超マイペースな女が一人で木工・家具工房を始めてみる。できるかな?

マイペースに木工・家具工房での日々を綴ります。
研修生時代~就職~リストラ~転職~復活~起業
ときどき趣味も。

ネット販売 3:凡ミス

2021-07-26 23:45:04 | 木工3・独立
ネット販売を始めてからは、小物を作るたびにネットのハンドメイドマーケットとフリマに出品していきました。

恐ろしいことに、どちらも売れ行きはワンシーズンに一個のペースでした。
出品自体は費用がかからないので全く売れなくても金銭的なダメージはありませんが・・・
ネット販売がメインでないとはいえ、これはひどすぎました。

「どうしたら自分の作品を見つけてもらえるんだろう・・・?」「どうしたら買ってもらえるんだろう・・・?」と考えながら、写真や見せ方、商品説明、価格設定、検索ワードなど、いろいろ修正してみましたが手応え無しでした。

売れないものを出品し続けるのは虚しい上に恥ずかしい。でも考えてみれば、そもそも存在すら知られていないのだから、売れてないことだって知られていない。
恥ずかしがるのは自意識過剰でした^^

売れない理由は、売り方の問題ではなく私の作品に需要がないとも言えますが、全く売れていないわけでもないので、あきらめるにはまだ早い。
若い頃、よく同僚から「辛抱が足りない」と言われ、「おっしゃる通り!」と思い当たる節が多々あったので、今回も、もう少し辛抱して地味な改善を続けることにしました。


そして、ネット販売を始めて10ヶ月目から、気づけば毎月一点は売れるようになり、そのうち月に複数個売れるようにもなりました。

先月、ややマニアックなお茶道具を作って五点出品したところ、夜中にも関わらず出品から二時間後に一点売れました。私史上、最速でした。
まるで売れっ子みたい!と気を良くして床につき、翌朝目覚めるともう一点売れていました。

さすがに、これには焦りました。
そんなはずはない。
何かの間違いか?
何かやらかしたか?


結果は、ちょっとやらかした感じです^^


古材を再利用した作品だったので、価値を見誤りました。
中古とアンティークの違いがわかっていないみたいな、うっかり中古品的な価格設定にしちゃったんですよね・・・
あぁぁぁ
猛省しました。

でも、あの売れ方や、閲覧数に対しての「いいね」の割合の高さなど、率直にうれしかったです。
売れっ子気分を味わえたことがうれしいのではなく、これが超お買い得品であることにすぐに気づく人たちがいる、てことがうれしいのです。
価格設定の失敗はさておき、ここには少なからず需要はあるわけで、私の将来のお客様たちが存在することがわかりました。

適正価格で売れるよう、良いものを作れるよう、腕を磨かねば。