よく晴れる

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ヒッチコック特集

2023年08月25日 | 映画再鑑賞
久しぶりのブログとなりました
暑さと仕事の忙しいせいです
そしてきっと怠惰も手伝って…

最近アルフレッド・ヒッチコック監督の映画ばかり見ています
1940年代以降の作品はほとんど見てるはずなので再鑑賞になります
それなのに案外覚えていなくて新作を見ているような新鮮さがあったりします

さてさて、こんなの見ました

三十九夜
レベッカ
海外特派員
引き裂かれたカーテン
トパーズ
フレンジー
ファミリー・プロット

そうですね、作品のイメージが変わったものがほとんどでした
偏った感想を抱いていたのかもしれません
ただどの作品も台詞で説明するんじゃなくて映像でわからせようとするシークエンスが必ずあって、これが映画だよな、なんてぞくぞくしています

まだまだヒッチコックの映画はたくさんあるのでコツコツ見ていく予定です






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お早よう

2023年01月02日 | 映画再鑑賞
今年最初の映画鑑賞は
小津安二郎監督による「お早よう」にしました

この映画には何遍も
おならをするシーンが出てきます

内容はいろいろなんですが
楽しいホームドラマになっています

母親役の三宅邦子が素敵でした
佐田啓二、久我美子という美男美女も出てました

父親役は笠智衆で昔のお父さん像を体現していました

主人公兄弟の弟役の子が好演していてとても愛らしいです

このほのぼのとしたおならの映画、好きです






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 東京日和

2021年06月17日 | 映画再鑑賞

1997年 

 

監督、出演 竹中直人 

出演 中山美穂 松たか子 鈴木砂羽 三浦友和 浅野忠信 塚本信也 山口美也子 久我美子 藤村志保 ほか

 

感想 ずいぶん久しぶりに見たせいか楽しめた。やさしい人たちによるやさしい夫婦愛の映画。世界に二人ぼっちという感じがしてとてもいい。最後には切なくなる。映像に音楽もよかった。中山がとても美しかった。

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 1900年

2021年04月14日 | 映画再鑑賞

NOVECENTO 1976年 イタリア、フランス、西ドイツ 

 

監督 ベルナルド・ベルトルッチ 

出演 ロバート・デ・ニーロ ジェラール・ドパルデュー ドミニク・サンダ ステファニア・サンドレッリ ドナルド・サザーランド ラウラ・ベッティ スターリング・ヘイドン バート・ランカスター ほか 

 

感想 長尺なのでこつこつと少しずつ見た。ストラーロによる映像が素晴らしいしモリコーネの音楽もよかった。主人公たちもいい。独り善がりな展開があっても有無を言わせぬパワーを感じる。後半かなり雑だが細々描いてどうすんの?という感じ。大味だが素晴らしい。

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浮き雲

2020年07月15日 | 映画再鑑賞
KAUAS PILVET KARKAAVAT 1996年 フィンランド

監督 アキ・カウリスマキ
出演 カティ・オウティネン カリ・ヴァーナネン エリナ・サロ サカリ・クオスマネン ほか

感想 この映画を何度見たことか。時々無性に見たくなる。今回も面白かった。カウリスマキの映画はどれも好きだ。本作は特に好きだ。物語も人物も映像もその色合いもみんないいと思う。ムード歌謡みたいな音楽までいいような気がしてくる。しかしこの映画、レンタルしないと見れないのだ。廉価版の販売を切望する。
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ロスト・イン・トランスレーション

2020年07月14日 | 映画再鑑賞
Lost In Translation 2003年 アメリカ、日本

監督 ソフィア・コッポラ
出演 ビル・マーレイ スカーレット・ヨハンソン ジョバンニ・リビシ アンナ・ファリス ほか

感想 思っていたほど素晴らしくはなかった。公開当時渋谷までこの映画を見に行ったのが懐かしい。もう23年も前のことだ。物語は淡々と過ぎてゆく。分かりあえる誰かとのトーキョーの休日。すぐ隣にある非日常が面白かったのか、否それだけではない。この映画の空気感がよかったのだと思う。主演の二人がとてもいい。
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グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち

2020年07月13日 | 映画再鑑賞
GOOD WILL HUNTING 1997年 アメリカ

監督 ガス・ヴァン・サント
出演 マット・デイモン ロビン・ウィリアムズ ベン・アフレック ステラン・スカルスガルド ほか

感想 この映画はやはり好きだ。いろいろと気付かせてくれる。そして今回もまた泣いてしまった。主人公は20才で自分は40代で、感情移入するには歳を取りすぎたのだけれども、自分はまだまだ人間として未熟なため主人公の心理を自分のものにして見てしまった。そして涙するのだった。40代のおじさんがね。
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汽車はふたたび故郷へ

2017年11月12日 | 映画再鑑賞
Chantrapas 2010年 フランス、グルジア

監督 オタール・イオセリアーニ
出演 ダト・タリエラシュベリ ビュル・オジエ ピエール・エテックス ほか

感想 以前見てあまり面白くなかったのでイオセリアーニの映画なのにそんなはずはないと思っていつか見直そうと思って今見直して、やっぱりあまり面白くなかった。否、正直に言えばたいそうつまらなかった。睡魔に襲われるし見ていていらいらするし、映画鑑賞における体調問題についても考えてみたのだけれど、問題なし。この映画が悪いのだ。確かに映像にもストーリーにも楽しさがあまりないんだな。そういう映画も多々ありますが、これは嫌い。
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月曜日に乾杯!

2017年11月05日 | 映画再鑑賞
LUNDI MATIN 2002年 フランスイタリア

監督 オタール・イオセリアーニ
出演 ジャック・ビドウ ナルダ・ブランシェ ラズラフ・キンスキー ダト・タビエラシュビリ ほか

感想 仕事をサボってふらりと旅に出たら一年くらい家を空けることになった主人公は親の金で旅をしたのだった。この点がこの映画の気になる処で、あんまり感心しなかった。けれども主人公がノンシャランとしているので、嫌にはならず楽しく見ていられた。変な人たちばかりが登場する気もするけれど、一人々々の個性がなんだか面白い。映像が暗くて解放感がないのはなぜなんだろう?ちょっと気になった。
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街のあかり

2017年11月04日 | 映画再鑑賞
LAITAKAUPUNGIN VALOT 2006年 フィンランド

監督 アキ・カウリスマキ
出演 ヤンネ・ヒューティライネン マリア・ヤルベンヘルミ イルッカ・コイブラ マリア・ヘイスカネン ほか

感想 敗者三部作の最終章。不幸な話しではあるが人間性を描写することによって希望を感じさせている。悪い奴は悪いまま、いい奴はいい奴のまま、バカはバカのまま。最後はハッピーエンドなのだろう。いずれの場合にしても。たった一人の誰かがいるということがどれだけ大切なことかと思った。いつもより少し軽目に感じられた。それほど深刻な感じはしないのだ。けれども話は深刻である。つじつまの合わない気のする処があったので少し減点。
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