「本当はね、『今日は用事があるから』とお断りしょうかと思ったよ。昨日の雨も止んで、すごく菜摘に行きたかったから。」
彼女の菜摘好きはとっくに知っていたので、
「そんなことなら、用事があるなんて言わないで『菜摘に行くから休もう』でいいのに。」
「でもね、私はイエスさまにこんなに良くしてもらっているのに、菜摘なんか選んだら申し訳ないなぁと思ったの」
「そうね、その気持ちはとてもよく分かるわ、それは素晴らしいことだよ。」
「イエスさまが、菜摘に行ったからって罰を当てたりしないと分かってはいるけれど、やっぱり・・イエスさまのお話を聞くことにしようと決めて菜摘をあきらめたから。」
「大丈夫よ。今から行ってくればいいよ。イエスさまが一緒だからとても楽しいと思うよ。」
「いや、今頃からだったら・・」
そう・・菜摘は誰よりも朝早く行かないと誰かが摘んだ後に行っても骨折り損。10時頃から行ってもあるはずもない・・普通はそうだけれど・・
「私はね、イエスさまのことを先にして、手遅れになったことなんて今まで一度もないよ。数限定の特売の品物だって、ちゃんとひとつ残して下さっていたことが何度もあるよ。そんなときは倍嬉しい。」
「そうそう、確かに私も最近そんなことを経験しているわ。」
ということで彼女はそれから山に行かれた。
今日とても興奮した様子で話して下さったことは、なんと辺り一面いっぱいの山菜に出会って、イエスさまイエスさまと喜んで、楽しんで採って来たとのこと。
彼女が喜んでいるのは山菜だけではないことが分かる。山菜だけなら私に話すことはないから。彼女はこのように備えて下さったイエスさまが嬉しいのだ。顧みて下さったお方を喜んでおられる。
私までご真実な主に感動していた。こんなに小さな者に、このような卑近な事柄にさえ、ご自身を現して導いてくださるお方がとてもとても嬉しい!まことに主は生きておられると・・・。小さな事柄を通して永遠のいのちを信じる信仰に導いていてくださる。みことばをリアルに味わうことを導いて下さる。ハレルヤ!
「主が家を建てるのでなければ、建てる者の働きはむなしい。主が町を守るのでなければ、守る者の見張りはむなしい。あなたがたが早く起きるのも、おそく休むのも、辛苦の糧を食べるのも、それはむなしい。主はその愛する者には、眠っている間に、このように備えてくださる。」(詩編127:1~2)
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