真情の旅

散歩や旅行での写真と気ままな一言

小川の遊び

2016年12月30日 | 日本の旅
  長野県入笠高原・大阿原湿原


緑の空気が漂う
ジメジメ シトシト
心がうつむく
静寂な湿原の中

乾いた音色を奏でる
コロコロ コンコン
コロコロ コンコン
苔石を舞台のセットにして
軽やかに腰を振って踊る
小川の流れ
我を忘れる

    よいお年をお迎えください !

冒険心・・エルブロンネ展望台

2016年12月24日 | 海外の旅
イタリア北部エルブロンネ展望台の標高3466m
背景の奥に少しだけ見える山はイタリア名;モンテビアンコ(モンブラン)4810m


ロープウェイで標高3466mまで登る
山風騒ぐ展望台に
雲がわいたり消えたり忙しい
近くの山モンテビアンコも見え隠れ
冷たい風が顔を打つ
皆 しかめ面をしているが楽しそうだ

雪と氷のモノクロの地に
食料らしきものがない
寒さに耐えられそうもなく
下界とは遠くかけ離れた風景に驚かされる

この地に何を求めてやってくるのか
未知の世界に少しだけ触れる冒険心か
何か心を奪われる風景に
心は清々しく空っぽになった

寒さに耐えて・・チェルビニアの花

2016年12月23日 | 海外の旅
イタリア北部の標高2050mのチェルビニアに咲く花
黄色い大き目の花はキンポウゲ科、小さい花はスミレの仲間と思います。




チェルビニアに咲く花たちは
日の出前
寒さから身を守るため
花びらを小さく丸めて
じっと蕾のようにしている
周りは高い山
陽が当たる時間が短い

明るくなりはじめると
花びらは「開いても大丈夫かしら・・・」
と明るさに合わせて恐る恐る広げはじめる
雨が降ると
また閉じなければならない

毎日こんな暮らしで
疲れきっているだろうと思いきや
わずかの光で明るく元気に輝いていた
陽のぬくもりを大切に
寒さに耐えて

北方領土

2016年12月18日 | その他
札幌の北海道庁旧本庁舎
館内には北海道開拓の歴史のほか北方領土についての資料も展示されています。



安倍首相とプーチン大統領との会談があった。
北方四島の領土返還は、これからも長期間交渉が続くでしょうが、すぐには見込みなさそうです。
すでにロシア人が住んで、最近、街のインフラの整備も進んでいるとのこと。
今となっては、両国の平和的な友好関係を築いておしいものです。
昔住んでいた島民の生存者は約三分の一になったようで、少なくとも早く島への行き来ができるようになってほしい。
国後島生まれの私の父は、とうに死んでしまいました。

ひがみ・・コモ湖

2016年12月11日 | 海外の旅
イタリア北部のコモ湖にて
ローマ時代からの保養地 避暑地




湖畔に孤独な館を建て
豪華 豪華で埋めつくされた湖で
贅沢な暮らしに憧れてはみたものの
見栄をはり威厳をたもつ姿に
高尚すぎて近寄りがたく
心のゆとりがうすれ
豊かな自然の面影もうすれ
何かむなしさがこみあげる

これは縁遠い私の
ひがみからでしょうか