石ころ

あなたの冠を奪われるな(黙示録3章)

 

わたしは、あなたの行いを知っている。見よ。わたしは、だれも閉じることのできない門を、あなたの前に開いておいた。なぜなら、あなたには少しばかりの力があって、わたしのことばを守り、わたしの名を否まなかったからである。(8)

 

障害をもった息子の高校受験の時、普通に扱ってほしいという願いをもったために、逆風の中で格闘することになった時、平安をたまわった、忘れられないみことばである。
ご真実な主はみことばどおりの門を開いてくださり、その後は、平らで真っ直ぐな道を備えてくださった。

 

信仰の初めは、乏しい信仰のすべてを注ぎ出して家族を巻き込み、ふるえながらみことばに留まる日々があった。そんな訓練の中で、みことばに信頼する確かさを、何度も何度も経験させてくださり、いつの間にか震えなくなり、聴いたことにすぐに感謝できるようになっていた。

 

主が忍耐のうちに育ててくださったことである。キリストは私たちの弱さをもご存じであり、祝福の門を開いて待っていてくださり、わずかな信仰をも、掬い取るように育ててくださる真実なお方である。

 

見よ。サタンの会衆に属する者、すなわち、ユダヤ人だと自称しながら実はそうでなくて、うそを言っている者たちに、わたしはこうする。見よ。彼らをあなたの足もとに来てひれ伏させ、わたしがあなたを愛していることを知らせる。(9)

 

責め立てるものが神の選びの民だと自称しても、彼らの行いによってサタンの選びの者となる。キリスト者を証してくださるのは御霊なる神。
私たちが、ただ主に信頼して、落ち着いてみことばに耳を傾けることは本当に幸いである。

 

私たちが神の子どもであることは、御霊ご自身が、私たちの霊とともに、あかししてくださいます。(ローマ8:16)

 

あなたが、わたしの忍耐について言ったことばを守ったから、わたしも、地上に住む者たちを試みるために、全世界に来ようとしている試練の時には、あなたを守ろう。(10)


 
科学が発達し、医学が発達して、人権意識も教育も行き渡り、人類はこれからいよいよ繁栄して、平和な未来がやってくる・・と、なぜか誰も思えないこの不安は、神様からの警告である。
聖書には終末が近づくにつれて世には艱難があり、いよいよ生きることが厳しくなると書かれている。

 

それゆえ今は救いの日として、世界中にあらゆる方法を用いて福音が伝えられている。
「キリストのあがないを信じて受け入れ、滅びから救われよ」と、イエス・キリストはへりくだって来る者を、今少しの時を伸ばして待っていてくださる。

 

信じる者はキリストの携挙によって、喜びのうちに天にあげられる。それは世の激しい艱難からの避けどころとして、信じる者に準備してくださったことである。
キリストが来られる日はいつかわからない。でも、聖書にはすぐに来ると繰り返し書かれてあり、今日か明日かもしれないのである。

 

わたしは、すぐに来る。あなたの冠をだれにも奪われないように、あなたの持っているものをしっかりと持っていなさい。(11)

 

キリスト者が信仰によってたまわっている冠を奪うものとは何だろう。
冠の価値を知らないなら、世のものと引き換えて失うだろう。しっかりと身に着けて生きていないなら、放置して世に忙しい間に奪われるだろう。主の来られる時がわからないからである。

 

勝利を得る者を、わたしの神の聖所の柱としよう。彼はもはや決して外に出て行くことはない。わたしは彼の上にわたしの神の御名と、わたしの神の都、すなわち、わたしの神のもとを出て天から下って来る新しいエルサレムの名と、わたしの新しい名とを書きしるす。(12)

 

新エルサレムで、私たちに記されるのはすべて神のものの名であり、それは私たちが完全に神のものとされたことを現す。真にこれこそキリスト者のゴールである。


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