在る大学で、茶髪を止めれば1万円支給という記事を、ブログで見てあきれた。
私には茶髪に鮮烈な思い出がある。息子と同級だった若者が、ある日、光るような金髪で現れた。今まで見てきた彼との落差に驚いて、いったい何があったのかと思った。彼のお母さんに出会った時、思い切ってその事を聞いてみた。
彼は大変な病気に罹っており、やがて厳しい治療が始まるとの事だった。治療の副作用で髪の毛が抜けてしまう前に、ちょっと遊んで居るのだとのこと。あまりにも意外な事情に、私は励ます言葉もなく呆然とした。
私に出来ることは祈ること。しかし、以前に福音を伝えようとして断られていたので、影で祈った。祈らずには居られなかった。イエス様には申し訳ないけれど、愛深い全能者に憐れみを請うために祈って居た。その後、彼は回復して幸せな家庭を持って居られる。
聖書の中で10人のライ病人を癒されたように。癒されても、救いを求める者はたったひとりでも、イエス様は憐れみ深いお方。しかし、病気は何度癒されても人は必ず死ぬ。イエス様のところに戻らない限り本当の救いはない。
癒された彼の姿を見て、それでも私は嬉しかった。イエス様にそっと感謝をした。それは私に、イエス様への信頼を増す経験となった。きっと私もそっと祈られているのだろう。御霊も私の内に在って何時も祈っていてくださる。そんな中で、今日も穏やかに過ぎて行くのだと思った。
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石ころ
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