarnation of Buddha)を
名乗っている。同党が目指す日本の姿は、世界の舞台においては力強く
――彼らは憲法の戦争放棄条項の廃止を唱えている――国内では
宗教性を重視するというもの。
同席の米国人は「キリスト教諸国の連合体と仏教的スタイルを
組み合わせたものと考えると、分かりやすいだろう」と言葉を添えた。
• 共和党の大統領候補者について饗庭氏は、
「サントラム氏は称賛を集めているが強さが足りない。
ギングリッチ氏には性格の強さを感じる。ロムニー氏は頭はいいと
思うが信用できない。
彼が何かを説明するほど、私には疑念が湧いてくる」などと評した。
• 日本の政治は2009年、長年の自民党政権が退いてリベラルな
連立政権が生まれたが、以来、3年間で総理大臣は3人目。
公約された改革は成果が出ていない。
従来の日本の政党や政治家のイメージを超える幸福実現党に対して、
驚きや多少のとまどいを感じつつ、ユーモアも込めて好意的に
紹介している印象を受ける。
同党の存在と政策が、米国で広く知られるきっかけになることは間違いない。(司)
以下
http://www.the-liberty.com/article.php?item_id=4117
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