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心に潜むデフレ待望思考を斬る

2011年10月28日 00時34分30秒 | 日記・ご紹介記事・つぶやき等

心に潜むデフレ待望思考を斬る

ばくちゃんさん改め、土佐のくじらさんに改名

土佐のくじらさんの日記の転載です。


世の中ではやっと、「デフレが問題だ。」ということを、

認める論調になりつつあります。

しかし、庶民の本能的な感覚の中では、まだ実は、
デフレに期待する深層心理が、強く根付いているように感じるのですね。

要するに、
「物の値段が安くなって、助かるじゃないか。」
という、感覚ですね。

これって、結構深いところにまで、染み込んでいると思います。

だって、ものが安く変えたら、ホント、うれしいですからね。
私でも。(^^;

しかしデフレの本当の恐ろしさは、実は、

借金ができないこと・・・なんです。

つまり家や車などの、

借金をして買わないといけないような、

高額商品が買えない・・・ということです。

借金や、借金をしての買い物の場合、
月々の返済額は、大体一定額ですよね。

毎年手取り給料が増えない、また、場合によっては、
目減りしていくことが予想されるデフレ経済のもとでは、
月々の返済額の負担率は、どんどん大きくなります。

たとえば、
10万円の手取額で、月々1万円の返済があるとします。
返済率は10%ですね。
借金を返済しても、手元には9万円残ります。

それが来年は、手取り5万円になったとしたら、

返済率は20%です。
返済後手元には、4万円しか残りませんね。

月々5万円分、生活レベルが下がってしまいます。

そういうことになるので、デフレ下では、借金は

基本的にできないのです。
基本的な直感として、人間は(特に日本人は)このことを、
無意識に察しているんですね。

インフレ経済下では、物の値段は上がりますけど、
大抵給料も上がりますね。
っていうか、
給料が上がらないもとでの、インフレ経済なんてあり得ません。

インフレ経済下では必ず、多くの庶民の給料は上がるのです。

年々給料が上昇するインフレ経済下においては、

借金の返済比率は下がります。
当然、借金がしやすいのです。

先に書いたデフレ経済下での借金返済生活と、逆の現象が起きてきます。
つまり、来年1万円の収入増があれば、月1万円の返済額が増えても、
現在の生活レベルを維持できるわけですね。

その結果、大きな買い物がしやすい・・・という現象が起きてきます。

企業とか、産業界においては、
これは、積極的な投資・・・という形で起きてきます。

銀行などが積極的な融資活動が行え、その結果、
全体のGDPを、ググっと押し上げる結果になるんですね。

仏法真理を学ぶ我々は、執着を断つ・・・と

いうことを教わっておりますので、
借金をしてまで云々・・・と話を、皆様はお嫌いかも知れませんけど、

結構、巷の方々には、
「インフレだと、借金がしやすいんだぜ。」
って言うと、

「あっ、インフレの方がいいかも。」

って、納得していただけることが多いんですね。(笑)

デフレを克服し、インフレ傾向に持っていくのは、
日本のような物が余っているような国では大変・・・というのが通例です。

しかし、この国では規制が強すぎて、新規の事業や、

新たな地域での産業が、創出されにくいのです。
それが市場を固定化するので、すぐに余る現象になるんですね。

物の値段なんてホントは、在って無きが如しです。
価値だけで本当は決まるので、

新しい価値創造に向かえば、高額商品でも売れるんですね。
日本は規制で市場を狭くする傾向にあるので、すぐに

値段の天井が来てしまうんです。

たとえば、あなたが暮らすお家の敷地面積が2倍になれば、
もっと置いておきたい物って、一杯あるんじゃないでしょうかね。

ということは、家が2倍になるだけで、物は2倍売れる

・・・ということです。

つまり家が建てられる土地が2倍になれば、

家を買いたいと思う人だって増えますし、現実に家も建つんですよ。
規制があって、日本の国土の90%ほどは、

建築物の建てられない土地なんですね。

規制体質こそ、実はデフレ体質の根本なんですね。

減税・規制緩和・新産業創出・・・
あらゆる手段を駆使して、デフレを克服し、

大きな経済を回し、景気を良くして、収入を増やす。

その結果、税収を増やすのが、

幸福実現党政策でもあるんですね。

 

 

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