今年のチューリップは紫と黄色ばかり・・、「揃い咲き」という言葉は覚えているけれど、こんな色を選んだかは定かでなくて、ちょっとがっかり。チューリップは赤がないとつまらない。
さすがにもう限界のアスパラ菜を片付けた。作業を見ておられたご近所さんが、
「長い間、養のうてもろうたな～」と言われた。
「ほんまに！冬中ずっ～と食べ続けました～」と笑った。
半年もの間、次々と脇芽が出て来て、香ばしい蕾を食べさせてもらった。菜っ葉好きでなくても飽きのこない優れ野菜は、茎も根もがっしりと太くて、プランターをひっくり返さないと抜けなかった。ありがとう。ご苦労さまでした。
今日は、早生オクラの種を水に浸した。去年の残りものだけれどたぶん平気でしょ。二年前の春菊の双葉も生えそろっている。種は生きているのだと、命を持っているのだと、双葉が出てくる度に感動する。
種の使用期限って古い種を買わないためにあるのかな・・。
本葉が尖っているものの双葉は丸く、丸い本葉の双葉は尖っている。このことに気付いた時は感心した。双葉を食べると毒だと聞いた事があるので、「本葉じゃないよ～」という印なのだと。創造された神さまは細やかなお方だから・・。
冬の間に荒れた庭の雑草を抜いて、落ち葉や枯れ枝を取り除き、植木鉢の土を広げて太陽に当てる。
苦土石灰や新しい土などを入れて、花の種まきの準備もしないと・・、春は土いじりが楽しくも忙しい。自分のしたい事をして遊ばせて頂ける幸せに感謝がいっぱい。
今日は春風も太陽もいっぱい！
クマガイソウは庭の好きな所に行列を作り、エビネの丸い芽も出て来た。苔はいつも変わらずふかふかだけれど、ちょっと元気がない。カラカラで雨が降らないからね～。
手袋を脱ぎ捨てて疲れた腰を伸ばし、冷蔵庫から出した大きなイチゴにかぶりつく。いえいえ、こんな贅沢イチゴは自分では買わない。２パック！友人が持って来てくださったからこその贅沢。
「よくやった！」と自分へのご褒美。この甘ったるい言葉は嫌いだけれど、今だけいいか・・。
