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『年上の人の心を動かす法/2011年8月5日・質疑応答』

2011年08月07日 00時23分32秒 | 宗教・信仰

 『年上の人の心を動かす法/2011年8月5日・質疑応答』

    

● Ql.長年貢献してきた人が有の状態になっている場合、
どの様にフォローして いけばよいでしょうか。


その人個人、やはり一人一人に試練があると思うんですよ。
・総裁だって変わろうとしている。古参の幹部であっても、
このままでいいのだというなら、ある意味で謙虚さを失っている。
私でも、日々研究し、たとえば震災があっても、実際に町を見て
どうなっているかを実地に調べてみようとしたり、テレビだけでは
当てにならないのでね、
そうした努力なり工夫なりを常に心がけているんです。

・自分をイノベーションできる人は長く仕事できる。
それを早々と断念したひとは、どこかで御用済みになる時がでてくる。
その人を置いておくと、むしろ害の方が多くなる。
そうなってくると、やはり置いておけなくなるものです。

・若いころ有能だった人のほうがかえってスピンアウトする傾向がある。
それほど有能ではないが、人間関係がうまくて他の人を害しないで
いられる人、若い人が上がってきても平気でいられる人のほうが、
長くいられる。
自分のことを自慢していたような人の方が、逆にその場にいられなく
なったりしてゆきますが…

・これは組織の法則なので変えられない。出処進退の判・
断ができることも美徳の一つ。人生修行の一コマなので、
大きな目で見たらしかたない。最後は公の心を持たないと、組織
そのものが滅びていく。
自分が害になっていると自覚したなら、自ら出処進退をとってゆける人
は立派です。
・自己革新すること。そして年をとったら、若い人の言葉に耳を傾け
変化を感じ取って自分なりに努力すること。勉強しなくなったら
引退のとき。
昔取ったキネヅカで、いつまでもは通らない。
有の人は、これを言うことが多いが、それは通らない。
勉強をしなくなったら終わりです。そうなったら引退のときですね。

 

●  <参究のヒント>

・常に救世運動のお役に立てるよう、いつも勉強を重ね、
自己革新する努力を重ねていますか。
・若い人の言葉にもきちんと耳を傾け、自分を変えていく努力を
していますか。


● Q2.優秀なヤングエリートを伝道するには。

いくら優秀でも、若いうちはまだ、大きな組織などは動かせる
ものではない。徳川家の将軍ではないのだし、あるいは明治天皇
は若くして人を動かしたとはいえ、一般的にはそういう風には
行きません。
・若い人の場合は率先垂範型が中心となる。その際、利己心、
自己顕示にウエイトがかかると、人は協力してくれなくなる。
できるだけ無私な心になって燃えることが大事。
無私の心で燃えるというのは、燃料棒無しで燃えるようなものなので
難しいですが、やはりこれを目指すべき。

・自分だけの権威、権力だけで人を動かすのは無理。
権威を立てることの大事さを知る。権威をたてて、そのために頑張ろう
というと人はついてくるが、私のために頑張って下さいと言っても人は
ついてこない。その確認は大事。

松下村塾生だったら、自分はこう思う、ではなくて、吉田松蔭先生は
こうおっしゃられた、という風に、権威を上手く立てて、人に
接してゆくこと。当会で言えば、わたし(総裁)を権威として立てて、
やってていくということですね。

・宗教は、中が燃えれば燃えるほど、外が冷ややかになることがある。
このギャップ感を埋めるには、宗教的な言葉・宗教的常識を勉強し
続けるとともに、いま世間で何が問題になっているかを知ることも
大事(世間解)。会の外側にいる人に対しては、まず相手の話に合わせ
られなければいけない。相手が「そのとおりだね」といえる話題を
つくって話をしつつ、だんだん自分の持っていきたいところへ持って
いく技術を身につける。
最初からガチンコ勝負で、相手を折伏しよう、なんてのじゃダメ。
まずは相手がうなずくような土壌を作っていって、そこから徐々に
引き込んでゆくこと。

例えば、宗教キライの人に対しても、学校の話とかをしていって、
うちでは学校も作っていて、不登校やイジメ対策として、このような
学校運営を行なっているんですよ、とか話してゆけば、相手も、
あ、そうですか、宗教がそんなことをやっているんですか、へ~、
と食いついてきたりもするんです。

要するに、一方的に、自分たちの考えを押し付けるだけではダメ
なんです。これは宗教ではよくあることなんですが、最初からそれでは
ダメなんです。

・人は複雑な指令は受け付けないので、そのときそのときの重点を
絞っていく。組織の管理職は全体のバランスを見ることが大事だが、
動いている人の場合は単純化してあげないと動けない。
「あなたはこれを」というふうに言ってあげて、全体としてどうなるか
は自分たちの仕事と考えること。

