ラインの滝 スイス
「暴力をふるうな」
「他宗教の悪口を言うな」
「人種差別をするな」
「男女差別をするな」
「盗むな」
「嘘をつくな」
「他人の足を引っ張るな」
「いじめをするな」
「助け合いの精神で」
「人はみんな平等だ」
みんな分かっていても
自分に不都合だと逆を行う
銃は人が造ったもの
銃は自分の身を守るもの
銃は敵の侵略から守るもの
銃は侵略に使うもの
銃は正義のために
撃つたびに大きく叫び震えた
真っ赤な涙が大地を濡らした
花は見ていた
花は銃を造れない
花は銃を持てない
花は摘み取られても抵抗できない
花は出会った地で懸命に生きる
花の世界は静かだ
騒々しいのは
高等といわれる動物だけだ
花をアップに情景を表現してみました。
朝日を浴びて アサガオ
昼下がり ラン
黒い霧 (ブラックアウト)
夢うつつの心地良さも
突然激しく打ち破られて
電気も水も暖房も停止して
ひもじさが胸に浸み込む
黒い霧は人々の足元から喉元へと
押しつぶすようにあふれて
あたかも人々のためという
怪しげな経済効果の
先の見えない霧にまかれる
人々を見てうす笑いをうかべながら
悠然と構える雲の上の人がいる
優秀で我欲の強い雲の上の人に
操られて過ごす人間社会
人々のために明るく照らし
我欲の黒い霧を晴らしたなら
心からの青空が見られるのだが