石ころ

「来なさい」(2)





 ヨハネの死を聞かれたイエス様は「ひとりで寂しい所に」行かれた。
パンの奇跡の後も、ひとりで山に登られ夕方までおられた。
イエスの孤独が染みるような箇所である。御父との交わりだけがイエス様の力だった・・。

御父から注がれる力によって、イエス様を真に知る者の無い世で働かれていた。イエス様は完全な人であったのだから、寂しさも孤独も・・心の痛みもやりきれなさもご存じだった。

 群衆のために「あなたがたで、あの人たちに何か食べる物を上げなさい。」と言われて、準備できたのはひとり分ほどのパンと魚だった・・、けれどそれで十分だったのだ。
それはイエス様の祝福によって無限に増えた。必要な人のすべてを完全に満たしてなを余るほどに・・。私たちはどんな時も、主に在って「足りない」と恐れることはないのだ。

「イエス・キリストは、きのうもきょうも、いつまでも、同じです。」(ヘブル13:8)
このみことばを知っていても、問題に出会った時にうろたえる不信仰。弟子達も再び同じ問題にであった時、同じようにうろたえているけれどそれが人なのだろう・・。


 湖の上を歩くイエス様に恐怖する弟子たち。常識ではかれない時人は恐怖する。でもイエス様は初めから終わりまで、人の常識ではかれる部分なんか無かった。人の造った神なら人の常識の通りだろうけど・・。
人を造られた方のことは、多くのことを教わっても少しずつしかわからない。
しかし、「しっかりしなさい。わたしだ。恐れることはない。」みことばは何時も信仰に引き戻してくださる。

イエス様の「来なさい」という御声に信頼して水の上を歩いたペテロだったけれど、波風を見て恐れに捕らわれ沈みそうになった。
「主よ。助けてください。」と主に呼ぶことは、不信仰な自分をそのまま主に持って行くこと。

「信仰の薄い人だな。なぜ疑うのか。」と聞くけれど、主の御手はもうペテロをつかんでくださっている。叱責よりも早く救っていてくださるのが主の御真実。だから、主に叱られることは甘いのだ。

不信仰を暴露される度に差し出してくださる御手。キリストの温かさを経験させつつ成長させてくださる主。
「来なさい」と今日も呼んでくださっている。

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コメント一覧

ムベ
まだ続く・・
イエス様に見初められてから、身の程という言葉さえも
忘れてしまっていました。アハハ・・


身の程は

ころっと忘れし

白梅に
電気屋
「早春の

足元に咲く

空もあり 」

お付き合い頂きありがとうございます。
そうそうこうゆうこと言いたかったんですが所詮凡人には制限有る言葉の中に収めるって事が難しゅうございます。
それでも写真のオオイヌノフグリの様に地上に春霞の天を映してもらえたら何て素晴らしいだろうと

そんな時にはいつもに増して造り主を褒め称えさせてもらいます。
どうやればちりの上に天を自分を表現できるかなどと愚かにももがいていた頃(今でも時々もがきますが)も多々ありましたが、装わせて下さるのは主ですので時が来ればと、主に期待しております。

そこで一句(←またかよ!ってね)

身の程を

知りて知らずか

春のはな  
ムベ
うたあそび・・面白いですね

私もオオイヌノフグリが大好きです。
小さな花ですが、少しでも開いている姿を見つけると嬉しくなります。
晴れ間だけ開くのですよね。


早春の

足元に咲く

空もあり
電気屋
返してくださるとは、さすがでございます。

踏まれても、天に向かってそれぞれ小さく可憐な花を咲かせるオオイヌノフグリは私の中で一番春を感じる花の一つ。
そんなお気に入りの場所は、たいてい、お日様が豊かにそそいでいて立ち昇る土の香りが何ともイイものです。




道端で

うつして碧き

春のそら

ムベ
怒られても叱られても、ひとりより良い
「 主よ。たすけてください」
「そこで、イエスはすぐに手を伸ばして、彼をつかんで言われた。「信仰の薄い人だな。なぜ疑うのか。」(マタイ14:31)
この順序に気付いて感動しました。

「よくやった。良い忠実なしもべだ。」よりも、私はこっちの方が好きです。アハハ・・

御国まで 叱られながら 後を追う
電気屋
『主に叱られることは甘い』

”そいあい”に叱られる事は、伴侶を持った者ならではの特権、そこで一句

あとなんかい

おこられることさえ

主のめぐみ

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