花紀行・2

「花紀行」の続き
散歩のときハイキングのとき
写真に撮っておいた山野草や
そのときの思い出など綴っていきたい

ケナシヒメムカシヨモギ→ヒロハホウキギク

2021-09-30 | 近所
なにこれ~  目に留まった瞬間!
ヒメムカシヨモギによく似ているけれど 印象は全く違う・・・そう感じました。
調べてみたら ケナシヒメムカシヨモギ という名前でした。
キク科 ムカシヨモギ属



はっきりもしない くっきりもしない写真になってすごく見ずらいけれど・・・
茎から横に真っすぐと言っていい枝を伸ばし整然としているという印象を抱きます



こんな感じで間延びしたようなとらえどころのない株が立っていたのです。


葉や茎を見るとすっきり なめらか という感じがします。
茎から脇にでる枝(?)先に 花ひとつ



花ひとつ すごく小さいですが 見た感じはヒメムカシヨモギよりずっと洗練され
あか抜けて おしゃれで都会的な花だなって思いました。


このあたりは今まで何度も足を運んでいたのに・・・気づいたのは初めてでした。


いつもの川 ちょっとはきれいになっていて オオイヌタデも少しは映えて見えるよう!






上の写真にも ケナシヒメムカシヨモギ がぼ~っと写っていました(^_-)-☆

目が慣れてくると意外にもすごく数が多く いたるところで生えているのが見えてきました。
平家蟹さんからの指摘で ヒロハホウキギク ではないかと教えていただき
あらためて写真を調べてみたら やっぱり その通りでした!
訂正してその確証となる写真を入れておきます。 ほかの場所で撮った中に写っていたのでした。
総苞片先端には黒紫色の斑点は見られないことが大きな決め手だったのです。

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ナミアゲハ

2021-09-29 | 近所
畑の脇道でナミアゲハが! 始めは1頭だけでしたが・・・




仲間が飛んできて一緒に♪  仲良しさん




なんかだんだん同調してくるよう♪♪♪




動きがぴったりになってきました! ペアなんですか~








ツルマメが咲くころのことでした。




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アマチャヅル

2021-09-28 | 近所
カラスノゴマがいっぱい咲いていたのと同じ場所で!!!
葉がヤブガラシにそっくりなのに ヤブガラシではない何ものかが花を咲かせていました。
撮っているときは名前がまるで分らず・・・
葉の形をとにかくはっきり撮っておかなければと必死になっていました。



ヤブガラシにすごく似ている葉


葉表 肉眼では分からなかったトゲみたいなのがついてる


葉の表にも裏にも痛そうな毛がいっぱい!

葉をひっくり返して裏側撮りました。

名前のことは後で思い返して分かったのですが
お友達がアマチャヅルを記事にされていてそのとき「葉はヤブガラシによく似ている」
とされていたのを思い出し「これだ!」ってなりました。

今までアマチャヅルとの出会いはなく今回が初めてでした。とっても記念になりそうです。
アマチャヅルは ウリ科 アマチャヅル属 雌雄異株
ここではほとんど雌株ばかりみたいで不思議・・・ほとんど若い果実付きでした。










雄株は単に見逃しているだけかもしれません。

こんなのもありました。 見た感じがとても若そうで初々しい感じのする葉



家からすぐの場所なので今後も散策の折の楽しみにできそうですが・・・
草刈りで消えてしまわないこと 願っているのです。
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昆虫と花と♪

2021-09-27 | 近所
家の周囲  ぐるっと見て回り 
飛んでいるのを初めて目にしたホシホウジャク
厄介と思ってしまうヒメイワダレソウがわがもの顔ではびこり
すごいことになっていました。
病院の植え込みにグランドカバーとして植えられているのです。
主張が強すぎ・・・いつもそんな目で通り過ぎるのですが
このときはそのヒメイワダレソウの花を求めホシホウジャクが超高速で
翅をふるわせているのを初めて写真に撮れました♪ 写りはすごく悪い。