<参究のヒント>

・心の底から、主の理想実現のために、全人類の幸福のために、
救世運動を推し進めていますか。利己心、自己顕示、自己保身等、
不純なものが混ざっていませんか。
・会の外の方に対する導き方について、どのように創意工夫して
いきますか。
・信者一人ひとりへの活動のおすすめを、今後のように創意工夫
していきますか。


● Q3.総裁先生が年若い支部長だったら、どのように活動を推し
   進めるでしょうか。

国内の支部はみな同じような発展してるのでアレですが …

・支部長にとっては、支部に80人も入れば十分満足かも知れないが、
私には小さくて壁しか見えていない感じ。もう一段「Think Big」で、
大きくものを考えるくせをつける。


● わたしがもし支部長だったら、勝手にどんどん企画して
いったりするので、たぶんすぐに外されてしまうと思いますが(笑) …

・国内の伝道を盛んにするには、伝道が進んでいない所に若手でも
いいから投入し、そこだけ数字が、ごまかしではなくて全くよそと
違う感じで広がっていくことをお見せしたら、それは他の支部に
うつっていく。

本部目標、毎月目標以上やったらいけないというのは間違い。
皆やる気がなくなってくる。海外では実際に、1000人とか5000人とか、
あるいは数万数十万とかまで、信者が増えてたりもします。

職員を見ると、元いた会社のカルチャーとかを持ってきている人が
多いので … 。

営業みたいに考えてしまって、植福などに関しても、今月の目標は
もう達成したから、それ以上の分は来月に回そう、なんて考える
支部長もいますが、これはマチガイですね。そんなのは内部の事情に
過ぎないんであって、人は思い立ったが吉日なんですから、そういう時は
ありがたく受けるのが正しいんです。

・私が支部長だったら、伝道局無視して拡大に入る。自分の力の限り
拡大に入る。配転されても結構なので、どこいっても発展させるつもり。

・やりすぎると来年はきついからと思う人もいるが、これは管理波動で、
やる気がなくなる。私が支部長なら、自分の心に忠実に、自分に出来る
ことを一杯一杯やる。本部長、伝道局長を飛び越して、総裁先生は
どう考えるかを考えて、それに忠実に行動する。

・マニュアル・標準化は、平均的な人に必要なもの。マニュアルでしか
動けないひとはヒラ。標準以上の仕事が出来る人にとっては、それ以上の
ことをしないといけない。自分がやろうとしていることは、総裁はOKと
いうかどうかをいつも考えていればいい。天に誓って地獄に落ちないと
思うならやったらいい。

マニュアルというのは、マクドナルドみたいな、アルバイトの人を
働かせて生産性を上げる目的のためには役に立つけど、それ以上の
ものではない。
・ガイドラインは平均までやってもらうためにある。それ以上仕事する人
にとっては気にしなくていい。自我我欲、利己心になっていないか、
公の心があるかだけを考えてくれればいい。

・私が支部長になったら、あんな小さい支部にいられるわけがない。
お客が80人しかはいらないですか。どんなへたな説法したらこれで
何年も続けられるのか、聞いてみたい。現状維持は破ります。

現状推持は脱落です。

局から来ているレジュメを読んでいるだけ? だと80名の支部のままで
停滞するかもしれませんが、どうなんでしょうか?(笑)。
・正心館つくる時、支部のお客をとられると反対した。情けない話。
どんどん本山いってください。新しい人を支部で開拓して集めるのが
目的です。

●  <参究のヒント>

・「これ以上支部に信者が来たら困る」「現状維持のまま大過なく
支部・地方本部を回せればよい」という気持ちはありませんか。
・伝道局や地方本部の目標数等に縛られることなく、総裁先生は
どう考えるかを考え、「Think Big」で支部の拡大に全力を尽くす決意を
固めましょう。

要点だけですが、だいたい以上のような質疑応答の内容でした。
法話と合わせると100分の研修でしたが、年上の人に対してだけでなくて、
一般的な人間関係論、あるいはサンガ育成論としても重要な内容を数多く
含んでいる法話研修だったので、参加できる方はぜひ直接拝聴して、
学びを深めていただきたいと思います。
私としては質疑応答の最後の方の、総裁先生の御言葉 …

● 自分がやろうとしていることは、総裁はOKというかどうかをいつも
考えていればいい。天に誓って地獄に落ちないと思うならやったらいい。
この言葉を、今後の自らの判断・行動を照らす指針にしたいと、強く
決意するところがありました。

 

 

取り急ぎ、ご報告まで。<(_ _*)>

詳しくはご拝聴ください

 


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