「すべての人間の心は、いや、さらに一歩を進めていえば、いのちある一切のものは、愛に飢えているのだ。
神でさえも、神自らの本性であるこの生命の大法則に従うものだとも言えるであろう。
このことを信じない者は、根本的に人間を誤解するのである。
ところが、神を愛することは、すなわち神において、神の力によって、すべての人間を愛することであって、
実にこの神への愛こそは、口うるさく説かれるばかりでほとんど実行されない、いわゆる「人間愛」のただ一つの真実の根本であり、可能性である。
神への愛がなければ、人間は人を愛する力がまったくない。どんな人も、利己心は常に、単なる人間的な愛情よりも優勢である。」
ヒルティ著 幸福論(第2部)より
ずっと疑問であったことが解けた。「近しい人をも愛せなくて、どうして神を愛することが出来ようか。」と悩んでいたけれど、それは逆だった。
これなら私にも望みはあることになる。神は求める者の必要を、必ず満たしてくださるお方であることを知っているから。
「求めなさい。そうすれば与えられます。捜しなさい。そうすれば見つかります。たたきなさい。そうすれば開かれます。」(マタイ7:7)
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