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石ころ

やっぱり寂しい



 日に日に暑さが増してきているのに、どうして聞こえないのだろう・・。以前は、寝苦しい夜やっと寝付いた頃にけたたましい声で私を起こしたホトトギス・・。そんな時は窓の戸を少し開け、一瞬の雲の切れ目から差す月光が裏山の森を照らす時、見えるはずもない声の主を追ってみたりした。

昔覚えた歌夜鳴く鳥の悲しさは、親を訪ねて・・や・・鳴いて血を吐くホトトギスとか・・とても切実な鳴き方をするから、その声を聞くと心がゆれる。

だから、居ない夏はとても寂しい。
居なくなられては困る。夜中に起こされても、もう、うるさいなんて言わないから戻ってきて、けたたましい鳴き声で私を掻き立てておくれ「夏だよー夏だよー」って。確かにお前の声は夏に似合っている。

ウグイスは沢山鳴いているのにホトトギスが居ないのは、ウグイスが賢くなって、もうホトトギスの赤ちゃんポスト役なんてしなくなってしまったのかなぁ・・。

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