花の蜜を夢中で吸っている最中




こっちにはオオチャバネセセリがヤブガラシの葉でひと休み♪






フェンスにツルを絡ませ 花を咲かせていたのは!
撮っているときにはこれはなに?って分からず・・・後でアオツヅラフジだと分かりました。
どれもみんな雄花でした。










9/8に撮ったのですが ここのアオツヅラフジはまだまだ花の時期でした。
ツヅラフジ科 アオツヅラフジ属 雌雄異株


前に撮っておいた アオツヅラフジの果実




中身を取り出して撮ったものの 形がイマイチよく分からず失敗(-_-)
青い果実の中身はゼリーのような物質に包まれ その中に種子がある



ゼリー状物質を取り除いた種子 アンモナイトみたいな形がなんとか・・・

もっとしっかり乾燥させたほうがよかったのかも・・・失敗を重ねることに意義がある
勝手な思い込みで決着としましょ♪
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カラスノゴマ

2021-09-26 | 近所
家の近くを巡っているとき! 思いがけずカラスノゴマが咲いていたのでした。
かなり久しぶりの出会い♪
アオイ科 カラスノゴマ属







カラスノゴマってなにかあったかもしれない・・・調べてみると
やっぱり すっかり忘れていた花の造りのこと
「く」っと曲がった雄しべ 長い仮雄しべ 長い花柱 



肉眼でははっきりしなくても写真でみるとすごく毛深い




仮雄しべに花粉いっぱいついていました。


花粉運び屋さん アリが来ています~




薄緑色のクモは葉の上に♪





茎や葉表や葉裏には星状毛があるそうで見てみたいですが・・・難しいかも・・・
きれいに紅葉するかもしれないし! 果実の頃も楽しみに期待して待ちたいです。 
草刈りされずにいてくれますように♪
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散歩コース 9月始め

2021-09-25 | 近所
いつもの散歩コース きれいな花にあふれているお庭を先ず拝見
まぁ~ 大株になったヤノネボンテンカ 咲いていました♪
見事というくらいの大木になっています。
ヤノネボンテンカは「草本状の低木」と載っていました。





シマサルスベリはプールの建物のそばでデンとして構えているのです。
折よく! 花を咲かせていました。





今季お初の出会い  ツルボがこんなところにひとつ♪


エノキには若い実がつきました!




ここにも!!!キノコに乗っ取られている形の木がありました。
いつか見たキノコいっぱいの木と同じように切断された後はこうなるのかと・・・
復習したのでした。


朽ちていくスピード 促進されるみたい






ここの水は小さな人口の滝から流れて来るみたいです。水の通り道 最初の始まり


小川のようにず~っと流れ


噴水池とつながっていました。
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アキニレ・花(9/13)

2021-09-24 | 葛西臨海公園
アキニレの様子を見たいとずっと思っていても お天気は好転せず焦っていました。
ようやく外歩きができるくらいの日に思い切って現場へ行ってみたのでした。
3か所くらいあるのですが
こんな感じでアキニレの「木」ともいえないほどの小さい木が横たわるように生えているのです。
悪天候続きのせいもあるのか打ち上げられたゴミがたまりなんとも嘆かわしく
アキニレにとっても受難の日々が続き痛々しく思えました。
ニレ科 ニレ属



アキニレの枝ぶりって独特な感じがします。


株全体はこんな感じで・・・花らしきものなどちっとも分からなかったです。


ところが!!! なんだかすごく小っちゃい赤いものが目に入りました。




これは花ではないですか!!!すわっ! 一大事となり
慌てふためき 色めきだっている気持ちを静め 手が震えそうになるのを必死にこらえ
花にできるだけ近づけるよう カメラを向けていました。
なんていい感じなんでしょう(*^。^*)  もうたまらない~~~

