石ころ

松林に向かって歩いて行く、潮の香りが微風に広がって・・
それは、過去に知っていた香りとは違っていた。
やわらかな心地よい香り・・

此処に来る前に見た、香りだけの不思議な夢。
景色は今、この目で見てのお楽しみだった!

ブーツの底が、一足毎にめり込む砂の楽しさ。
ゆっくりと、ゆっくりと歩いて・・めり込んで行く砂のクッション。

目を上げると蒼く広がる海原・・水平線に浮かぶ大きな船・・小さな船
ゆったりと、ゆっくりと動いている。

暖かな初冬の・・昼下がりの海で
何処に行くのだろう・・何をしているのだろうって・・

サファイアのような海の色は濃く、淡く、波は白く細かく砕けて泡だつ。
こんなにやさしい波もあったんだ。

足元に寄せる透明な青に引きつけられて・・
波はザザザ・・ザザザ・・とあまりに優しいから、
思わず「入りたい」って、言ってしまった。

温かい配慮の中にずっと浸って・・
導かれるままに身を任せて、与えられるままに受けていた。
主の備の中で喜びを食べ、人の温かさの中でくつろいでいた。

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