石ころ

キリストに在る忍耐(Ⅰテサロニケ1章)

 

私たちは、あなたがたのことを覚えて祈るとき、あなたがたすべてについて、いつも神に感謝しています。
私たちの父である神の御前に、あなたがたの信仰から出た働きと、愛から生まれた労苦、私たちの主イエス・キリストに対する望みに支えられた忍耐を、絶えず思い起こしているからです。
神に愛されている兄弟たち。私たちは、あなたがたが神に選ばれていることを知っています。(2~4)

 

思い出すたびに神に感謝があふれる教会は、パウロの働きが結んだ実であり、それは神とパウロたちの喜びである。

 

「信仰から出た働き」は、人の思い付きや、世の欲求を満たすための働きではなく、聖霊に導かれて神のみこころを行う働きであり、

 

「愛から出た労苦」
うちに居られるキリストの愛より発した労苦であり、世では評価されることのない隠れた労苦、キリストだけが知る労苦なのだ。

 

「キリストに対する愛に支えられた忍耐」
キリストの十字架の愛によって救われた者が、世では報われることのない労苦に忍耐できるのは、キリストの愛が魂を覆っていて、平安のうちに在るからである。

 

その忍耐は憎まれても恨みを持たず、評価されなくてもひねくれることもなく、何時も望みに満たされて、清らかな喜びの中で、すべてを受け入れことが出来る。
それは世には無いものゆえに、キリスト者が神に愛され、選ばれていることがわかるのだ。


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