シメシメ ソワソワ ウルウル ドキドキ シメシメ ソワソワ ウルウル ドキドキ シメシメソワソワウルウルドキドキ


まず始めに雌しべが顔を出しているのでした。




始めは雌しべだけがすごく目立つ! 柱頭は2つに分かれていました。
花びらはどれ?ってよく分からないけれど・・・


▼こんな記述がありました。
「花被(花弁と萼片)は、鐘形で基部近くまで4裂し、花被片は長さ2.5mm程度の舟形」
”指4本を内側に曲げているように見える感じ”・・・という感想を抱きました。
花弁に文字を入れてみたけれど これでいいのかな~



こっちの花は雄しべも伸びてきていました。

赤みが強い花被片  なんだかみんなで雌しべを守っているようにも見えてきました。


目が慣れるにつれだんだん赤いつぼみから花になる状態見え始めました。


アキニレのすてきな表情♪  葉が赤くなったのもあり 見どころ 見ごたえありました。


この下の写真を見ると もう果実の形ができているようにも見えます!



アキニレは超急ぎ足で花を咲かせ  咲き始めて2,3日でもう実を結び始める
ヌルデと同様に花から果実になるまでの期間が短い
花期が終わらないうちに結実し種子ができるそうです。
アキニレの花を見たのは 9/13 のことでした。
あっという間に咲いて 終わるのもあっという間
アキニレの追っかけはとっても忙しいことが分かりました。
ここで花を咲かせていたのは何本かあるうちの 2本だったような気がします。
花ひとつの大きさはせいぜい5ミリ弱なのに・・・ 
感動と言ったらそれに反比例してすっごく大きかったです♪
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8月の終わりに♪

2021-09-23 | 葛西臨海公園
8月の終わりの葛西臨海公園散歩  これから旬を迎える植物色々
イタドリの花が咲き始めてきていました。
タデ科 ソバカズラ属







テイカカズラは徐々に花数を増してきそうです
キョウチクトウ科 テイカカズラ属







サネカズラ(ビナンカズラ)も顔を見せてくれていました。
マツブサ科 サネカズラ属






季節はいつの間にかどんどん進み・・・秋を肌で感じる日も近いようで
ちょっとしんみり 年甲斐もなく・・・おセンチになったの? 全く身にそぐわない
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ソテツ

2021-09-22 | 葛西臨海公園
ソテツのそばを通るとき 実に蜜のようなしずくを見ました。










葛西臨海公園にも「和のイメージ」を感じさせてくれる一面が♪
明かりがともっている場面は初めて!!!



このあたりのお楽しみ ヒヨドリジョウゴが丁度花と実をつけ彩を添えていたのです。





ヒヨドリジョウゴの透明感のある赤い液果の旬はこれからが本番になりそうです♪
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ハマゴウだらけ

2021-09-21 | 葛西臨海公園
見えるところ全部ハマゴウ~~~




足元もハマゴウだらけ




ハマゴウのかたまりの中にイソギクも同居しているのです。
なにかよく分からない小さな白っぽいつぼみがいっぱい 
始めはなに?って分からなかったです。 
よく見たら「なぁ~んだ」 ヘクソカズラだったのでした。
ツルが絡んでいないように見えたため ちょっと分かりにくかったです。
ヘクソカズラの別の一面を見た! そんな感じでした。







ヘクソカズラと言えば! 観察の対象になっているみたいで印がつけられていました。


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ヒガンバナ(9/13)

2021-09-20 | 葛西臨海公園
ヒガンバナ各種揃い咲きという感じ♪
▼葛西臨海公園駅が写っていました。
 陸橋を渡り終えた後 左手すぐに視界に入ってくる光景がこんな感じ(9/13)







薄桃色と朱色 見栄えがしました! 薄い花色は「リコリス」というのかもしれません。






赤色のヒガンバナには 果実をつける二倍体のコヒガンバナと
果実ができない三倍体の普通のヒガンバナがあるのだと思いました。
きれいに花を咲かせているのはおそらく三倍体のヒガンバナで
果実になっている株は先に咲いたコヒガンバナのものだと推測できます。





ひと足先に咲いたコヒガンバナの果実  小さいのは未熟な実かもしれません。






花も実も! 不思議な感じがします。 
果実は今咲いている花とは全く別の「コヒガンバナ」のもの  
きれいに咲いている今の花には 果実はできない






果実ができる二倍体のコヒガンバナと 実を結ばない三倍体のヒガンバナと
更に色違いのヒガンバナの仲間と
それぞれが自由気ままに生えていてまるで「三種混合」の風景をかもしだしているのでした。

下の2枚はコヒガンバナから遅れて咲いてきた果実のできないヒガンバナ 
まだつぼみもあり花はとても美しく映えて見えました。





ヒガンバナ三昧の至福のひととき♪  満足 満足 (*^。^*)


昨年 中身を取り出してみたコヒガンバナの果実
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キリ

2021-09-19 | 葛西臨海公園
葛西臨海公園にキリの木があるのに初めて気づきました。
果実を撮りたいと思っていて♪ 丁度よかった!!!
キリ科 キリ属



高木なのに 目の前にも枝を伸ばしていてよく見るのに都合がいいです♪
よく見てみると! なんだかおかしい~
果実はどれなの?って 不思議でした。



調べてみると キリはもう来年の花のつぼみをつけていたのでした。
もこもこしたオレンジ色はつぼみ  緑っぽい色で少し膨らんでいるのが果実



早くも翌年のつぼみをつけるなんて! 初めて知りました。




こっちは花の後の果実




「森の不思議」とタイトルをつけたくなるような出来事色々
ハチの巣!!!しかも大きくて怖そう・・・スズメバチに違いないです。
中にいるのが見えました!!! クワバラクワバラ・・・
その後確かめに行ってみたときには 駆除されたようで消えていて「ほっ!」





キノコの不思議




マークがつけられているのできっと観察対象になっているのかもしれません。



草木や虫たちの営み やがて消え入るときまでの間
人知れず静かに行われるものだと しみじみ思いを巡らすことになりました。
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ツルノゲイトウ

2021-09-18 | 葛西臨海公園
これはツルノゲイトウかもしれないです。
葛西臨海公園で初めて目にしました。
一か所のみでしたからそんなに増えることもなさそうだと思っているのです。
「困ったちゃん」のツルノゲイトウになりませんように願っておきます。
ヒユ科 ツルノゲイトウ属















前に見ていたナガエツルノゲイトウ

近似種の「ナガエツルノゲイトウ」は特定外来生物に指定されているそうですが
このツルノゲイトウはどうなんでしょう
ナガエツルノゲイトウより繁茂することはないみたいですが・・・
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クサネム

2021-09-17 | 葛西臨海公園
8月後半のこと クサネムに花が咲いていました。
今頃はマメをいっぱいつけていると思います。
マメ科 クサネム属











つぼみができるのを心待ちにしているアキニレですが 
まだまだ一向に気配さえもないです。
新しく出てきていた美しい葉などを鑑賞し 胸を静めておきます。








写真を撮ってきたのは8月の終わりごろでした。
この後再び訪れてみたら!!! 
小っちゃなつぼみや花がいっぱいついているのを見て感激でした。 
9月頃に開花することがアキニレという名前の由来になっているそうです。
そのときの様子は整理ができたらに♪
アキニレの木が近くにあれば 「今」!!! どうぞお出かけになり鑑賞されますように♪
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キカラスウリ

2021-09-16 | 葛西臨海公園
9月の始め頃 こんな風にキカラスウリがかたまりになり広範囲に生えていたのでした。
ウリ科 カラスウリ属 雌雄異株





カラスウリと同じようにレースみたいな花を咲かせ とてもきれい!
花が咲くのは夜 でも午前中の早い時間だとまだ見られました♪




つぼみもまだまだいっぱい見えます!







咲いている花はみんな雄花ばかりで・・・雌花はひとつも咲いていなかったです。
「雌花は毎年は咲かない」「雌株は花を咲かせた後枯死してしまう」
などの記述がありましたが・・・どうなんでしょう


キカラスウリ 果実はこんな感じ ずいぶん前に撮ったのを入れておきます。
2008年 家の近辺にあったキカラスウリの果実  
名前の通り「黄色のカラスウリという感じ」



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